証券アナリストの資格は独学で取れる?合格に必要な勉強時間は?

masman

by MOT

更新日:2019-05-27

公開日:2019-05-25

証券アナリストの勉強方法

証券アナリストは難易度が高い資格といわれていますが、実は勉強時間や方法を間違えなければ独学でも合格可能なんです。そこでこの記事では、証券アナリストの資格を最短で独学で取得するための勉強方法やスケジュール、教材について詳しく紹介していきます。


「証券アナリストの資格を取得して、キャリアアップしたい!」

と、本気で証券アナリストの合格を目指している人はいるでしょう。

しかし、証券アナリストはある資格の中でも難易度が高く、簡単に合格できる試験ではないと紹介されていることが多いですよね。

そこで、この記事を読めば、独学で証券アナリストに合格する方法や、勉強時間をムダにしないような効率的な独学方法についてが分かります!


朗報!証券アナリストは独学でも合格が可能

証券アナリストに独学で合格

最初にお伝えしたいことは、証券アナリストは学校に通わなくても、独学で合格できる資格だということです。

このようなことを書くと、「え~、それって理数系出身で、ある程度地頭がいい人の話でしょ?」と、思われる人も多いでしょうね。

たしかに、証券アナリストと数学のような計算は切っても切れないので、数学的公式が頭に入っている人や経済学を専門に学んできた人とは、難易度の感じ方には差があるかもしれません。

しかし、それ以上でもそれ以下でもありません。

あとは、「いかに効率よく独学での勉強時間を確保できたか?」が鍵になってきます。

独学で証券アナリストに合格するための大きなポイントは、たったの3つ。

  • 試験に向けての勉強時間のスケジュール立て
  • どの教材を使って独学をするか
  • 点数が確実にとれる問題と、捨てる問題の見極め

この3つを意識して対策を立てることで、独学だけでの合格にグンと現実味が帯びるのです!

具体的にどの部分を注意して勉強していくのか?次の項から1つずつ見ていきましょう。

証券アナリストになるまでの試験の流れ

証券アナリストの試験の流れ

証券アナリストに独学で合格する効率的な勉強方法を分析する前に、証券アナリストの資格を取得するまでの試験の流れをしっかり理解しておきましょう。

証券アナリストの難易度は平均よりもやや難しめ

証券アナリストの難易度は上位レベルで紹介されることが多いですが、実は一発合格する人が40~45%もいる、中の上レベルの難易度なのです。

意外なようですが、恐らく

  • 試験科目が複数ある
  • 一次試験と二次試験がある
  • 試験を受けるための条件がある
  • 資格を証明できるまでの条件がある

などの制約が、試験そのものの内容よりも難易度が高いイメージを与えているのかもしれません。

しかし、1つ1つの項目に着目してみると、

  • 試験科目の多さ→一時試験は科目ごとの合格が認められる
  • 二次試験→一時試験と内容がかぶる
  • 試験を受けるために協会の講座受講が必須→テキスト郵送やパソコンのみで通学の必要はなし
  • 資格証明→実務経験3年以上

といったものなので、無理のないスケジュールで自分に合った勉強時間を組み立てることができれば、難易度の高さを殊更意識する必要のない資格なんです。

証券アナリスト試験の出題形式

証券アナリストには、一次試験と二次試験の合格が必要です。

一時試験

「証券分析」「財務分析」「経済」の3科目が行われます。

中でも証券分析の比重が大きいのが特徴です。

全科目ともマークシート試験で、合格率は約50%と難易度は決して高くありません。

はっきりした数字は公表されていませんが、6割以上の正答率が合格ラインと言われています。

前項でも述べましたが、一次試験は科目ごとの合格が認められています。

苦手科目がある人は重点的に勉強時間を確保して、1つの科目だけの合格に集中する戦略もありですね。

二次試験

「証券分析」「企業分析」「市場と経済」「職業倫理」の4科目です。

一次試験の応用に職業倫理が加わってきます。

一次試験との圧倒的な差はボリューム。

「読む問題の量」も「書く解答の量」も多くなるので、難易度がグッと上がります。

合格率にも35~50%と幅が出てくるのが特徴ですが、傾向と対策に基づいて独学を重ね、落ち着いて試験に臨んだ人にとっては、一次試験との難易度の差をあまり感じないでしょう。

