大学教授になるには条件がある?年収と将来性についても詳しく

masman

by ari_na

更新日:2019-04-27

公開日:2019-04-12

大学教授は自分の専門分野について学生に講義をしたり、研究したことを論文にまとめたり学会で発表しています。大学教授になるには、条件があるのでしょうか?将来性や年収についても詳しくご紹介します!


大学教授は学生に対し、自分の専門分野について授業を行う”教育”をしたり、専門の分野を”研究”して論文をまとめたり学会で発表するなどしています。
他にも様々な場所で講演を行い、本の執筆もします。

大学教授になるには、必要な資格や条件があるのでしょうか?
仕事の将来性や、高いと言われている年収についても詳しくご紹介します!


大学教授とは?

大学教授になるには

大学教授とは、自分が専門で扱っている分野について学生に講義をしたり、研究したことを論文にまとめて学会で発表するなどしています。
他にも活躍の場は広く、セミナーを開催して講演を行ったり、本の執筆や、企業と共同で新しい事業に取り組んだりします。

大学教授になるには、就職してからすぐに、というわけにはいきません。
”教授”の地位はいきなり得られるわけではなく、助手からはじまって徐々にステップアップしていきます。

それでは、大学教授になるための道筋を見ていきましょう。

大学教授になるには?

大学教授となるには、特別な資格が必要なわけではありません。
ただし、大学院博士課程を修了して博士号を取得していることが条件となってきます。

まず博士号を取得するには、自分が強い興味を持って勉強したいと思う学部に入ります。
大学教授になるには、選んだ分野について深く専門的な知識が必要になってくるためです。

その後、大学3年生の後半くらいに研究室を選びますが、研究室の長は大体が大学教授となっています。
博士号は、次のようなルートで取得できます。

博士号を取得しよう

正式に研究室に入るのは大学4年生になってからですが、入ってからは大学教授と定期的な打ち合わせをして、研究テーマについて研究を続けます。
卒業する時に、いわゆる卒論と呼ばれる論文を書きますが、それで大学卒業の学位が取得できます。

大学を卒業しただけでは博士号は取れず、卒業した時点ではまだ「学士」です。
博士号を取るには大学院に進み、大学院前期課程に入学してさらに2年間高度な研究を行います。

勉強期間が終わっても、大学院は卒業と言わずに”修了”と言います。大学院前期課程を修了すると、今度は「修士」の学位を取得できます。

次は大学院後期課程に進んで、3年間研究をします。それから博士論文を提出して合格し、やっと博士号を取得できます。

次は就職活動

めでたく博士号を取得しても、大学教授になるにはまだ早いです。
就職先が自動的に決まるのなら良いですが、今度は大学教授となるべく求人を探して就職活動をするのです。

無事に採用されれば、助手としての活動がスタートします。ちなみに大学教授は、就職先の大学が決まらなければなることができません。
助手としてはじまり、そこから研究を続けて論文を書き、成果が認められることでどんどんステップアップできます。

そして教授から推薦され、長い時間をかけて講師→准教授→教授というルートをたどります。
もちろん順調な道ではなく定員も少ないので、なるには相当な苦労を要します。

必要なのは”粘り強さ”

大学教授となるには、限られた人のみが選ばれます。そんな大学教授は研究職なので、成果を出すことが求められます。

自分が研究すると決めたテーマに強い関心を持ち、ずっと研究を重ねることを苦に感じないような人でないと大学教授となるには厳しいでしょう。
学ぶことそのものが好きであることも大切です。

研究は、すぐに結果や成果として表れるものばかりではありません。
そのため、粘り強くて忍耐力がある人が大学教授に向いています。

大学教授の将来性

大学教授の将来性

大学教授となるには、非常に難しくなってきています。
その理由は少子化の影響で大学の経営が苦しくなっており、大学教授のポストが増えるとは考えづらいことも原因の一つです。

大学教授は欠員の補充であることが多く、新規の大学を設立したくても文部科学省に認められない場合もあります。

「それで将来性はあるのか?」と不安になるかもしれませんが、大学教授には次のようなことが認められています。

副業が認められている

大学教授に将来性がないかというと、決してそんなことはありません。

なんと、大学教授は副業をすることができます。

大学教授以外にも非常勤講師として勤めたり、テレビのニュースや情報番組にコメンテーターとして出演する人もいます。
他にも自身が研究したことを活かして商品を開発したり、特許を取得して収入につなげることもできます。

さらに本の執筆やセミナーでの講演、企業と共同でベンチャー企業を立ち上げる人もいます。

産学協同での活躍

近年では、企業と大学が手を組み、共同で研究を行うことが増えてきました。
これは「産学協同」と呼ばれ、新たな商品やサービスを開発するという手法です。

これもすぐに結果が出る作業ではありませんが、中にはプロジェクトとして成功を収めているグループも存在します。

大学教授は企業と研究機関である大学をつなぎ、学生とともに深い研究をすることが求められます。

大学教授の年収は?

大学教授となるには、自身がまず長年勉強を続けて博士号を取得します。

そんな大学教授の収入源となるものは、学生の授業料です。
そのため、少子化や不況により大学に進学する学生が減れば、大学の収益も減少するので大学教授の収入にも響いてきます。実際にはいくらもらっているのでしょうか?

高収入なのか?

そして大学教授の収入は、年齢や大学によっても変わってきます。国立大学と私立大学を比較すると、収入が多いのは私立大学の方です。
以前、国立大学に勤めた場合の年収は一律でしたが、現在は学校によって差があります。

年収の平均は1000万円前後で、月収の平均は60数万円。さらにボーナスが加わると、年間で300万円ほどがプラスされます。
金額だけを見ると大学教授は高収入に感じるかもしれませんね。

しかし、研究費を十分にもらえていない場合も多く、教授がその費用を負担していることもあります。
そう考えると、大学教授よりも民間の研究所に勤務している人の方が年収が多い場合もあります。

大学教授の中には、副業で得た収入を研究費に充てている人もいます。

大学教授についてのまとめ

大学教授となるには、必要な資格はありません。条件としては大学を卒業して大学院博士課程を修了し、”博士号”を取得することが求められます。
少子化などで大学の収益が下がり、将来性や年収の面で多少の不安があるというのも事実です。

しかし、自分が興味を持った好きな分野を、とことん研究できることは素晴らしいことです。
学生たちと協力して努力を積み重ね、研究の成果が出たらどれほど嬉しいことでしょうか。

大学教授になるには苦労も多いですが、研究や教育に関心が強い方はぜひ目指してみましょう。

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