高校教員の初任給・給料・年収は幾ら?公立と私立勤務で違いはある?

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by ari_na

更新日:2019-06-04

公開日:2019-06-04

高校教員

学校の先生は生徒に勉強を教えることが仕事ですが、”高校教員”の場合は進路の相談に乗るなど、人生の選択をする上でのアドバイスもしなければなりません。その高校教員の年収・給料・初任給の額を、私立に勤務している場合も含めて見ていきましょう!

       

学校の先生になるには難易度が高いことで知られていますが、その中でも”高校教員”は小学校や中学校の教員になるよりも難しいとされています。
ただ勉強を教えるだけでなく、高校生は人生を決めるための進路も考えなくてはならないため、高校教員の責任も重大です。

その高校教員の初任給・給料・年収の額はいくらなのでしょうか?私立の学校に勤務する場合もご紹介します!

高校教員とは?

高校教師のお仕事

学校の先生という職業は人気であり、なるには難易度も高いことで知られています。
その中でも”高校教員”は、小学校や中学校の教員になるよりも難しいと言われており、採用の倍率も高く、とくに地方の高校に勤務することは狭き門だとされています。

教員とは生徒たちに勉強を教えるイメージが強いと思われますが、高校教員の場合は、生徒が就職や進学を考える大事な時期であることから、相談に乗ったりアドバイスをしたりするなどします。

それでは、高校教員の詳細について見ていきましょう。

勉強以外のことも教える

どの教員にも当てはまることですが、生徒に勉強以外にも、大切なことをいくつも教えていくことが仕事です。

前述のとおり、高校生は卒業後、就職するか進学するかなど自分の人生を決めていかなくてはなりません。
とくにクラス担任をしていたり、進路指導の担当になった場合は、多くの生徒の進路に関する悩みや考えを聞き、一人一人にとって一番良い道に進めるように励ましていきます。

さらに部活動の顧問を務めたり、学園祭の準備をしたりなど季節ごとの行事に関する仕事もたくさんあります。

高校教員の年収

高校教員は公務員であることから、年収は比較的安定しているとされています。

詳細は次のとおりです。

基本的には年功序列

高校教員の年収は、基本的には年功序列となっています。

地方の高校で働いている高校教員は地方公務員であり、各地方自治体の給与体系に合わせた額が支給されます。
年収も勤務の年数が上がれば自然と増えていき、40歳を超える頃には大体の人が700万円以上を得ています。

20代など若い世代の教員の年収は、およそ350〜400万円ほどであり、一般企業に勤めるサラリーマンと同じ程度と言えます。
さらに教頭や校長まで昇進すると、最大で800〜1,000万円ほどの年収になるなど、かなりの高収入になることもあります。

さらに福利厚生も充実しており、ボーナスもしっかりと支給されます。

高校教員の給料

年収の額は多い高校教員ですが、毎月のお給料の額はどの程度なのでしょうか。

なんと、お給料の金額には納得がいかないという教員もいるようです。

残業手当などはない

高校教員のお給料は、月給にして平均がおよそ45万円ほどとされています。

新人の高校教員の場合、初任給はおよそ20万円ほどとされているため、スタートは少なく感じるかもしれません。
しかし、教員としての経験を重ね、勤務年数も長くなれば年収も上がるので、初任給の額が低いと悲観することもないでしょう。

注意が必要な点として、高校教員には残業手当や休日出勤手当というものは支給されません。
そのため、部活の顧問を担当している教員の場合は、平日の放課後などではお給料が支払われません。

土日や祝日であれば1,200円ほどが支給されますが、休日も働いてお給料を得ようと考えている場合は十分な稼ぎになるとは言えません。
部活の顧問になる場合は、生徒と大会出場を目指したり、技術の向上を図ったりと、お金以外の価値あるものを得られる機会だと言えますね。

私立の学校に勤務している教員は?

公立勤務と私立勤務で高校教師の収入を比較

高校教員の中には、公立高校だけではなく私立高校に勤務している人もいます。

その場合の年収やお給料は次のとおりです。

公立と私立にそれほど差はない

公立高校と私立高校に勤務する教員の年収は、実はそれほど差がないとされています。

高校教員全体の平均年収はおよそ700万円ほどと前述しましたが、私立高校に勤める年収は、それよりも10万円〜20万円ほど高いくらいにとどまっています。

月のお給料で見てみると8,000円から10,000円くらいなので、それほど高額な差ではないことが分かります。

手当には差が出る

しかし、公立と私立の両者に差が出るのは、”手当”です。

公立の高校教員は、休日に部活動などの顧問を務めてもそれほどの額は支給されませんが、私立高校の場合は学校の方針にもよりますが、残業や休日出勤の手当をしっかりと支給するところもあるのです。

女性教員の年収は低い?

続いて、高校に勤務する男性と女性教員では、給料にどのくらい差があるのかを見ていきましょう。

ちなみに、教員は基本的に同じ業務をしているため、男性と女性で給料に違いがあるということはありません。
ですが、東京都の場合、毎月のお給料を見てみると、男性教員が月におよそ40万円の月収があるとすると、女性教員は5万円低いおよそ35万円の月給になっているのです。

これは、一体なぜでしょうか?

管理職の数の違い

女性教員の方が収入が低いことの答えは、管理職として務めている女性が男性よりも少ないからです。

小中高の大体に当てはまりますが、女性が校長を務めているという学校はかなり少ない傾向にあります。
校長などは一般の教職員と比較するとお給料が高いので、比率が低い分、平均収入の金額にも違いが出てくるということです。

今後、教育の現場においても男性と女性の校長が半分くらいになる程に差がなくなったら、女性教員の平均収入額ももしかしたら上がるかもしれませんね。

さらに、高校は科目ごとによって教員が違いますが、教科によってお給料に変動が出ることもありません。
どの教科でもお給料は一緒ですが、非常勤講師の場合は授業時間などによってお給料が変わってくることもあります。

高校教員の年収についてのまとめ

高校教員は公務員であるため、年収も比較的安定しており、リストラなどの危機を感じることはほとんどないと言える職業です。

ただ、教員自体の希望者が多いため、資格を取得しても教員に空きがなく、結果として就職できないという人も大勢います。

新米の教員の頃は、月収がおよそ20万円ほどでありますが、勤務年数が伸びていくにつれて年収も上がるため、40代になる頃には700万円以上と高収入になれる場合も多いです。

一般企業と違う点として、部活動などで遅くまで働いたとしても残業手当などは支給されないため、年収の額は高くても割に合わないと感じている人もいるようです。
自分はなぜ教員になりたいのかを真剣に考え、仕事内容とお給料をしっかりと確認したうえで就職することが望ましいですね。

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