和裁検定資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

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by 資格広場編集部

更新日:2019-05-06

公開日:2018-05-21

振袖・訪問着などの日本の伝統衣装である和服を仕立てるための和裁技術を測る試験が、和裁検定です。東京商工会議所が主宰するこの試験は、国家資格である和裁技能検定と並んで、着物業界では大変知名度の高い資格です。4級から1級まであり、各級とも学科と実技が課されます。上級資格特に1級取得者は高い評価を得ています。

       

和裁検定は幅広い年齢層の男女 (女性が多い)が目指せる、和裁業界では知名度が高く、国家資格と相互に関連性がある資格です。
和裁検定資格取得者は他にも検定(会議所)、東商検定と呼ばれております。
和裁検定の資格は「民間資格」です。

資格広場は、和裁検定になるには?和裁検定なるためには?和裁検定になりたいを応援しております。

和裁検定に必要な知識・受験資格

1級~3級では、実技試験として女子用あわせ長着の製作および部分縫い、筆記試験では職業としての和裁の常識と裁断図解に関する出題がされます。4級では和裁の常識と裁断図解の基礎知識が問われ、実技試験では女子用浴衣の製作を行います。実技試験は長時間になりますので、集中力も必要です。

和裁検定の資格は「東京商工会議所」が運営管理を行っております。

東京商工会議所とは:
東京商工会議所は、東京23区内の商工業者の会員で構成される民間の総合経済団体です。商工業の総合的な発達と社会一般の福祉の増進を目的に、以下の活動しています。経営支援活動・政策提言活動・地域振興活動を3つを柱とした事業を行っています。和裁検定をはじめ、カラーコーディネーター検定試験などの知名度と信頼性の高い試験を主宰しています。

和裁検定

和裁検定の仕事内容

和裁検定とは東京商工会議所が主催する着物の仕立てなど、和裁の知識と技能を審査する資格です。1級から4級までの4つのレベルがあります。2級までは受験資格はなくだれでも受験できます。1級受験者は、和裁検定または国家検定の2級取得が条件となっています。試験内容は筆記と実技があり、1級から3級には加えて「部分縫い」の試験が課されます。

和裁検定資格の勉強法

和裁を教える学校や教室で指導を受けるのがよいでしょう。また日本和裁検定協会が1級から3級の受験者を対象に、講習会を実施しています。試験内容に即して長着・部分縫い・筆記と3部門に分けて受講することができますので、可能な人は活用するとよいでしょう。

和裁検定の専門学校・通信講座

専門学校や通信講座は【専門学校案内所】からジャンルや都道府県別に簡単に調べられます。

和裁検定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

和裁検定の資格試験料

受験料は級ごとに異なり、また科目ごとでの受験が可能です。1級は全科目受験、2科目受験、1科目受験がそれぞれ税込み16,200円、14,040円、10,800円です。2級はそれぞれ14,040円、11,880円、8,640円、3級は10,800円、8,640円、6,480円です。4級は全科目受験のみで受験料は5,400円です。

和裁検定試験・検定の年間試験回数

試験は年に1回、9月に実施されます。試験会場は東京と高松市のみです。

和裁検定試験科目等の内容

1級~3級では、実技試験として女子用あわせ長着の製作および部分縫い、筆記試験では職業としての和裁の常識と裁断図解に関する出題がされます。4級では和裁の常識と裁断図解の基礎知識が問われ、実技試験では女子用浴衣の製作を行います。

和裁検定資格の難易度

和裁を仕事とするならば、2級は取得しておいた方がよいと言われています。また指導者を目指すのであれば、1級取得が薦められます。4級は比較的合格しやすいと言われていますが、それ以上になると、縫う速さも要求されるので取得が難しくなってきます。

和裁検定資格の合格率

近年の合格率は1級40%、2級:29.4%、3級:57.6%、4級:76.0%となっています。

和裁検定試験の合格発表

合否結果は、試験日から1か月半から2か月後に発表されます。

和裁検定

和裁検定資格取得後の就職先・年収・報酬相場

和裁検定所持者の職業例

和裁士の仕事には、主に反物から和服を仕立てる仕立て、和服のサイズを調整・修理をするお直し、そして指導者の3つがあります。和裁所などの着物業界の会社や呉服店に入社するか、フリーランスの和裁士として独立して就業することが考えられます。また個人で和裁教室を開いたり、専門学校や教育機関で指導する道もあります。しかし、洋裁よりも就職先は限られているのが現状です。

和裁検定に向いている人

和装業界は厳しい状況にあるため、何よりも着物や和裁の仕事が好きだからという人が長く続けられる人と言えるでしょう。和装士の仕事には、日本の文化を受け継いでいくという重要な役目があります。伝統文化の継承の担い手としてのやりがいを見出せる方に向いています。和裁の仕事はほとんど手作業で長時間にわたって細かい作業を連続して続けることです。長時間の細かい作業が苦にならない手先が器用な人に向いている職業と言えるでしょう。長時間誰とも話さず、ひとりの作業が苦にならず黙々と作業することが好きな人も適しています。

和裁検定と同じ分野の他の資格

和裁技能士

和裁検定の年収・給料相場

和裁技術者の給料は低めといわれています。和裁所に正社員として入社した場合でも、国家資格保持者でも18万円~20万円ほどと言われています。和服業界の不振と縮小により、受注量や仕立て代はともに減少傾向にあり、非常に厳しい状況となっています。フリーランスの和裁技術者では年収が150万円以下の人も少なくないという現状があります。

和裁検定の現状

着物を縫える人材は減少しており、高い専門技術をもつ人材は着物業界では重宝されています。しかしながら、和裁技能士の国家資格保持者でも、収入は低い傾向にあると言われています。個人で開業している人は、常に依頼があるわけではなく、季節により依頼数や内容が変わるため、安定して高収入を稼ぐのは難しい環境にあるのが現状です。

和裁検定の将来性

近年では日本人が和服を着る機会が少なくなり、また人件費の安い海外の工場への仕立ての外注が増加している現状で、和裁士の仕事は減少傾向にあります。将来的に和裁士として活躍していくには、あらゆる要望に応えられる高い技術と付加価値が必要となってきます。営業能力の向上、インターネットの活用、海外に市場を見出すなどの創意工夫が重要となっていくでしょう。

和裁検定の独立について

専門学校や個人教室で和裁技術を学び、和裁所に入社したり、フリーランスとして独立する方法もあります。和裁士として仕事をするのに必須の資格はありませんが、和裁検定などの技術を客観的に証明できる資格を持っていると、求人応募の際に有利となることがあります。フリーランスとして仕事をする場合には、資格も持っていることで依頼人からの信頼を得て仕事が取りやすくなる可能性もあります。

和裁検定資格を所有している主な著名人

該当なし

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