精神保健福祉士の受験資格は?通信講座で取得可能は可能?

masman

by Fuji_hara_

更新日:2018-12-06

公開日:2018-12-06

精神保健福祉士

精神保健福祉士の受験資格を得るのにはどのようなものが必要なのかを紹介しています。また通信講座はどのあたりで必要になるのか。合格率はどのくらいなのか。過去問の方も紹介しています。


心に病がある人と接する精神保健福祉士は重要な職業です。そんな精神保健福祉士の受験資格は福祉系大学に出ていなければなれないというものでもありません。いくつかの方法があるのでここでご紹介させていただきます。
また、通信講座でも取得可能なのか?合格率や過去問は出ているのか?どのようなものか?もご紹介いたします。

精神保健福祉士とは?

精神保健福祉士

名前の通り、精神・心に病を抱えた人が生活が出来るように支援をする職業です。

精神科の専門病院、総合病院内に開設されている精神科、精神科や心療内科のクリニックなどが主な就職先として挙げられます。また国家資格が必要なので保健所や保健センター、精神保健福祉センターなどの行政施設も挙げられます。
少年院で犯罪を犯してしまった少年のケアをする仕事なども精神保健福祉士が活躍出来る仕事となっているようです。児童保護施設でのお仕事もあります。

ひとりの人の生活を背負う職業が主になるので責任感のある人でないとなかなかやっていけない職業だと感じます。

精神保健福祉士の受験資格は?

いくつかのパターンに分けて説明します。

福祉系の大学を出た場合

まず一番の近道としては福祉系の4年生大学の卒業です。福祉系大学の中で精神保健福祉士に必要な単位を履修していることが大事となります。
仮に履修をしていなくても、短期の養成施設で6ヶ月以上の課程を履修すれば受験資格を得ることができます。

福祉系の短期大学を出ている場合はどうかと言いますと、大学と合わせて計4年になるような相談援助の実務経験が必要になります。
つまりは短期大学を3年出たとしたら、1年は実務経験が必要ということ。短期大学を2年出たとしたら、2年は実務経験が必要という仕組みです。

さらには精神保健福祉士に必要な単位、指定科目を履修してない場合は同じく短期の養成施設で6ヶ月以上の課程を履修しなければなりません。

よって精神保健福祉士の受験資格を得るのに最低でも4年は必要ということになるでしょう。

一般の大学を出た場合

一般の大学を出ても精神保健福祉士にはなれます。ただ一般養成施設で1年以上の課程を履修が必要となってきます。
大学を出た上でさらに専門学校をダブルで受講しなければならないかと思うのでなかなかキツいのかと思われます。

また短期大学を卒業した方は大学と合わせて計4年になるような相談援助の実務経験が必要です。つまりは先述した福祉系の短期大学を出た人と同じ条件です。その上で一般養成施設で1年以上の課程を履修が必要となります。

一般の大学出た人は福祉系大学を出た人に比べプラス1年、精神保健福祉士の受験資格を得るのに最低5年は必要だということになるでしょう。

出典:短期養成施設・一般養成施設一覧

その他の方法

大学を出ていなくても、相談援助の実務経験を4年積み、一般養成施設にて1年以上の履修をすれば受験資格を得ることが出来ます。
※相談援助に当たる実務はこちらに載っているので参考にしてみてください。→相談援助業務(実務経験)

また、すでに社会福祉士の資格を持っている方は短期養成施設にての6ヶ月以上の履修で受験資格を得ることが出来ます。さらには受験時も一部の試験は免除になるそうです。
ちなみに6ヶ月以上とは言いますがだいたい履修までに1年ほど、少なくても9ヶ月、10ヶ月はかかるようです。

精神保健福祉士って通信講座でも大丈夫なの?

完全に全てを通信教育で取得というのは不可能のようです。通信で行う福祉大学もあるのですが、124単位中の決まった30単位は学校に通ったりしなければなりません。

なのでもし体調が悪い中だけど、自分と同じような境遇の人を救いたいという人は受験資格を獲得するにしても少し頑張る必要があります。精神保健福祉士は他人の体調などを気にかけないとならないので、自分の体調が整っていないと出来ないということなのでしょうか。受験資格を得るのにも最低4年が必要と考えると先に動いておきたい気持ちも分かるところなのでなんとももどかしいところです。

ただプラスに考えると完全に通わなくても良いということです。半分以上は通信講座でも可能なわけですからそこはプラスに捉えて良いと思います。

また先述した短期の養成施設の履修は主に通信で取得することも可能のようです。

出典:日本福祉大学 通信教育部

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精神保健福祉士の合格率・過去問は?

精神保健福祉士

平成30年に行われた第20回精神保健福祉士国家試験結果を元にすると受験者数6992人、合格者数4399人、合格率62.9 %という結果になりました。
そのほかの回のデータをみても、
第19回 受験者数7174人、合格者数4446人、合格率62.0 %
第18回 受験者数7173人、合格者数4417人、合格率61.6 %
第17回 受験者数7183人、合格者数4402人、合格率61.3 %
第16回 受験者数7119人、合格者数4149人、合格率58.3 %

という結果が出ていました。したがって合格率は約60%で保たれていると思われます。

また合格のボーダーラインは正答率6割を設定しているそうです。
難易度は他の試験に比べても、そこまで難しくないという印象らしいです。

精神保健福祉士の試験の過去問はどんなもの?

問題の出題形式としては、5個の選択肢から選ぶ方式になっています。全83問で統一している傾向がみられます。
また種目も毎度同じものから出題されていることや、同じ種目から同じだけの問題数が出題されている傾向からも結構満遍なく出ている印象です。

過去問自体は社会福祉振興・試験センターのホームページにて過去3年分が紹介されています。こちらを見て、少し解いてみると良いのかもしれません。

出典:精神保健福祉士国家試験

精神保健福祉士の1日の仕事

時間で言うと基本的に定時で上がれることが多いようです。
仕事内容によっても変わって来ると思われますが、心療内科勤務の場合はとにかく午前・午後で患者さんと面談を行うことが主なようです。昼休みも取れます。

病院勤務の場合はそこにミーティングや電話対応をしたりします。急な受診・入院相談もありえるし、入院中の患者さんから面談希望があれば、面談をするため、1日の仕事はイレギュラーの仕事がほとんどだそうです。病院なのでイレギュラーな業務内容なのは想定がつきます。


精神保健福祉士の資格まとめ

精神保健福祉士は精神疾患を抱えた人と本気で付き合っていくわけですから、非常に大変なものだと思います。
精神疾患を抱えた人も生まれつきそう決まって生まれてきた人もいれば、こんなつもりじゃなくなってしまった人など、様々な人がいるはずです。

資格を得た先に大事なのは「その人のことを分かってあげられなかったとしても、どれだけその人に寄り添うことが出来るか」なのかなと感じます。
教科書があるようでないのが精神保健福祉士の就く・就いている仕事だと思いますし、必要な職業だと思いますので目指す人は是非頑張っていただきたいなと思います。

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