公認会計士試験で知っておきたい受験資格・難易度・合格率を解説!

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by yamamoto

更新日:2019-05-02

公開日:2019-03-29

公認会計士の受験資格と難易度

企業のなかには、会計士のいない企業は存在しません。公認会計士試験は、医師や弁護士の試験と同じように、合格率が低く難易度が高いと言われています。今回は、公認会計士の受験資格は必要なのか、気になる難易度や合格率など解説していきます。

       

企業のなかには、会計士のいない企業は存在しません。

医師・弁護士に並ぶ三大士業の1つとして、会計に携わるうえで最高峰の資格が、公認会計士です。

しかし、公認会計士試験は医師や弁護士の試験と同じように、合格率が低く難易度が高いと言われています。

今後、ますます需要が増えていく公認会計士の受験資格は必要なのか、気になる難易度や合格率など解説していきます。

公認会計士とは

公認会計士の受験資格と難易度

公認会計士とは、企業の会計業務や財務の監査業務に携わる国家資格の職種です。

会計の専門家とも呼ばれ、企業になくてはならない存在として会計・財務・監査・経理など幅広い分野で活躍しています。

公認会計士は、企業の財務諸表など第三者の立場から評価し、監査業務・コンサルティング業務・財務業務など仕事は多岐に渡ります。

つまり、公認会計士は、会計のスペシャリストとして、医師・弁護士に並ぶ三大士業の一つにあたり、市場からの需要も年々高まっている職種になります。

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公認会計士の受験資格・受験科目・試験内容

公認会計士になれば、企業の監査業務・会計業務・税務業務・コンサルティング業務を行うことができます。

公認会計士になるには、筆記試験を2回合格した後、2年間の実務経験を積んで補習所での単位を取り、最終試験に合格する必要があります。

ここでは、公認会計士試験の受験資格・試験内容について解説していきます。

公認会計士の受験資格

公認会計士の受験資格ですが、年齢や学歴は関係なく誰でも受けることができます。

公認会計士試験は、受験資格はなく、だれでも受験することが可能で受験制限はありません。

ただし、誰でも受験できるからといって難易度が低かったり、合格率が高いなんてことはありません。

公認会計士の試験は、国家資格の中でも最難関と言われていて余裕を持って準備し、しっかりと対策する必要があります。

公認会計士の受験科目

公認会計士の受験科目として、必修科目と選択科目の大きく2つの科目があります。

必修科目は、財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の4つの科目になります。

選択科目は、経営学・経済学・民法・統計学から1つを選択して受験します。

短答式試験では4つの必修科目、論述式試験では4つの必修科目と1つの科目を選択して、受験する必要があります。

選択科目については、資格を取得した後も幅広い分野に活用できる経営学を選ぶのがおすすめです。

公認会計士の短答式試験(一次試験)

公認会計士について、基本的な専門知識の問題が幅広く出題されます。

論文試験を受験するために、必要な知識を理解しているかを客観的に判定する試験です。

短答式(マークシート式)と呼ばれる試験が、1年に2回(5月と12月)行われそのどちらにも合格する必要があります。

合格基準は、500点満点中の70%を取ることが必須となり、1科目が40%を満たない場合は不合格となります。

短答式試験に合格した場合は、2年間は短答式試験の免除を受けることができます。

公認会計士の論文式試験(二次試験)

論文式試験は、公認会計士に必要な判断力・応用力・論述力を言語化する内容で出題されます。

1年に1回(8月)のみ実施され、計算過程や理論を記述して、知識や適正を判定する試験です。

合格基準は、700点満点中の52%を取ることが必須となり、1科目が40%を満たない場合は不合格となります。

論文式試験は、理解力と応用力を求められる試験だと認識するといいでしょう。

公認会計士試験の修了考査(三次試験)

論文式試験合格後に監査法人に入社して、2年間の実務経験を積み、補習所での講習やレポート提出を行う必要があります。

短答式・論文式試験に受かっただけでは、公認会計士とは言えず「公認会計士補」と呼ばれます。

実務経験を積んで、補習所での単位を取得後、晴れて公認会計士登録をすることができます。

公認会計士登録については、日本公認会計士協会に公認会計士開業登録申請書類を提出する必要があります。

公認会計士試験の難易度・合格率・勉強時間・対策

公認会計士の受験資格と難易度

公認会計士試験の難易度が高い理由の1つとして、勉強量の多さがあります。

公認会計士試験は、短答式試験と論文式試験の各科目ごとに足切りの基準があるため、苦手科目を作らない対策が必要となります。

ここでは、公認会計士試験の難易度・対策について解説していきます。

公認会計士試験の難易度

公認会計士試験の特徴として、短答式の4科目と論述式の1科目の全科目を受験して合格しなければいけません。

さらに、全ての科目に足切り基準があり、1科目でも基準点を下回った場合は不合格になります。

試験科目の多さと勉強量の多さが公認会計士試験の難易度を高めていると言えるので、余裕ある勉強時間を確保して取り組む必要があるでしょう。

公認会計士試験の合格率

公認会計士試験の参考の合格率として、10%前後となっていて、短答式の合格率が13~15%前後、論文式の合格率が35%前後を推移しています。

初めて資格勉強していく人が参考にすべき数字は、「短答式合格率×論文式合格率」この2つを掛け合わせると公認会計士の一発合格率になります。

2回ある短答式試験を合格することができれば、2年間は短答式試験は免除されるので、論文式試験に勉強時間を費やすことができます。

初学者の人は、まずは短答式試験に多くの勉強時間を使い、可能なら論文式試験の合格を目指すのがおすすめです。

公認会計士試験の勉強時間

公認会計士試験の勉強時間の目安として、3000~5000時間と言われています。

1日5時間以上、直近の追い込み時期になれば、10時間の勉強時間になることもあります。

期間としては、おおよそ1年半~2年かけて準備する人が多いとされ、仕事をしながら試験勉強すると3~5年がかかる場合もあります。

短答式試験と論文式試験の1発合格を目指すのではく、短答式試験の受験合格に集中した方がいいでしょう。

全科目別の勉強時間の目安として、必修科目の簿記に660時間、財務理論に300時間、管理会計に460時間、監査論に340時間、企業法に300時間、租税法に760時間、経営学に250時間と合計3070時間になります。

選択科目の目安として、統計学に250時間、経営学250時間、経済学に500時間、民法に450時間と合計時間1450時間となります。

短答式試験の対策

受験科目が4科目あるなかで、それぞれ合格基準の40%を取る必要があります。

短答式試験の対策として、いかに効率よく勉強時間を振り分けられるかが合格率を上げるポイントになります。

公認会計士試験は、「勉強をサボった人から落ちていく」と言われています。

そのようなことから、毎日の勉強時間の確保が必須で、分からない箇所があったとしても、勉強を続けるクセをつけることが重要です。

論述式試験の対策

短答式試験を合格後してから、3か月後に論述式試験があり、限られた時間のなかで追い込み勉強していく必要があります。

基本的には、短答式試験対策で知識は身に付いているはずなので、選択科目をどのように攻略するかがポイントになります。

論述式試験の対策として、少ない期間のなかで「なにをするか、なにをやらないか」をしっかり決めて取り組むことが重要です。

公認会計士試験の受験資格・難易度・合格率|まとめ

いかがでしたでしょうか。

公認会計士試験になるための受験資格はあるのか、難易度と合格率はどのようなものなのか解説させていただきました。

公認会計士になるには、道のりは長いですが、決して取得が不可能な資格ではありません。

取得までの目標期間を定めて、根気よく地道に勉強時間を積み重ねることが合格へと近づけるでしょう。

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