教員採用試験資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

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by 資格広場編集部

更新日:2019-06-24

公開日:2018-05-21

公立学校の教員採用は、県ないしは政令指定都市ごとの採用となります。県立学校や、政令指定都市以外の市町村立学校の教員になる場合は、県の実施する採用試験を受験することになります。政令指定都市立学校の教員の採用は(例外もありますが基本的には)県とは別に行われ、採用後の異動も県採用の教員とは別になります.。

       

教員採用試験は年齢制限は自治体ごとに、全教科で一律同じ上限とするところ、教科や選考の種別によって上限を変えるところ、あるいは全く制限を置かないところがあります。近年は、様々な経験をした人物を採用するために、上限を緩和したり撤廃する自治体が増えています。の男女が目指せる、教員免許を持ち採用してもらうための試験資格です。
教員採用試験資格取得者は他にも教採と呼ばれております。
教員採用試験の資格は「国家資格」です。

資格広場は、教員採用試験合格を目指す方を応援しております。

教員採用試験に必要な知識・受験資格

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育原理・教育法規・教育心理・教育史の4分野からなる「教職教養」試験は、教育者として必要な教養を試される試験です。教育に関する専門的な知識・教養が求められるので、受験する自治体の出題傾向を分析して、早い時期から準備を始めておくとよいでしょう。

教員採用試験の資格は「都道府県および主に政令指定都市の教育委員会」が運営管理を行っております。

都道府県および主に政令指定都市の教育委員会とは:
都道府県・市区町村の教育委員会は、国が設定している教育課程の基準に基づいて、各学校で教育課程が正しく行われているかを管理または監督、指導します。

教員採用試験の仕事内容

教員採用試験

教員採用試験は、都道府県および、主に政令指定都市がそれぞれの設置、運営する学校(公立学校)のために教員を採用するための採用候補者名簿を作成するための試験です。

教師の仕事は子どもたちに勉強を教えるだけでなく、学級をまとめたり部活動の指導をしたり、子どもたちの心のケアに加え保護者への対応や雑用、研修など多岐にわたります。

世界一忙しいとも言われる日本の教師ですが、この仕事のやりがいは何よりも子どもたちの成長の手助けができること。安定していて人から信頼される職業です。

教員採用試験資格の勉強法

ほとんどの都道府県・政令指定都市では、一次試験に一般教養、教職教養、専門の学力試験を課しています。

そしてその出題範囲はかなり広いです。そのため高校や大学の試験とは違い、いわゆる直前に猛勉強してパスする、ということは不可能に近いです。

面接や集団討論、論作文などがありますので、事前にたくさんの論作文を書き、たくさんの面接を行い、場慣れしておく必要があります。

人相手でごまかしがききそうですが、そんなには甘くはありません。1人では対策しづらいものですので、面接や模擬授業、集団討論などの練習ができる仲間や環境を整える必要があります。

教育学部のある大学であれば、必ずといっていいほど教員採用試験対策講座が開かれます。

最初は具体的な勉強方法などもわからないので、積極的に参加した方が良いでしょう。また、大学以外にも、学校生協主催や大手予備校主催の対策講座もあるはずですので、お金との兼ね合いもありますが、こちらも参加した方が良いでしょう。

教員採用試験の専門学校・通信講座

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教員採用試験は、試験内容が幅広く問われる内容も深いため、専門学校や通信講座を利用するのがおすすめです。

教員採用試験の試験日程について

毎年1度行われます。試験日・合格発表などの日程は自治体によって異なります。

教員採用試験の試験内容・難易度・合格率について

では、教員採用試験の内容について、詳しく見ていきましょう。

教員採用試験試験科目等の内容

ほとんどの都道府県で教職教養・一般教養・専門教養の筆記試験を行なっています。いくつかの県では一般教養を実施していませんが、教職教養の出題の中で一般教養的な問題が出されており、どちらにしても3つの科目の準備は必要です。教職教養 教師として身につけていなければならない教育についての教養を問うものは、教育原理(教育学)、教育心理(発達と学習)、教育法規、教育史の4つに分類できます。最近は各領域にまたがった内容の問題や教育改革などの問題も増加しています。 一般教養は人文科学・社会科学・自然科学のあらゆる分野から出題されます。時事問題やローカル問題(その県の地域性のある問題)などもここ数年急増しています。専門教養はそれぞれの専門教科についての問題で、その教科全般にわたり出題されます。大学受験から大学の教養課程の基礎くらいのレベルと言われていますが、実際には大学受験の問題よりはるかに率直で易しい問題が多く、指導方法についての問題が出題されます。

