洋裁技術検定とは?試験の難易度は初級・中級・上級で変わる?

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by 資格広場編集部

更新日:2019-10-10

公開日:2018-05-21

ラックにかかる服

婦人服や子供服などの洋服を作る技術と知識を調べた時に必ず出てくる洋裁技術検定とは一体どういう試験なのか、また正式名称を洋裁技術認定試験といい認定試験の初級、中級、上級と検定試験における難易度の違いには何があるのかもご紹介します。

       

洋裁技術検定とは幅広い年齢層の男女が目指せる、運営元の日本ファッション教育振興協会が認定する服飾・デザインの教育機関の学生を対象にしている資格です。

学んだ知識や技術を基準によって審査し、その能力を社会に証明することを目的としていて、ファッション業界で強みを発揮します。

また洋裁技術検定とは正式名称を洋裁技術認定試験といい、学んだ知識・技術をレベルごとに初級、中級、上級に区分し試験を実施しています。

洋裁技術検定とは何か

洋裁とは洋服を作るための裁縫のことで、型紙の製作から仕上げまでの課程があり、洋裁技術検定での試験科目は「理論試験」「実技試験」の2科目があります。

洋裁技術検定とは、正式名称を「洋裁技術認定試験」といい、ファッション業界で活躍する際にとても有利になる資格です。

服作りの知識、技術には国内・国外を問わず多様なものがあり、これらの知識や技術の原理を理解して身につける必要があります。

試験のレベルも初級、中級、上級と分かれていて上級に合格する事が出来ると就職や転職に有利になるだけでなく、独立も可能となる資格です。

集中的に学ぶ事が出来る専門学校や講座へ通う必要があるため、まずは各校が行っている無料資料請求をして情報を集める事からスタートします。

各校によって力を入れている部分が違うので、無料の資料で見比べる事がとても大切になりますので、まずは各校の資料請求を行って情報収集する事が大切です。

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洋裁技術検定を活用できるのはどんな仕事?

洋裁技術検定とは、洋裁全般に関する知識・技術を習得して就業を希望希望する人に、学んだ知識や技術を客観的基準により審査してその能力を証明することを目的としています。

洋裁技術検定の上級資格者は、アパレルメーカー企業の専門技術者として就職出来ます。

また洋裁教室を開いて洋裁の先生を務める事や、在宅で仕事をして副収入を得ることも出来ますので、デザイナーやパタンナーとしてファッション業界で非常に幅広く活躍する事が出来る強い資格です。

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洋裁技術検定で合格するために必要な知識

洋裁技術検定で合格するために必要な知識

正式名称の洋裁技術認定試験はデザインから型紙製作、裁縫から仕上げまで洋服、主に婦人・子ども服の一連の製作過程に関する幅広く全般的な知識が問われ、作品製作の技術も必要となります。

初級では基礎的な力を問いますが、中級や上級になってくると、立体裁断やデザイン画の作成などのより専門的な知識技術が問われます。

初級、中級、上級の試験でも求められる物は全然違いますので、まとめてご紹介します。

初級・中級・上級で問われる知識と技術

洋裁技術検定とはアパレル業界やファッション業界で能力を生かす事も出来、実際の仕事を通じて色々な衣服作りに挑戦できる資格です。

正式名称の洋裁技術認定試験では「理論試験」「実技試験」に分かれますが、理論試験では知識を求められ、実技試験では服飾制作の技術力を審査されます。

上級の資格取得をするとアパレル界では専門技術者として認められ、独立という道を選べる資格でもありますので、ファッション業界で服を作りたいと思っている方の多くが資格取得を目指しています。

まずは初級、中級、上級で問われる知識と技術の幅をご紹介します。

初級で求められる知識と技術

正式名称の洋裁技術認定試験の初級では洋裁に関する用語や常識、日常で使う衣服の素材についての基礎的な知識が求められます。

また技術面では、婦人服と子供服が制作できる技術が必要となりますので、基礎知識も大切ですが技術面を学ぶ事に時間を割く必要があります。

初級
知識 ①洋裁用語・用具
②服装常識
③日常着の一般的な素材知識
④基礎製図
⑤実技に必要な知識
技術 婦人、子供服の平常着の制作が出来る技術

中級で求められる知識と技術

洋裁技術認定試験の中級で求められる知識では、初級で学んだ基礎知識を踏まえつつ、洋裁用語や用具に加えて流行と服装の社会性、服飾マナーがテストされます。

またその他にも素材、服装の色彩、スタイル画も書ける様にならなくてはなりません。

実技は服飾の専門知識を学ぶ必要があり、一般的デザインの作品の制作となりますのでファッションについて全般的な知識と今の流行に合った洋服の作成を求められます。

中級
知識 ①洋裁用語・用具
②流行
③服装の社会性、服飾マナー
④素材
⑤服装と色彩
⑥スタイル画
⑦実技の専門知識
技術 一般的デザイン作品の制作が出来る技術

