大学講師の年収・給料・時給は?採用されるには公募しか方法はない?

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by ari_na

更新日:2019-05-31

公開日:2019-05-31

大学講師の年収

大学講師のお給料は、時給で換算するのでしょうか?普段は大学で何をするのか、気になる年収の額はいくらなのか、なるためには公募に応募すれば必ずなることができるのかも要チェックです!


大学に就職を希望する場合、教授や准教授、助手など、実に様々な役職があります。その中でも、今回は”大学講師”についてご紹介します。

大学講師になるためには、公募に応募して採用されなければならないのでしょうか?また、年収やお給料、時給の額や、「常勤」の講師と「非常勤」の講師では何が違うのかなども詳しく見ていきましょう!


大学講師とは?

大学講師

現在、日本にはおよそ800校近い膨大な数の大学があります。
そこではさらに多くの職員が働いており、教授や准教授、助教授、助手など、様々な立場の人たちがいます。

そこで今回は、”大学講師”として働いている人にフォーカスを当ててご紹介していきます。

まず、講師というのは授業がある時間だけ出勤して授業を行う人のことを指し、大学では教授や準教授の下という位置づけです。
さらにそこから「常勤」「非常勤」という2種類に分かれていきますが、それぞれの違いは何でしょうか?

常勤講師とは?

大学講師として「常勤」で勤めている人は、他に「専任」という呼び方をされることもあります。

そもそも、大学教授になるためには博士号を取得しなければならず、その後、大学へ就職します。
就職できれば自然と教授になれるわけではなく、はじめは助手からのスタートです。そこから助教授・講師・准教授と進んでいき、やっと大学教授にたどり着きます。

大学講師は教授にステップアップしていく段階に経験しますが、常勤の講師は教授の仕事をサポートする役割も務めています。

大学講師の中でも、常勤の講師は、准教授や教授とともに必ず大学にいなければなりません。
これは職種によって決められていることで、大学講師は大学で開かれる会議など、管理業務にも携わっていきます。

また、大学講師は大学の教員ではなかったとしても、必要だと判断された場合はなれることがあります。

非常勤講師とは?

続いて、非常勤講師についてです。

非常勤講師とは、大学が必要としたときに採用される大学講師のことです。「兼任」や「嘱託」という呼び方をされることもあります。
授業があるときのみ出勤するのは常勤講師と同じですが、大学に雇用されているわけではなく、他の大学から来ている人だったりします。

非常勤講師は、常勤講師と違って大学の会議などには出席しなくても良いとされています。
そのため、副業として非常勤講師をしているという人も存在します。

大学の教員ではなくとも、優れた才能や技術を持っている人が非常勤講師として採用されるケースは多々あり、芸能人やスポーツ選手として活躍している人を招いている大学はたくさんあります。

大学講師の年収は?

大学に勤務している大学講師ですが、年収はいくらほどもらっているのでしょうか。

また、時給についてもご紹介します。なお、大学に常勤している講師の額とします。

700万円台で推移

大学講師の年収は、平均しておよそ700万円台を推移している状況が数年間続いています。
数字だけに注目すると、安定しているように見えますね。

ボーナスを入れずに年収を換算したとしても、およそ500万円ほどはもらっているとされるので決して少ない金額ではありません。

ちなみに大学講師以外の人の年収を見てみると、助手でおよそ400万円前後、助教授でおよそ600万円前後、教授でおよそ900万円前後の額を支給されています。
役職が上がれば上がるほど、年収もどんどん増えていきます。

大学講師の月給と時給はいくら?

続いては、大学講師がもらっているお給料についてです。

大学講師は平均して、およそ48万円ほどが月のお給料として支払われています。

時給にすると、およそ3,000円前後が平均額となっています。

常勤講師は、文字どおり常に学校で働いているので年収なども安定していますが、非常勤講師の場合はもっとシビアです。
非常勤講師は、前述のとおり授業があるときしか仕事はありませんが、授業1コマにつき平均して22,000円~35,000円程度のお給料を得ています。

この額で毎日勤務できるのであれば生活していけますが、月に数回しか働けない場合は生活は厳しくなってきます。
そのため、非常勤講師の中には他の仕事も掛け持ちして生計を立てている人もいます。

少子化がお給料に影響することも

いくら大学講師の年収が安定している方とはいえ、油断はできません。
長年、日本は深刻な少子化問題に悩まされており、それは大学の経営にも影響しています。

一部の大学では、定員割れが起きて大学の収入源が減少するなどし、その対策として教員のお給料が減らされているところも少なからず存在しています。
それは教授など年収の高い人たちも例外ではなく、比較的下の立場である大学講師も減らされているのが現状です。

大学講師を目指す場合、年収などがずっと安定していると考えるのではなく、不安定な現状があることもよく理解しておいた方が良いでしょう。

大学講師の公募は?

大学講師の年収

大学講師になるには、「公募」と言って一般から募集されるパターンが多いです。

しかし、この裏には複雑な事情も絡まっているようです。

コネクションで決まることも

大学講師を募集するのに公募をしながらも、実際にはコネクションなどで既にメンバーが決まっている場合もあるようです。

非常勤講師であっても、例えば希望している大学の教授などと知り合いだった場合は、推薦などを受けて大学講師として採用されることもあります。
このような公募の出来レースには、実際に不満の声も寄せられています。

ですが、全ての公募がコネクションというわけではなく、やる気と情熱を持った大学講師を求めている学校はいくつもあります。

大学講師についてのまとめ

大学講師になるには、比較的年収やお給料も安定しています。

常勤講師と非常勤講師では立場も変わっており、常勤の講師は大学で行われる会議などに出席しなければなりませんが、非常勤の講師は任されている授業のみ行えば、会議に出席する必要はありません。

そして、非常勤の講師は仕事そのものが安定しておらず、副業をしている人もいます。

現在は多くの大学が少子化のあおりを受けており、収入源となる学費が入ってこない場合、教員たちのお給料も減らされていく場合もあります。
大学講師になりたい人が全員就職できるわけではありませんが、自分が極めたいと考えている分野について、学生たちと一生懸命に取り組める人には向いている職種だと言えますね。

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