英文会計検定の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

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by 資格広場編集部

更新日:2019-05-06

公開日:2018-03-14

語学・国際

英文会計検定は、特定非営利活動法人英文会計検定協会が、平成21年11月まで行っていた資格試験です。現在は、東京商工会議所が国際会計検定という試験を行っています。簿記のスキルを基盤に英語力も必要ですが、これからグローバル化する企業には欠かせない存在です。


英文会計検定は幅広い年齢層の男女が目指せる、ビジネス能力を高められる資格です。
英文会計検定は他にも英文経理と呼ばれております。
英文会計検定は「民間資格」です。


英文会計検定取得のために必要な知識・受験資格

試験を受けるのに、資格や制限はありません。しかし試験の内容的に、英語の技能はもちろん、簿記の能力も必要なのはいうまでもありません。英語力の目安として2級ではTOEIC500点以上、1級ではTOEIC700点以上と言われています。全体の知識やテクニックは学校で身につけ、その後就職して、実際の業務の中でスキルを磨いていくといいでしょう。

英文会計検定は「特定非営利活動法人 英文会計検定協会」が運営管理を行っております。

特定非営利活動法人 英文会計検定協会とは:
特定非営利活動法人英文会計検定協会は、平成21年11月の試験にて閉鎖しました。

英文会計検定

英文会計検定ってどんな資格?

日本の起業が海外に進出する場合、逆に海外の企業が提携のために日本に進出してくる場合、財務・会計の処理方法が異なります。そこで日本向け書類・海外向けの書類など、必要に応じた処理を行うのが英文会計です。日本の会計基準に基づいて勘定科目だけ英語を使って処理する場合と、米国式や国際基準の会計方式に基づいて処理する場合があります。前者を英文経理、後者を英文会計と区別することもありますが、2つを合わせて英文会計、もしくは国際会計と呼ぶ場合が多いです。

英文会計検定取得の為の勉強法

簿記の知識も、英語の知識もない場合は、まず簿記の資格を取ることから始めるといいでしょう。英文会計検定の各級のレベルは、日商簿記検定の各級に対応していると言われるので、簿記の知識がある方が理解しやすいです。もちろん独学で勉強することも可能ですが、専門学校や大学で学ぶと、教科書には載っていないテクニックなどを学ぶこともできます。また、過去問は市販されていないので、英文会計検定協会へ直接問い合わせましょう。

英文会計検定の専門学校や通信講座について

準備中です。

英文会計検定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

英文会計検定の試験料

1級は7,300円、2級~4級はは5,300円です。隣り合う級のダブル受験も可能で、受験料はその2つの級を足した金額になります。例えば、1級+2級だと12,600円、2級+3級だと10,600円という風です。

英文会計検定の年間試験回数

試験は5月末と11月末の年2回行われていました。似た試験である、国際会計検定は7月下旬と12月中順の年2回行われています。

英文会計検定試験科目等の内容

問題はすべての級で英文で出題され、英文で回答します。出題の定義として、4級は「初歩的な英文簿記知識をマスターしている」こと、3級は「英文簿記をマスターしている」こと、2級は「英文で財務諸表の作成とその内容が理解できる」こと、1級は「高度な英文会計理論をマスターしている」こととなっています。

英文会計検定の難易度

合格率から考えると、4級、3級に関してはそこまで難しくないでしょう。また、2級・1級に関しても、簿記の知識があるかどうかによって変わってきます。英語に関しては、日常会話には使わない、簿記・会計に関する専門用語を覚えなくてはいけない点が問題となるでしょう。

英文会計検定の合格率

合格率は4級で約90%、3級で80%、2級で35%、1級で約15%です。仕事で通用するのが2級からと言われており、試験内容がそこを踏まえていると考えると、2級から合格率が極端に下がるのも仕方ないでしょう。

英文会計検定の合格発表

試験結果は、試験日の約1ヶ月後に発送されます。

英文会計検定

英文会計検定取得後の就職先・年収・報酬相場

英文会計検定所持者の職業例

外資系企業・海外進出起業の経理・財務・会計、会計事務所の経理事務、派遣社員としての英文会計

英文会計検定の取得に向いている人

英文経理の仕事は、財務・会計の仕事ですから、やはり簿記や数字に興味がある人、計算が苦でない人が向いています。細かなミスも見逃さない集中力があり、事務的作業ばかりでも嫌にならない性格がいいでしょう。英語の技能も必要ですが、日常会話より専門用語を扱うことが多いので、どちらかと言うと英語力よりも経理の経験・技能の方が重要視されます。英語が苦手、もしくは英会話ができないという人は、まず日本の会計基準に基づいて勘定科目だけ英語を使って処理する仕事から始め、実務経験を積み重ねてから、より英語力の必要になる米国式や国際基準の会計方式に基づいて処理する仕事、という風にステップアップで考えていけばいいでしょう。

英文会計検定と同じ分野の他の資格

国際会計検定(BATIC)、米国公認会計士(USCPA)、国際会計基準検定(IFRS)

英文会計検定の年収・給料相場

経理の経験はあるが英文経理が初めてという場合には、どうしても給料は低くなりがちです。正社員の年収で400万円前後、派遣社員の時給で1,600円前後になります。すでに英文経理の経験がある場合ですと、もう少し高くなります。正社員の年収で500万円~600万円程度、派遣社員の時給で1,800円前後になります。さらに実務経験も豊富で、資格のレベルも高い人の場合ですと、ただの事務ではなく管理者となる事があるので更に高くなります。正社員の年収で700万円程度、派遣社員の時給で2,000円~3,500円程度になります。属する企業の大きさによって年収が変わるのは当たり前なので、英文経理全体としては、平均年収は450万円~600万円と考えていると良いでしょう。

英文会計検定の現状

世界的にグローバル化が進んでいる現在、海外に進出したり、提携したりする企業が増えています。その点から、英文会計の仕事が求められていると言えます。

英文会計検定の将来性

これからますますグローバル化が進むと、英文会計を必要とする企業も増加傾向にあるので、将来性があると言えます。また、経理のスキルと英語の技能の両方を兼ね備えているので、もし雇用が不安定な時代が来ても、乗り切れる可能性が高いです。

英文会計検定所持者の独立について

英文会計の資格を取得する人は、企業に属して経理を担当している人が多いです。企業が海外進出したり、海外企業と提携したりする際に英文会計が必要になったとか、自分のスキルアップのためという理由で受験するようです。ですから、独立している人はほとんどいません。また、経理→英文会計というようにステップアップしたい人や、経理未経験の人は、派遣社員として登録している場合もあるようです。

英文会計検定を所有している主な著名人

該当なし

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