脚本家の仕事とは?シナリオライターとの違いや必要な資格をご紹介

masman

by MATSUZAWA

更新日:2019-06-27

公開日:2019-06-27

脚本家

今回は脚本家に関して、脚本家の仕事内容やシナリオライターとの違いについてまとめました。また、脚本家になるための大学や必要な資格についても紹介するのでぜひ参考にしてください。

       

脚本家はドラマや舞台、映画などの脚本を考えたり実際に作る職業です。

しかし、脚本家は普段どのようにして脚本作りに取り組んでいるのでしょうか。

また、脚本家になるためには必要な資格やスキルがあるのでしょうか。

そこで今回は将来脚本家を目指している方のために、脚本家の仕事内容や目指すための大学や資格について詳しく紹介します。

脚本家とは?

脚本家

脚本家とは、皆さんもご存知のとおり映画や演劇、ドラマなどのストーリーを作り、登場人物である各配役のセリフやナレーション、また動きや仕草などのシナリオを書く職業です。

一言に脚本家といっても活躍する場所がたくさんあり、映画や演劇、ドラマも含め、テレビ番組やラジオ放送、コンピューターゲームの脚本を手がける場合もあります。

いずれの分野においても専門性と芸術的スキルや感性が必要とされる職業であるため、一人前の脚本家として活躍するには相当な時間を費やすことになります。

脚本家とシナリオライターの違い

よく「脚本家」に加え、同じような業界で働く人を「シナリオライター」と呼ぶことがあるためその違いについて気にしている人がいますが、実は脚本家、シナリオライターはどちらも同じ意味です。

しかし、それぞれの言葉が使われる場面や使われ方に関して、若干の違いがあります。

というのも、業界では映画や演劇、ドラマなどの脚本を手がける場合には、「脚本家」という言葉がよく使われ、一方で、コンピューターゲームの脚本を手がける場合には「シナリオライター」という言葉がよく使われる傾向にあるからです。

脚本家の主な仕事内容は?

普段私達が映画や演劇、ドラマを鑑賞する際には俳優や女優などに意識が行ってしまうため、脚本家という職業を知っていても、実際にどのような仕事をしているのか知る機会が少ないと思います。

そこで、脚本家が各芸術作品の脚本を実際に手がけるとき、どのようにして仕事を行っているのか、その仕事内容について一緒に考えていきましょう。

仕事その1:イメージの構想、物語の設計

脚本家としてどんなに優れたスキルや感性があったとしても、作品のアイディアやイメージが無いことには何も始まりません。

そのため脚本家がまず行うことは、これから作り上げる作品のテーマやイメージを構想することです。

ゼロの状態から全く新しい作品を作り出すこともありますが、身の回りで実際に起きていること、脚本家自身が実際に経験したこと、また社会的問題などを作品のテーマとして全体的なイメージや構想を決めていきます。

ある程度どんな内容でどんな物語にするのか、全体的な脚本の設計をしていきます。

仕事その2:脚本原稿の修正

脚本は一度出来上がってもそれで完成ではなく、実際に映画の撮影や舞台の稽古で使われる際に何度も脚本原稿の修正を行っていきます。

というのも、同じ物書きでも小説家とは異なる脚本家ならではの重要な役割があるからです。

小説の場合、基本的には文字情報だけなのでストーリーの展開や様子というのは読者の創造力に委ねられています。

しかし一方で、脚本家の場合は作品を演じることになる俳優や女優の動きや仕草など視覚的な要素も考慮に入れながらそれに合致したセリフや原稿を作っていく必要があるのです。

そのため、稽古を行う際に一度動きと原稿を合わせ、不自然なところや動きに合わないところがある場合には何度も脚本原稿を修正し、完成形を作り上げていくのです。

仕事その3:小説や映画などのリメイク

以上で挙げた2つの仕事以外にも、既に存在している小説やドラマ、映画などの脚本をリメイクし、観客のニーズに合った新たな作品を作り上げるということも脚本家の重要な仕事の一つです。

たとえば、世界中で有名な海外の演劇や映画、ミュージカルなどの脚本をそのまま翻訳しただけでは文化的、価値観的な違いからその内容を理解することができない場合があります。

また、特に映画の場合には放映時間や尺が予め決まっていることもあるため、それらを鑑賞する人、もしくは放映枠に適した脚本にリメイクする必要があるのです。

脚本家になるには?必要な資格やスキルは?

脚本家

以上の3点が脚本家の主な仕事内容となります。

それでは、将来脚本家を目指している方のために、脚本家になるための大学や必要なスキルについて紹介します。

脚本家は実力が全て物を言う世界

テレビ番組やゲームの脚本家になるには、各関連企業が行っている採用試験に受かることで働くことができます。

しかし、映画やドラマ、演劇を手がける脚本家の場合には、相当な芸術的スキルやセンスが必要不可欠で、また特別な資格もないことから新卒で取ってくれるような企業はまず無いでしょう

フリーの脚本家や自分の事務所を立ち上げることによって脚本家として仕事をしている人ももちろんいますが、やはり実力と実績がすべて物を言う世界であるため、安定した収入を得ながら活躍できる脚本家は非常に限られています。

大学やシナリオスクールに通うことによって脚本家になれるチャンスが増える

日本最高峰の芸術系の大学である東京芸術大学や脚本家について学べる専門学校、シナリオスクールに通い将来脚本家を目指している方もいます。

そのような大学や専門学校を卒業したからと言って必ずしも脚本家になれるわけではありませんが、脚本家への道が開けるチャンスがたくさんあることは確かです。

というのも、芸術系の大学や専門学校では、映画や演劇など芸術作品の公募やコンクールを定期的に開催しており、それらのイベントには著名な脚本家や映画監督などが審査員として参加することがあるため、そこで結果を残すことができれば脚本家としてのオファーが来るかも知れません。

脚本家の仕事とは?まとめ

今回は脚本家の仕事内容やなるための方法について紹介しました。

脚本家には様々な種類があり、映画や演劇、ゲームなどそれぞれの分野によって仕事内容が異なります。

最も代表的な映画や演劇の脚本家の場合、実際に脚本を手がける際にはゼロから全く新しい作品の構想を始める場合もありますが、既にある作品のオマージュをする際には鑑賞する人や演じる人、物語の長さなどを考慮して脚本を書いていきます。

また、脚本家になるためにはこれと言った資格や方法はありませんが、大学や専門学校の芸術系のイベントに参加し、そこで結果を残すことにより脚本家になるためのチャンスが増えることは確かです。

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