上級で求められる知識と技術

洋裁技術認定試験の上級では中級で学んできた①~⑦の専門知識に加えて、服飾の歴史や流行と社会生活における繋がり等の服飾全体の知識が求められます。

上級で求められる技術では中級よりも応用が必要となる一般的デザイン作品の制作を求められる為、技術面をさらに磨く必要があります。

上級
知識 ①中級①~⑦の専門知識
②服装史
③流行と社会生活
④実技に必要な知識
技術 一般的デザイン作品の制作

洋裁技術検定認定者になるために受験資格

洋裁技術検定の受験資格

洋裁技術検定とは試験を受験するために受験資格が必要となります。

受験資格は洋裁技術検定の運営管理を行っている日本ファッション教育振興協会が認定している学校の学生のみが受験の資格を与えられています。

日本ファッション教育振興協会が認定している学校は、主に服飾関係の専門学校が多い傾向にありますので、正式名称の洋裁技術認定試験の受験資格を得るには認定されている学校に通う必要があります。

洋裁技術検定の運営管理団体

洋裁技術検定の資格は「日本ファッション教育振興協会」が運営管理を行っております。

日本ファッション教育振興協会とは
日本ファッション教育振興協会は、ファッションに関する知識・技術の向上・普及・振興を図るために1969年に設立された団体です。ファッション業界で知名度が高い「ファッションビジネス能力検定」や「ファッション販売能力検定」、「パターンメーキング技術検定」などの検定試験の運営元でもあります。

和裁検定資格ファッション色彩能力検定の詳しい内容はこちらからご覧ください。

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洋裁技術検定資格取得の為の勉強法

洋裁技術検定資格取得の為の勉強法

洋裁技術検定とは、正式名称で洋裁技術認定試験といい、運営元の日本ファッション教員振興協会が認定した服飾系教育機関の学生を対象にしており、3級は2年間、2級では3年間の教育期間が想定されていて、資格取得のためには協会認定の専門学校または教育機関で学ぶことが必要です。

上級取得には受験資格だけでなく、技術面でかなり専門的な事が要求されるので独学での合格は難しくなります。

理論試験に関しては、協会が発行するガイドブック試験問題集を読んで傾向と対策を把握する事が大切です。

洋裁技術検定の専門学校と指定講座について

日本ファッション教員振興協会が認定した学校の生徒にしか受験資格が与えられない為、資格取得をするためには認定校に指定されている専門学校に通ったり講座を受講する事が必要となります。

まずは指定校や講座を開いているスクールが行っている、無料資料請求をして学校や講座内容の情報を集めて入学の検討をしましょう。

学校毎にファッションの力を入れている部分が違いますし、日本ファッション教員振興協会の指定校に認定されているのかということも確認できるので、まずは無料の資料で見比べる事がとても大切です。

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洋裁技術検定の受験料金と試験日

洋裁技術検定の試験日

洋裁技術検定の受験料金と試験日についてご紹介します。

受験料金の他に料金が発生するものがあり、洋裁技術検定に合格した後に資格認定料金という物が発生しますので注意が必要です。

また試験日は、1年に1度しか開催されないので、しっかりと準備をして試験に臨むことが大切です。

洋裁技術検定の試験料

受験料は税込3,500円(合格者には別途認定料 2,500円が必要)

試験の料金は初級、中級、上級のどれもが一律で税込み3,000円で受験が出来、実技と理論の試験を受験することになります。

また、合格した後に資格認定料金として2,500円が必要となりますので、上級までの取得を考えている方は5,500円×3=16,500円が上級資格取得までの料金となります。

洋裁技術検定の年間試験回数と試験日

試験は会場は協会の認定校にて年に1回実施され、試験日は1月の第3日曜日に試験が行われます。

一年に一度しか試験が開催されない為初級、中級、上級の試験内容を把握した上で理論の勉強も必要ですが、特に実技の知識技術を磨く事が必要となります。

洋裁技術検定試験科目等の内容

洋裁技術検定とは正式名称を洋裁技術認定試験といい、試験は初級、中級、上級に分かれており、それぞれ理論実技の試験があります。

初級では、洋裁用語・用具、服装常識、日常着の一般的な素材知識、基礎製図、実技に必要な知識に関する問題が出され、実技は婦人、子供服の平常着の制作をします。

中級では、洋裁用語・用具、流行、服装の社会性、服飾マナー、素材、服装と色彩、スタイル画、実技の専門知識の分野から出題され、実技では一般的デザインの作品の制作を行います。