なお二次試験の合格は、全科目の合計点数で判定されます。

1日で全ての科目の受験が行われるので、ペース配分や体調管理も試験対策の1つですね。

証券アナリスト合格に必要な勉強時間

証券アナリストを独学だけで合格するための勉強時間は、180~300時間が平均的な時間です。

思ったほど多くはないと感じる人もいるかもしれませんが、これには根拠があります。

まず、試験のチャンスが一次試験が年に2回、二次が年に1回あります。

さらに協会の講座を受講した履歴が必要で、申込をした翌年の試験から受験資格があるとして、うまく計画を立てれば1年~1年半の間には試験に臨める体制を整えることができます。

再三述べているように、証券アナリストの試験はいかに効率よく必要な勉強だけを行えたか?が鍵になり、1日1~3時間の勉強時間を3か月集中して行えるスキルが、アナリストとしての資質を問われる部分でもあるからです。

つまり、「勉強時間をかけるほど、合格率が上がるわけではない。」これが、証券アナリストの鉄則です。

では実際にどのような試験対策が有効なのか?次の項で具体的に説明しましょう。

証券アナリストに最短で合格するための試験対策

証券アナリストの試験に最短で一発で合格するために、ここからが一番重要な項になります。

教材選び

まずは、試験勉強に使う教材選びが大きなポイントです。

多くの先輩合格者が口を揃えて言うことは、「協会から送られてくるテキストは熟読するな!」ということです。

なぜなら文章量が多いわりに、難解な部分への解説が少ないからです。

そこで多くの先輩がオススメしているのが、TACから出されているテキストで、試験に必要な情報が要点よくまとめられた良書だと評判です。

複数のテキストに色々目を通すよりも、これ!と決めたテキストを100%完璧になるまで理解するようにしましょう。

さらに直近3年間の過去問にチャレンジすることで、勉強の成果を確かめていけば完璧です!

この件に関しては、「こびと株.com」のブログを立ち上げている運営者の体験談が非常に分かりやすくて説得力があってオススメです。

勉強スケジュールを立てる

次に、勉強スケジュールの計画と実行です。

チャレンジする試験の日程と、使用するテキストと過去問が決まれば計画もスムーズに立てられるでしょう。

逆算して1日に必要な勉強時間を組み込み、社会人であれば急な予定にも対応できるような余白も作っておきたいですね。

また計画を立てる時には、自分の得意分野・不得意分野を把握しておくことも大切です。

それによって勉強時間の配分が変わっていきます。

とは言っても、証券分析に重きを置いた試験なので、どうしても証券分析の勉強に時間を割く必要はあるかと思います。

それ以外の他教科に苦手分野がある人は、その分野に特化したセミナーだけを受講する方法や、一次試験の日にちを分ける選択も視野に入れておきましょう。

試験当日の問題の解き方

最後は、試験当日の潔さです。

なにを?!と思われるかもしれませんが、実はとても大切なことで、「必ず点数をとっていく問題と諦める問題の取捨選択」も重要な試験対策になります。

特にボリュームが多く、捻ったような癖のある問題を混ぜてくる二次試験では、冷静な時間配分が必要です。

確実に点数が稼げる問題を完璧に仕上げる(見直す)ことに集中し、残った時間で難解問題にチャレンジしましょう。

科目ごとで言えば、「職業倫理」はアナリスト的要素が求められない唯一の科目です。

全科目の合計点数が達していても、職業倫理の点数が著しく低い場合には足切りされるという噂もあります。

真相は公表されてはいませんが、それくらい職業人としての常識を問われている難易度の高くない問題なので、確実にパーフェクトを目指していきましょう。

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証券アナリストの資格を独学で取得できる勉強時間まとめ

一般的に想像するより、独学の勉強の仕方次第で証券アナリストまでの道は難易度が高くないことがお分かりいただけたでしょうか?

証券アナリストの資格を独学で取得するには、適材適所の勉強方法が大切です。

ここで言う「適材」とは「適切な材料(テキスト)」のことで、「適所」とは「適当な所(スケジュール)」のこと。

試験対策の綿密さが効率的な合格への近道!

ぜひ証券アナリストの夢にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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