私立の大学教員(助教・講師)の年収は?教授の収入についても

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by ari_na

更新日:2019-05-15

公開日:2019-05-15

大学教員

大学教員になるには狭き門となっていますが、念願叶って就職できた場合、その年収はいくらでしょうか?教授・助教・講師の年収を分けるとともに、私立と国立の大学両方の情報を発表します!

       

大学教員になるには、一般的に大学から大学院の修士課程・博士課程に進みます。しかし、就職先そのものが見つかりづらいケースが多く、大学教員になることも狭き門となっています。

もしも念願叶って大学教員になれた場合、その年収はいくらほどもらえるのでしょうか?また、私立と国立の大学でどのくらいの差があるのか、教授・助教・講師の方々がもらっている年収の詳細もご紹介します。

大学教員にはどうやったらなれる?

大学教授になるには

大学教員とは、文字通り大学で教員として学生に勉学を教える職員のことを指します。
小学校・中学校・高校で働く教師を目指す場合、大学の教育学部で教員免許を取得するために勉強をしなくてはなりませんが、大学教員になるには大学院博士課程を修了し、『博士号』を取得しておく以外には特別な資格は必要ないとされています。

それでは、大学教員はどのようにしてなるのでしょうか?

まずは大学に”就職活動”をする

大学教員になるには博士号を取得してから、自分が働きたいと考えている大学に就職活動をします。
その後、めでたく内定をもらうことができれば、大学教員としての生活がスタートします。

博士号の取得は容易なことではありませんが、ゆくゆくは大学教授になりたいと考えている人は必ず合格しましょう。

ちなみに、一般企業に勤めていた人でも、大学教員として転職することは可能です。
企業での実績が評価されて大学側からスカウトされる人もいますが、勤めながら博士号を取得して大学教員を志す人もいます。

大学教員は簡単にはなれない職業かもしれませんが、自分が生涯にわたって追求し、研究を重ねたいと思う分野がある人には適性の職業だと思われます。

就職するまでに膨大な時間と学問が必要な大学教員の道ですが、実際に就職できたらどのくらいの年収を稼ぐことができるのでしょうか?
まずは私立大学の大学教員の年収を見ていきましょう。

私立大学に勤めた場合の年収は?

大学教員の年収は、各学部によってもばらつきが多く見られます。

助手や助教が私立大学に勤務している場合の年収は、それぞれの大学側でも公表していないケースが多々ありますが、次のとおりの年収となっています。

私立大学の助手・助教の年収

大都市に建っているような、知名度の高い私立大学に勤務する助教は、500万円から600万円前後の年収を得ている場合が多いです。
中には高収入を得ている助教もいるほどで、その年収はなんと800万円台という人もいます。

しかし、私立大学でも低い年収の助手・助教も存在し、その額は200万円から300万円台となっています。

大学の収入源は、入学してくる学生の授業料です。そのため、学生の数が減っていけば多少なりとも大学教員の年収にも響いてきます。
ですが、助手や助教の年収が低くとも、キャリアアップしていくごとに収入は上がっていくので、現状に嘆かず志を高く持ちましょう。

私立大学の講師の年収

私立大学に勤務する講師も、大学によっては年収が発表されていないことがあります。

ですが、年収は助教として勤務している人と比較すると大幅にアップしている傾向にあり、中には1000万円を超える年収を得ている講師もいます。
有名な私立大学に勤めている人の多くは700万円から800万円前後の年収をもらっていますが、地方の私立大学だった場合は400万円から500万円前後であることもあり、一般企業に勤めるサラリーマンと似た部分がありますね。

私立大学の准教授の年収

准教授ともなると、私立大学に勤務している場合は900万円前後の年収を得る人がぐんと増えます。

どんなに地方の私立大学であっても、准教授のレベルになると、年収が低いということがほぼないことが特徴的ですね。
もちろん、多い人だと1000万円を超える年収の人も出ています。

私立大学の教授の年収

大学教員としてトップの立場にある教授ですが、やはり年収も1000万円を優に超えている人がほとんどとなっています。

教授は年齢とともに年収が上がり、学部によっても変わってきますが1500万円から2000万円近くもらっている人もいます。

しかし、大学教授には誤解されやすい側面があり、年収の額だけを見ると裕福だと思われがちです。
ですが、大学で研究を行うにあたり、研究費が十分にもらえていない学校では教授がその費用を自らまかなっていることがあります。

そのため副業を行っている教授も多く、また、私立大学でも地方の無名校の教授では年収が400万円台だという人もいるため、教授といっても年収の開きは大きいのです。

国立大学に勤めた場合の年収は?

国立大学の年収

続いては、国立大学に勤務する大学教員の年収について触れていきます。

こちらも私立大学と同じように、すべての大学教員の年収が分かるわけではありません。さらに、全部の学科を平均した金額のみを公表している大学もあります。
それらを踏まえ、国立大学の大学教員は次のような年収となっています。

国立大学の助手・助教の年収

助手・助教が国立大学に勤務している場合、平均すると、400万円から450万円ほどの年収となっています。

私立大学の助教と年収を比べると、100万円前後は差があることになります。これは大きな差ですね。

国立大学の講師の年収

国立大学に勤務している講師は、平均すると600万円から700万円ほどの年収となっています。

有名な国立大学の場合は、800万円台と高収入を得ている講師もいるようです。

国立大学の准教授の年収

准教授が国立大学に勤務している場合、平均的には800万円前後の年収を得ています。

教授よりは200万円から300万円ほど年収は下がるものの、やはり低いとは言えない年収です。

国立大学の教授の年収

国立大学に勤務している教授は、年収が1000万円を超えている人が多いですが、日本でも有数の国立大学に勤務している教授は2000万円近い収入を得ている人もいます。

さらに、教授は大学で教鞭を執る以外にも、本を執筆したりコメンテーターとしてテレビ番組などに出演しているなど、活躍の幅が広い人も多くいます。
そのため、合わせて5000万円ほどという驚きの年収だという教授も少なからずいるのです。

海外の名の知れた大学でも教授は高収入である場合が多く、アメリカのハーバード大学の教授はおよそ1600万円、同じくアメリカのイェール大学の教授はおよそ1400万円という年収だと言われています。

大学教員それぞれの年収について

大学に勤務している教員の年収は、助手・助教・講師・准教授・教授と、どの役職についているかで大幅に金額が変わってきます。
さらに、私立大学と国立大学を比較しても差があり、私立大学でも大都市の有名校に勤務している大学教員の方が年収は多い傾向にあります。

しかし、現状としては大学も学生の減少によって収入源が少なくなり、大学教員の収入にも響いている場合があります。

研究費がなければ教授が自己負担をしているところも珍しくないため、一概に年収の高さを喜べる職業ではないようです。
ですが、自分の興味のある分野について徹底的に研究を続けることができる仕事というのは、たいへん魅力があります。

大学教員を志望する方は、ぜひキャリアアップをめざしましょう!

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