教員採用試験資格の難易度

一般に、高校の教員採用試験は狭き門で倍率高で難易度高、小学校の教員採用試験は比較的倍率低で難易度並、中学校の教員採用試験は高校と小学校の中間程度と言えます。 教員採用試験は、国家2種等の公務員に比べると不確定な要素が強く、点数さえ良ければ採用されるわけではないため、難易度の評価が難しい試験です。 一般に国家2種より難しく、地方上級レベルだとも言われていますが、一概にそうとも言えません。 教員採用試験の特徴として、試験以外の要素で採用の決まる率が高いということです。

教員採用試験資格の合格率

平成28年度東京都参照。・小学校・総受験・4491人2次受験3219人・合格1504人倍率3.0・中学校・総受験619人2次受験352人・合格157人・倍率3.9・高校・総受検7828・2次受験2581・合格2.8・ 特支総受検・1019人・2次受験524・合格202人・倍率5.0・養護・総受検994人・2次受験289人・合格81人・倍率12.3となっています。倍率や受験者は各都道府県により異なります。

教員採用試験資格取得後の就職先・年収・報酬相場

教員採用試験

ここからは教員採用試験資格取得後の流れについて、ご説明してまいります。

気になる年収や給料相場についても調査しました。

教員採用試験所持者の職業例

小学校・中学校・高校の教師です。

教員採用試験に向いている人

子供が好きな人、これが第一の条件かと言えます。さまざまな人と関わりをもてる人・子供側からすると「先生と子供」の関係が全てに思えますが、教師は様々な人たちと関わりながら仕事をします。同じ学校の先生、管理職、事務や警備などの人たち、保護者、地域の人々、地域の研究会などで知り合う他の学校の先生方、学校と取引のある業者の人、さらに広域行事を行っている地域であれば自分の学校と全く関係のない地域の人たちとも交流があります。実際に忙しすぎて心の病になってしまう人が多い職業です。うつ病での休職率も、他の職業と比較して高いそうです。そんな中でも、仕事に流されず自分を見失わない人が、続けられる職業でしょう。

教員採用試験と同じ分野の他の資格

小学校教諭免許状 ・中学校教諭免許状・高等学校教諭免許状・ 特別支援学校教諭免許状などです。

教員採用試験の年収・給料相場

公立の高校教師は公務員なので、各地方自治体のホームページに給料は公開されています。正規で働く文部科学省の平成25年度学校教員統計調査によると、全国の小学校教師の平均月収は、平均勤続年数19年で約33.2万円。中学校教員では平均勤続年数18.4年で平均月収約34.0万円、高等学校教員では平均勤続年数19年で約35.8万円となり、正規雇用の学校教師の場合は月収だけで比べると高校教師のほうが年間で約24万円多くなっています。

教員採用試験の現状

特に団塊の世代の教諭の定年退職の増加や少人数学級の導入などに伴い、2004年頃から小学校教諭を中心に募集枠が増加しつつある。だが、中学校・高等学校や都市部を除く自治体については、財源たる税収に基づく予算が縮小され、また定年を迎えた教諭のうち希望者に対して2002年度より実施されている再任用制度の影響から、定年退職者の数より新採用の募集人数が抑えられている。さらに少子化に伴う学校の統廃合も進んでいる影響で、正規職員である教諭の採用数を抑え、その分を、臨時職員である常勤講師・非常勤講師を毎年恒常的に任用することで人員を補う傾向にあるります。昨今は、学校現場の臨時的任用職員(常勤講師・非常勤講師、助教諭等)経験者や社会人経験者、教職大学院修了者に対し、採用試験の筆記試験等を一部免除した採用や、一般受験者と異なる枠で採用試験を実施する自治体も増えています。

