環境計量士資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

アバター

by 資格広場編集部

更新日:2019-05-21

公開日:2018-03-13

環境計量士とは経済産業大臣によって登録された国家資格で、「騒音・振動」「濃度」と2種類に分かれています。環境に対する意識は高まっており計量士の存在もより必要となっております。取得後は更新をしなくても切れることはありませんが常に新しい技術や情報を必要とする資格となります。


環境計量士は幅広い年代の男女が目指せる、環境保全に寄与できる資格です。
環境計量士資格取得者は他にも該当なしと呼ばれております。
環境計量士の資格は「国家資格」です。


資格広場は、環境計量士になるには?環境計量士なるためには?環境計量士になりたい人を応援しております。

計量士を目指せる学校はコチラ!

環境計量士になるために必要な知識・受験資格

環境計量士

高校の物理や化学の知識は最低限必要になります。合わせて数学的計算も必要となっていきます。そのため、大学まで理系を専攻していた方には優位にはたらく試験となります。

環境計量士の資格は「経済産業省」が運営管理を行っております。

経済産業省とは:日本の行政機関の一つ

環境計量士国家試験には、受験資格に特に制限はありません。国家資格ですが、誰でも受験することが可能になっています。

受験に合格したのち、計量士登録として、経済産業大臣の登録を受けることによって計量士になることが出来ます。

【国家試験コース】環境計量士の国家試験に合格したのち、実務経験などを経て条件を満たすことで登録できます。
【資格認定コース】国立研究開発法人産業技術総合研究所にて教習を修了させます(国家試験の受験は不要)。その後、実務経験などを経て条件を満たせば、計量行政院議会の認定を受けることが可能です。

環境計量士ってどんな仕事?(仕事内容など)

環境に関する計量の専門知識や技術を有し計量管理を行う資格です。「騒音・振動」「濃度」の2つに分かれ、騒音・振動では騒音を出す工場や建設現場、道路、鉄道などの一般環境の騒音や振動を測定します。
濃度では工場から排出される有害物質や悪臭、ばい煙を測定します。都道府県知事や特定市町村が行う定期検査などを代わりに実施することが可能となっております。
依頼主は業者や住民などさまざまで公害問題に対して中立的な立場として判定基準となる測定を行います。また、測定する計量機器の整備なども行うことになります。

環境計量士資格取得の為の勉強法

独学で勉強することが可能です。特に理系の大学出身の方などは独学で行うことになってくるでしょう。試験範囲は広くはなく専門知識を深く理解することになります。過去問を中心に解いていくことが一番の近道でしょう。勉強時間は3か月~6ヵ月をみておきましょう。文系の方は言葉の意味が分からないことが多いと思いますので高校で学習する化学や物理などを合わせて確認しておくことが要求されます。日本振興協会や日本環境測定分析協会などでは講習会も開催しております。

環境計量士の専門学校や通信講座について

準備中です。

環境計量士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

環境計量士の資格試験料

受験願書に8,500円分の収入印紙を貼付する

環境計量士試験・検定の年間試験回数

10月が願書受付期間となっており翌年の3月が試験日となる年1回の受験となります。

環境計量士試験科目等の内容

濃度関係、騒音・振動関係どちらの試験科目も「計量関係法規」「計量管理概論」が共通2科目としてあり、濃度関係では「環境関係法規及び化学に関する基礎知識」「化学分析論及び濃度の計量」、騒音・振動関係では「環境関係法規及び物理に関する基礎知識」「音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計量」の専門2科目となっております。試験問題は各科目25問の5肢択一式となっております。

環境計量士資格の難易度

理系の方が受験する分に関しては普通~やや難しい資格となりますが、文系の方には用語や理論の意味がわからないことが多いですので難しい試験となります。

環境計量士資格の合格率

第66回試験の濃度関係は受験者数3,239名に対し合格率が15.3%、騒音・振動関係は受験者数883名に対し合格率16.1%となっております。受験者数、合格率ともほぼ毎年同じとなっております。合格基準は共通科目で30問/50問以上、専門科目では濃度関係は25問/50問、騒音・振動関係は28問/50問となっております。嗅覚検査はほとんどの人が合格しております。

環境計量士試験の合格発表

合格発表は4月中旬頃~5月中に官報と経済産業省ホームページにて掲載となっております。受験する計量士以外の計量士資格を持つ場合は共通科目が免除となります。

環境計量士資格取得後の就職先・年収・報酬相場

環境計量士

計量士を目指せる学校はコチラ!

環境計量士所持者の職業例

環境調査会社、環境コンサルティング会社、化学分析センター、環境証明事業所

環境計量士に向いている人

細かい数値を取り扱うことになりますので、理系的思考を持つ方が良いでしょう。計測した事は数値化されますので計画的に業務を遂行することも重要です。また、外業として作業することも多いので体力に自信のある方のほうが仕事に振り回されずに行動することができるでしょう。計量器などの整備もすることになりますので機械に強いことも必要となるでしょう。

環境計量士と同じ分野の他の資格

一般計量士、技術士、公害防止管理者、作業環境測定士、臭気判定士

環境計量士の年収・給料相場

平均年収は400万円~500万円とサラリーマン平均とほぼ同じとなります。

環境計量士の現状

地球温暖化など地球環境に対する取り組みが一段と注目を浴びている業界であり、業界全体の売上高が上がっております。一般企業も業務を拡大する上で環境の意識は高く、業界へ依頼することが増えているためでもあります。しかし、価格競争が過激化し受注単価が急激に下がっているのが現状です。受注単価が下がることは企業の経済的体力が潤っていないと今後の経営に影響を与えることになるため、業界自体で見直すことが必要となります。

環境計量士の将来性

環境計量士の資格を一度取得すると更新はなく、一生得ることになります。しかし、環境測定技術は日々進歩しているため、個人での努力を行わないと業界全体の技術進歩に繋がらない懸念もあります。世界的に環境に対する意識は高くなってきておりますが、日本の環境法が世界に追い付いていないことで日本独自の制度となりつつあります。事業を大きくするためには海外進出も視野に入れることとなりますが、海外では受けいれられない可能性が高くなっております。

環境計量士の独立について

独立することは可能ですが非常に困難でしょう。資格を取得するには1年間の実務と経済産業省の登録が必要となりますので試験合格だけでは計量士を名乗ることはできません。実務軽軽を経て独立するのにも計量を行う機器をそろえるためにはより多くの経費が必要となるでしょう。また、営業の競争や受注価格の下落が起きているため非常に大変になってくるでしょう。今後世界基準の測定になった場合、より新しい機器の購入が必要となってくので経済体力面の維持が大変です。

環境計量士資格まとめ

環境計量士になるには、国家資格を受けて合格するか教習を修了したあとで実務経験を積むことで晴れて計量士として認められるようになります。

独学でも合格は可能ですが、合格率は2割を切るほどの難易度なので、一筋縄ではいかないのが現状です。特に、文系の方は0から独学で学ぶのは難しいでしょう。

計量士を目指すなら、大学や専門学校でしっかりと専門の知識を付けることをおすすめします!

計量士を目指せる学校はコチラ!

コメントを残す

*

*