管理栄養士に合格するには?国家試験の難易度や勉強法を解説!

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by oka

更新日:2019-05-17

公開日:2019-05-17

管理栄養士になるには?

管理栄養士の国家資格を取得するにはどのような勉強法が有効なのでしょうか?また、働きながらの取得は可能なのでしょうか。難易度や合格率を上げる勉強法などを解説しています。


管理栄養士とは「管理栄養士」の資格を持ち、栄養指導や栄養管理をおこなう人のことを指します。

厚生労働省が認定する国家資格である「管理栄養士国家試験」に合格して資格を取得すると、一定基準以上の栄養に関する知識や技能を持っていると認められます。

今回は「管理栄養士国家試験」の難易度や合格率を上げるための勉強法について解説します。

管理栄養士」は厚生労働大臣が認める国家資格です。


管理栄養士とは

管理栄養士の資格とは

「管理栄養士」は、その名の通り「栄養のプロ」であり、厚生労働省が認める国家試験に合格することで名乗ることができます。

似た資格に「栄養士」がありますが、「栄養士」は主に健康な方を対象とした職業・資格です。

一方で、病気やリハビリ中の方など特別な配慮が必要な人を対象として栄養指導をするのが「管理栄養士」になります。

一定規模以上の給食施設では管理栄養士の設置が義務付けられていることからも、その業務範囲や責任範囲が栄養士よりも広いというのが分かります。

管理栄養士に向いている人

管理栄養士は多くの人と接しながら栄養指導をおこないます。そのため、コミュニケーション能力は必須と言えるでしょう。

また、接する相手は病気などの事情を抱える方が多いため、相手の目線で考えたり、細やかな気配りを持って接することができたりする人が向いていると言えます。

そして何よりも大切なのは、自分自身が「食」に興味を持っていること。
新しい食に関する知識を日々取り入れ、自分の生活にも活かし、お手本となるような健康的な生活を送れる人が適しているでしょう。

どうしたらなれるの?

管理栄養士になるには

管理栄養士になるには、厚生労働省が認定する国家資格である「管理栄養士国家試験」に合格する必要があります。

受験資格は「栄養士の資格を持っていること」、「一定期間以上の実務経験があること」です。

そのため、管理栄養士になるには主にふたつのルートがあります。

ルート1:栄養士養成施設に入学し栄養士の資格を取り、卒業後1~3年以上の実務経験を経て国家試験を受験し合格する。
ルート2:4年制の管理栄養士養成施設に入学し、栄養士資格と管理栄養士国家試験受験資格(実務経験免除)を得たのち国家試験を受験し合格する。

一般的には2つ目のほうが管理栄養士になる最短ルートだと言われています。

試験の難易度は?

管理栄養士国家試験の合格率は、平成27年は55.7%、平成28年は44.7%、平成29年は54.6%となっており、およそ50%前後と見て良いでしょう。

これだけ見ると2人に1人が合格しているということになり、国家資格にしては難易度が低いように思いますが、ここで厚生労働省の学校区分別合格者状況を見てみましょう。

管理栄養士養成課程(新卒)の合格率が95.8%なのに比べて、管理栄養士養成課程(既卒)や栄養士養成課程(既卒)の方は20%前後となっています。

既卒の方の受験者には社会人の方が多く、十分な勉強時間を確保できないというのが理由のひとつだと考えられます。

以上のことから、新卒の方の合格率は高く、既卒で十分な勉強時間を確保できない場合の合格率は低めだと言えるでしょう。

合格率を高める勉強法とは

管理栄養士国家試験は毎年3月頃に実施されます。それまでに少しでも合格率を高めるためには、どのような勉強法を実践すれば良いのでしょうか。詳しく見てみましょう。

問題と答えを体で覚える

まず自分に合いそうな参考書と過去問題&解説集(過去5年間分)を用意し、過去問を解いてみましょう。

間違った箇所だけを参考書を見て覚えれば、過去問の正解率が少しずつ上がっていくはずです。
そして、解いていくうちに問題の傾向や対策も掴めてきます。

何冊も参考書や過去問題集を買わずに1冊だけをとことんやり込み、問題と答えを体で覚えると良いでしょう。

模試を受けて実力を測る

管理栄養士国家試験の模試を受ければ、自分自身の勉強の進み具合を確認できます。

模試はRDC管理栄養士センター、SGS総合栄養学院、日本医歯薬研究協会など多くの機関が開催しています。

自宅受験が可能なものや複数の模試をまとめて受験すると割引がある場合もありますので、値段などを比較しながら自分の都合に合うものを選んで受けるのがオススメです。

働きながら勉強する場合

栄養士として働きながらでも、管理栄養士の国家資格に合格するのは可能です。

可能ならば、予備校などが開催する国家資格試験対策講座を受講すると効率よく学べます。

勉強開始は早ければ早いほど良いですが、対策講座が毎年5月頃から開催されるのを考慮すると、独学をする場合でも同時期(5月頃)には勉強を開始したほうが良いでしょう。

国家資格合格後の就職先

管理栄養士としての就職先は、各病院や保育園、社会福祉施設、食品会社、給食を取り扱う会社、スポーツ関連施設、薬局などです。他には、学校で栄養職員(公務員)として働く道もあります。

また、委託給食会社(学校・病院・工場等の施設から給食業務を委託され、管理栄養士・栄養士を派遣する会社)で様々な現場へ赴き、調理業務を経験した後に次のステップへ進む人も多いようです。

このように就職先の選択肢は幅広いですが、施設によっては管理栄養士以外の業務(人事、営業等)を任されることもありますので慎重に選びましょう。

また、病院内で働く場合には患者さんの治癒を促進させる活動「NST(栄養サポートチーム)」の中心的メンバーとして活躍できるでしょう。

NSTでは栄養管理計画書の作成、栄養スクリーニングや栄養アセスメント、経腸・経口栄養療法のプランニング、退院時栄養指導など重要な業務に携わることができます。

管理栄養士に合格するためのまとめ

健康ブームや食育ブームもあって注目されている「管理栄養士」。

管理栄養士国家試験は国家試験ということもあり難易度は易しくはありませんが、人々や地域に貢献できる職業なので、誇りとやりがいを持って働けるでしょう。

担当した患者さんが順調に回復したり、自分が作成した献立表で食べ残しが減ったりと、働くことの喜びを感じられるシーンは数多くあります。

今回紹介した勉強法を参考にして合格率を高め、受験に望んでくださいね。

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