教員採用試験の将来性

私立でなければ教師は公務員なので、特別な問題を起こさない限りはリストラはありません。給料、賞与、年金や退職金も保証されているので、一般的なサラリーマンよりかは良い待遇が期待できることは事実です。しかしながら、将来性を問うならば状況は変わってきます。まず第一に言えることは公務員となる教職の給与は日本の経済状況によって上下します。ここ数年日本の景気は低下を辿っているので、ボーナスが数パーセントカットされたりと政治の強制力を受けることとなります。また年金問題もあります。教師は共済年金と言って、通常の民間企業が加入している厚生年金よりも多く恩恵を受けることができるシステムとなっています。しかしこれも日本の財政悪化を受けて見直されているのが現状です。

まとめ

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コメント・口コミ・体験談

  1. hy より:

    教員免許を取ろうと思っていたのは大学に行く前から考えており、元々教職に対しての憧れもあったので希望して大学に進学しました。
    最初は体育の教師を目指していたのですが、進学先の大学に体育科がないことから諦め、情報科、商業科、社会科の3つから選ぶことになりました。
    皆さんも一度は経験したことがあると思いますが、教育実習生というのはチヤホヤされていそうですが、全くそんなことはありません。
    朝1番に来て掃除から始め、担当クラスのホームルームに空き時間は担当授業の予習から雑学まで、また担当クラスの進みが遅いと予想の範囲外でも指導をしないといけません。また、その後は自分のレポートの提出に生徒のノートの確認から、明日の授業の構成から予習や勉強。また時事ネタを授業に入れないともいけません。部活がある人は更にです。
    正直寝る時間は3時間あればいい方でした。
    それぐらい大変なのです。
    やり甲斐はありますし、何年も指導をすれば、自然と頭には入ってきていると思いますが、先生は常に100点ではないとダメなのです。
    今思うと、体育科がある大学に進学すべきだったなと思ってます。
    (hy/茨城県在住/30代/男性)

  2. あかさ より:

    特に大変だったことはありません。たまたま通っていた大学でそういうカリキュラムがあったので取得しました。必要なのは法学などの法律の単位だけで、あとは専門教科に関する単位は結局卒業に必須なのでいやでもとれてしまいます。申請するのにお金がかかるというのと、専門と関係のない単位をとらされるという面倒さだけがネックです。ただ、最近ではこういう形で取得できるタイプが少なくなってきているのでどちらかというと狙ってとるというよりもは、今学生ならばその学校でとれるかもしれない資格を調べておくといいでしょう。どうせ卒業に必要な単位は取らないといけないので、どうせなら資格をとれる単位にしておく方が将来のためになると思います。例えば化学系なら危険物取り扱いの方ではいくつかの単位を取得していれば丙種ならとれるかもしれません。
    (あかさ/愛知県在住/20代/男性)

  3. yukkk より:

    大学時代、教員免許を取るために教育学部の授業を受けて単位取得をしました。授業に出席し、テストで合格点を取れれば単位が取れるので基本的に大変なことはありませんでした。ただし他の学部だと自分の学部の単位にプラスで取らなくてはいけないので、一日何時間も講義が続く日がありました。教育実習や介護実習はしっかりやるべきことをやれば不可になることはありません。資格取得自体にテストはないので取得は簡単だと思います。教員免許をとってよかったと思うのは、就職先の会社で教育関係の事業が新たにスタートするという募集があった時に、教員免許があるメンバーが優先的に異動できたことです。また取得中にアルバイトで家庭教師をしていた時に、勉強していた知識が役に立つことが何度もありました。
    (yukkk/東京都在住/30代/女性)

  4. neco より:

    私は地元の私立大学に進学しました。学部は文学部の英文科で、卒業後はできれば英語を活かした仕事をしたいと考えていました。とくに教員を目指していたというわけではありませんでしたが、教職課程の授業を受けて単位を取れば英語、高校の英語教員免許がもらえるので、せっかくだから念のために取得しておくことにしました。4年生の就職活動の忙しい時期と教育実習が重なったのは大変でしたが、母校の中学生たちとの交流にはたいへん刺激を受け、得難い貴重な体験となりました。結局、私は教員の道には進まずに企業に就職しましたが、学生の時には分からなかった先生の仕事のやりがいや苦労を知るという意味では、とても良い機会だったと思います。
    (neco/福岡県在住/30代/女性)