上級では中級で扱う分野の専門知識に加えて、服装史、流行と社会生活の知識が出題範囲に含まれ、実技では一般的デザイン作品の制作が課題です。

洋裁技術検定資格取得後の就職先と年収

洋裁技術検定

洋裁技術検定資格を取得することで洋服を作る際に必要なデザイン、素材を選定し型紙を起こして、生地を裁断し縫製するという一連の流れを自分一人で行うことができます。

そこで、洋裁技術検定資格取得後の就職先年収について一緒に見ていきましょう。

洋裁技術検定所持者の職業

この資格は婦人服と子供服の製作に関する幅広い知識と技術を持っていることを示すので、ファッション業界で様々な職種に就職が可能です。

アパレルメーカーの企業やデパートの洋服売り場、リフォームショップなどに勤務するほか、技術を生かしてカルチャーセンターや自宅で教室を開いたり、業務委託の契約や自宅で注文を受けてオーダーの服を製作して仕事をする場合が多いです。

特に上級の資格習得をすれば、ファッション業界では強く求められる人材となる事が出来ますので、上級の資格習得に力を入れている方がかなり多く見られます。

洋裁技術検定の年収

アパレルメーカーなどの企業に就職する場合は、勤務先会社の給与体系に従いますので、一般的な会社員と同等の給与水準となり、他の業界と比較してあまり大きな違いはありません。

また正社員ではなくパートタイムでの勤務や在宅の業務委託という形で仕事をする人もいます。

専門知識のあるアパレル販売員として就職する場合は、250~300万円が平均年収となります。

パタンナーやファッションデザイナーとして活躍する場合は、400万~650万円が平均年収となっております。

また服飾の専門知識を活かし、百貨店やアパレルメーカーなどでファッションアドバイザーとして、販売から在庫の管理、仕入れなどを行う仕事にも就くことができるでしょう。

在宅で得られる収入はおおむね数万円程度ですが、洋裁教室などを行うなど技術や業務量次第では高収入の可能性もあるでしょう。

洋裁技術検定に向いている人と将来性

洋裁技術検定の将来性

ファッション全般に興味を持ち、流行に敏感でデザインや色彩のセンスがあることが基本です。

手先が器用でものづくりが好きな人には適してします。

特に型紙の製作から裁縫、仕上げまでの洋裁全般の一通りの技術を余す所なく身に付けたい人に向いています。

また将来ファッション業界やアパレルメーカーに就職を望んでいる方、自ら洋服の制作を行っていきたい方に有利に働く資格となります。

洋裁技術検定の現状

洋服の製作に携わる業務に就くのに特別な資格は必要なく、技術と経験が重視されます。

資格を取っておけば、自身の服飾技術を客観的に証明することができますので、特に上級資格を持っていれば就職や転職に有利に働きます。

実務経験の少ない新卒者の就職の際にはアピールできる要素となるので、ファッション業界に就職する上で上級資格の取得は重要となります。

洋裁技術検定の将来性

アパレル業界では、年々国内及び海外で競争が激化してきています。

競争力を維持するためにどの業者もコスト削減を目指して人材雇用の省力化やAI技術の導入に取り組んでいます。

そうした状況の中でも知識技術を持った人材は常に重宝されますので、服飾技術の客観的な証明になる資格を取っておくことは有利に働きます

インターネットを通じてフリーランスの作家やテーラーとして活躍する機会も増えてきています。

洋裁技術検定の独立について

上級資格を取得し、洋服の型紙の製作から裁縫・仕上げまでの全般的な技術を身に付けていることを強みにしてキャリアと経験を積めば、テーラーとして開業したり、デザイナーなどとして 独立することも可能です。

ファッション業界での独立開業には、同じ協会が主宰しているファッションビジネス能力検定試験の受験も洋裁技術検定と合わせて合格するとより強みが出ます。

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洋裁技術検定の正式名称と初級・中級・上級試験の難易度まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は洋裁技術検定とは何か、その正式名称と初級・中級・上級の難易度や試験内容についてまとめました。

特に洋裁技術検定の上級資格は、ファッション業界で活躍を目指している方にとても有利に働きます。

試験合格を目指すには、受験資格である日本ファッション教員振興協会が認定している学校や講座の生徒でなければならないため、まずは各校の資料請求を必ず行いましょう。

色んな学校や教室によって強みが違いますので、必ず無料の資料請求で情報を集めてから比較した上で、入学するようにしましょう。

気になった皆さんは、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?皆さんの資格取得を応援しています。

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