金融のプロフェッショナルである投資診断士とFPの資格を徹底比較

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by MATSUZAWA

更新日:2019-07-27

公開日:2019-07-27

投資診断士

今回は金融の実務を行なう際に必要となる資格である投資診断士とFP(ファイナンシャルプランナー)について徹底比較します。実務に強いのはどちらなのかということも含めて紹介します。

       

一言に金融業関連の資格には実に様々な種類がありますが、その代表的な職業として投資診断士とFP(ファイナンシャルプランナー)が挙げられます。

双方とも投資や資産運用に携わる業務を行なう際に必要となる資格ですが、それぞれ取得の目的が異なります。

そこで、投資診断士とファイナンシャルプランナーについて、実務に強いのはどちらなのかということも含め徹底比較してみます。

投資診断士とは?

投資診断士

一言に投資といってもたくさんの種類があり、不動産投資や株式投資、FXといった従来の方法から仮想通貨やビットコインなど最近注目を集めている方法まで実に様々です。

いずれにせよ、老後の不安解消や資産構築のために投資を行う人がいますが、素人にとって正しい知識、正しい方法で投資を行うのは非常に難しいと言われています。

投資診断士とは、投資に関する正しい知識、正しい方法を投資希望者に教え失敗のリスクを減らすためのサポートするのにふさわしい人を認定するための資格です。

投資診断士の資格取得方法

投資診断士の資格を取得するにあたって、特に年齢や学歴による制限は無いため誰でも目指すことができます

投資診断士の資格を取得するためには、申込み後に届くテキストと動画教材を使って課題をまずクリアする必要があります。

テキストと動画教材では、試験を主催する投資診断協会の基本理念や投資に関する知識、投資商品など投資に必要な全般的な知識について学びます。

この自宅学習が修了後、各試験会場で投資診断士の資格試験に合格することによって資格を取得することができます。

試験では自宅学習で学んだ内容に関して問われ、試験は全60問の選択式で行われます。

FP(ファイナンシャルプランナー)とは?

FP(ファイナンシャルプランナー)とは、個人や中小企業をクライアントとして、資産運用や資金計画、資設計に関する提案を行う職業となります。

FPは主に生命保険や遺産相続、住宅ローンや教育費などライフイベントに沿った資産設計のアドバイスから年金や保険、不動産や税金といった金融に関する全般的なアドバイスを専門家としての立場から行います。

FPの資格取得方法

FPの関連資格には、国家資格である3〜1級FP技能士資格と民間資格のAFP、CFPの3種類があります。

3級FP技能試験を例に上げると、試験は学科試験と実技試験の2分野に分かれています。

学科試験では、「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の全6科目から出題され、マルバツ式と三肢択一式になっています。

一方実技試験では、「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」「資産設計提案業務」から1つ選択して答える方式になっています。

金融のプロ、投資診断士とFP、実務に強いのはどっち?双方を徹底比較

投資診断士

投資診断士、FPの資格は金融業界のプロとして働く上でどちらも欠かせない資格となります。

しかし実際に実務をしていく上で有利になる資格はどちらなのでしょうか。

それぞれの役割や業務に注目しながら比較していきます。

「投資」の実務に関しては圧倒的に「投資診断士」が有利!

金融業界にも様々な業種、仕事がありますが、「投資」や「資産運用」という実務に関しては「投資診断士」の資格の方が就職やその後の待遇において圧倒的に有利となります。

決してFPの関連資格が役に立たないということではありませんが、投資診断士の資格は、証券や不動産投資など投資のスペシャリスト、エキスパートとしてそれぞれの分野において卓越した知識とスキルを持つものを認定するための資格です。

そのような「金融リテラシー」は金融業において実務をこなしていく上で必要不可欠なモノとなります。

そのため、投資診断士の資格を持っていることで金融リテラシーの証明にもなることからあらゆる場面において有利になるのです。

FP関連資格も金融業で働く上でぜひ持っておきたい資格

投資に関連する実務においては投資診断士の資格が圧倒的に有利ですが、金融業には投資以外にも資産設計や資産運用、税金に関するアドバイスなど重要な業務がたくさんあります。

ファイナンシャルプランナーとして働く際には必ずしも関連資格の取得は義務付けられていませんが、クライアントの「人生のパートナー」としての責務を果たすためには信用性が不可欠な要素となります。

そのため、金融業全般で働くことを検討されている方は先程挙げたFP関連の資格はぜひ取得しておきましょう。

FP関連の資格は持っているだけで活躍できる場所が広がり、保険会社や金融機関はもちろんのこと、銀行や法律関連事務所、不動産会社など非常にたくさんの就職先があります。

資格取得の難易度の比較

投資診断士、FP関連資格の取得を目指す際に気になるのが資格取得の難易度ですよね。

しかし、投資診断士の試験難易度は非公開になっているため、どれくらいの難易度や合格率なのか判断することはできません。

とはいっても、資格を取得するにはテキストを使った自宅学習と金融リテラシーに関する幅広い知識が問われるため、容易に合格できる試験では無いということが伺えます。

一方FP技能試験の場合、例年の合格率は3級で60〜80%、2級で30〜40%、1級で10%前後という数値が出ています。

そのため、投資診断士、FP関連資格どちらの資格を取るべきか判断する際には合格率ではなく、就職先の実務内容を考慮して判断しましょう。

投資診断士とFPについて徹底比較まとめ

今回は投資診断士、FP関連資格の試験概要や実務における優位性について比較しました。

投資診断士は「投資」という専門業務を行なう金融企業に就職する際にぜひ取得しておくべき資格となり、一方FP関連資格は、投資を始め、資産設計や資産運用、住宅ローンや税金対策と言った金融業全般の実務を行なう際に必要な資格です。

どちらがより優れていてどちらが劣っているというわけではなく、実務の内容によってそれぞれの資格が必要となります。

金融業へ就職を考えている方は特に以上で紹介した内容をぜひ参考にしてください。

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