気象予報士試験の合格率や難易度は?目指すための対策もご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-05-28

気象予報士

今回は気象予報士になるための試験の合格率や難易度について詳しくまとめました。また、気象予報士を目指すための過去問などの対策方法も紹介するので目指している方はぜひ参考にしてください。

       

ニュース番組の天気予報コーナーでもお馴染みの気象予報士

気象予報士になるための試験は非常にハイレベルと言われていますが、実際のところ合格率や難易度はどれほど高いのでしょうか。

皆さんの中には将来実際に気象予報士を目指している方もいると思うので、気象予報士試験の概要も含め過去問など試験に臨む際の対策も紹介します。

気象予報士とは?

官僚

気象予報士とは、皆さんも既にご存知の通り天候に関する様々なデータを収集、分析し天気の予報を行う職業です。

日本各地に設置されているアメダスという機械や、宇宙にある人工衛星を使い雲の動き気流の動きをなどを分析しながら気象予報を行います。

気象予報士とお天気お姉さんは別物

「気象予報士」という言葉よりもニュース番組内の気象予報コーナーのいわゆる「お天気お姉さん」という肩書きのほうが私達に浸透していますが、双方は似て非なるものです。

気象予報士は気象学などの専門的知識やデータに基づき気象予報をするのに対し、お天気お姉さんはあくまでも気象庁から発表された天気予報等の原稿を読み上げるだけです。

気象予報士が自ら天気予報を行うことがありますが、気象予報という業務は気象予報士国家資格取得者のみが行える専門業務であるため、その点に関してお天気お姉さんとは異なります。

気象予報士の仕事

気象予報士のメインの仕事は気象庁での気象予報業務ですが、その他にも重要な役割があります。

たとえば、台風や地震、噴火や津波、土砂災害や洪水などあらゆる自然災害が発生した際に気象警報や注意報を発令し、それら自然災害の規模や状況を把握しつつ避難勧告などを出し、人々の安全を確保します。

その他にも花粉や紫外線、黄砂などあらゆる気象状況に関する専門的な知識を用いて予報業務を行います。

気象予報士が活躍できる現場

気象予報士と聞くと気象庁の職員として、テレビ局やメディアなどで働いているというイメージが強いですが、実は現在およそ1万人近くいるという気象予報士のほとんどは一般企業にて活躍しています。

特に食品や農業関連の企業や組織に就職するケースが多く、各職場において農作物を生産する過程においてどのように気象状況が影響するのかなど専門的な立場からアドバイスやサポートを行います。

気象予報士になるための試験や合格率

気象予報士は天候や気象に関する非常に高度な専門知識とスキルを必要とする職業であるため、なろうと思って簡単になれるものではありません。

しかし、皆さんの中には将来気象予報士になることを目指している方もいると思います。

そこで、気象予報士になるための方法や試験の難易度、合格率についてくわしく見ていきましょう。

気象予報士試験の概要

気象予報士は国家資格であることから、気象予報士になるには気象予報士国家試験に合格するほか道はありません。

気象予報士国家試験は毎年2度行われ、受験資格は特にないため誰でも学歴など問わず誰でも受験することができます。

気象予報士試験の概要はマークシート、多肢選択式の学科試験と記述式の実技試験で構成されています。

学科試験では主に予報業務に関する一般知識・専門知識が問われ、大気の構造や大気の熱力学、観測の成果の利用や数値予報など予報業務に関する幅広い知識が必要となります。

一方実技試験では①気象概況及びその変動の把握、②局地的な気象の予報、③台風等緊急時における対応の3分野から出題されます。

気象予報士試験の合格率や難易度

気象予報士国家試験は「今後の技術革新に対処しうるように必要な気象学の基礎的知識」、「各種データを適切に処理し、科学的な予測を行う知識及び能力」、「予測情報を提供するに不可欠な防災上の配慮を的確に行うための知識及び能力」の3つを目的とした試験です。

また、気象予報士国家試験は非常に難易度の高い試験の一つでもあり、毎回合格率は変動しますが第49回の試験では合格率がわずか5.8%となっています。

試験の合格基準としては、学科試験全30問の内22問以上正解、実技試験では総得点が満点の70%以上で合格となります。

なお、学科試験において、一般・専門のいずれかもしくは双方において合格点を満たしている場合は、1年以内の再受験の際に免除を受けることができます。

気象予報士を目指すための対策

気象予報士

気象予報士は独学でも目指すことが可能で、実際に独学で勉強し合格している方もいます。

しかし、やはり気象予報士の試験は非常に合格率も低く、試験で出題される分野も広いため独学だけでは全てをカバーすることは難しいです

そのため、気象予報士を目指す方は資格学校や専門の予備校に通いつつ自宅でも過去問等を解きながら対策する方法が一般的となっています。

気象予報士国家試験に臨むに至って必要な知識は既に述べたとおり気象学や気象予報に関する基本から専門的な知識となりますが、数学や化学、物理と言った基本的な理数系科目に疎い方にとってはハードな内容となっています。

そのため、苦手な方はそれらの基本的な学力を身につけることからまず始める必要があります。

気象予報士試験の過去問

非常に難易度が高いと言われている気象予報士国家試験において少しでも合格率を上げるためにはひたすら知識を身につけることももちろん重要ですが、試験の出題形式や傾向など予め把握しておく必要があります。

そのためには試験を受ける前に最低でも2〜3年分の過去問を解くことをおすすめします。

公式の過去問は一般社団法人気象業務支援センターのホームページで最新の5年分の問題を無料で閲覧することができます。

気象予報士試験の合格率や難易度は?まとめ

今回は気象予報士に関して、国家試験の概要や合格率、難易度について詳しく紹介しました。

気象予報士の資格は国家資格の中でも特に取得が難しい国家資格となっています。

試験では気象学や大気の熱力学など、基礎的な知識から実際の予報業務で必要となる専門的知識まで幅広く出題されるため相当な時間勉強したとしても合格は非常に難しいです。

そのため、数回受験してやっと合格というケースがほとんどです。

今まさに気象予報士を目指している方は非常に長く険しい道程となりますが、以上で紹介したことを参考にし最後まで諦めずに頑張ってください。

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