  5. ゆず より:

    教員免許が取れる大学で指定されている科目を履修し、教育実習さえ受ければある意味誰でも取ることができる免許です。試験を受ける必要もなく、教員採用試験を受けない人は特に猛勉強する必要もありません。ただし、履修科目は想像以上に多いため、卒業単位以上の習得が必要です。1つでも落とすと教員免許が取れないので、再履修になると何度も同じ科目を履修しなければなりません。また、教育実習は期間限定ではありますがかなりハードなスケジュールです。厳しい先生が担当になると、寝る間も惜しんで授業を作らなければなりません。生徒とのコミニケーションも取らなければならず、初対面の人と仲良くなれない方にとってはハードルが高い実習です。私は教師にはなりませんでしたが、教育関係の仕事に就く際はかなり有利になるので取得してよかったと思っています。
    (ゆず/兵庫県在住/20代/女性)

  6. yuki177 より:

    私はオーストラリアに留学中に小学校英語指導者資格を取得しました。いわゆるJ-SHINEという資格で小学校で英語指導をすることができます。オーストラリアへの留学目的は資格取得ではなく、ただ英語の勉強をして、英語を話せたら楽しいかなという思いから留学し、4ヶ月ほど現地の語学学校に通ったのち、もう少し勉強したい、せっかくなら何か資格もほしいと思い、語学学校のJ-SHINEコースを受講することに決めました。このコースはTECSOLという第一言語が英語でない国で指導をする資格の取得も兼ねており、8週間の授業のうち、7週はオーストラリア人の先生による英語の授業で英語で授業のする歳の授業の組み立てかた、授業方法、戦略を学び、1週は日本人の先生からの日本語でのJ-SHINE試験対策授業、その他に2週間オーストラリアの現地の幼稚園での実習がカリキュラムとして組み込まれていました。英語での授業は週に一度自分がクラスメイトをあいてに授業を行わなければならず、台本作り、教材作成など苦労しました。もちろん英語で自分が講師となって授業行った経験もありませんでしたので、子供役のクラスメイトや先生からの指導や指摘もたくさん受けました。当時の英語力はリスニングは比較的よかったのですが、スピーキングはまだまだで緊張して何を行っていいのかわからないことも多々ありました。それでもクラスメイトと励まし合って授業を受けているうちに自分の英語力も上がってきましたし、自分が授業を、する際にも自身を持てるようになりました。実習ではとにかく自分でできることを探さなければ誰も手を貸してくれません。とにかくできるだけ自分から子供たちの輪に入って一緒に遊ばせてもらいました。できることはほんのわずかでしたが、現地の先生たちの指導を生で
    見て、体験していい勉強になったなと思います。現在は帰国、小学校英語指導者ではありませんが、塾講師として英語を教えています。対象年齢に応じてアプローチを変えるところやできるだけ英語を好きになってもらえるように指導をしていくことなど、資格取得のために勉強したことが今も役立っています。
    (ゆりゆり/新潟県在住/30代/女性)

  7. グリーンスマイル より:

    教員養成の4年制の教育大学に通っていたので、卒業時には小学校教諭の資格が取得できた。入学当時から教員になるつもりはなかったが、自分の子育てにも役立つのではと幼稚園教諭の免許も取得。教育実習が必須で大変なこともあったが、楽しい体験もたくさんできた。一般企業への就職活動の際にも、教員免許を持っていると面接時コミュニケーション能力に好印象を持っていただける機会が多かったように感じる。実際、希望していた配属先につくことができた。結婚・出産・育児・親の介護など外で働けない期間などライフステージが変化した際、この資格があったので仕事の選択肢が広がったと感じている。現在は在宅で学習支援の仕事をしているので、資格を取得していてよかったと思う。
    (グリーンスマイル/宮城県在住/50代以上/女性)

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