栄養士の平均的なお給料はいくら?保育園と病院勤務の違いも

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by ari_na

更新日:2019-06-05

公開日:2019-06-05

人間は誰しも食事は大切で、栄養のバランスなどをしっかり考えなければ逆に偏った食生活となってしまいます。そこで食のスペシャリストである栄養士がいるわけですが、病院や保育園に勤務していると平均してどのくらいのお給料なのでしょうか?


”栄養士”とは、食事や栄養に関することを学び、スペシャリストとして指導や管理を行うことが仕事です。
勤務先は、病院や保育園、学校や社員食堂など実に様々であり、多くの現場で求められている存在です。

では、病院や保育園に勤めていることを例とした場合、栄養士の平均的なお給料の額はいくらなのでしょうか?とくに多くの収入が得られる職場についてもご紹介します!


栄養士とは?

栄養士

”栄養士”とは、食事や栄養面についてのスペシャリストとして活躍している職業です。

勤務先は多種多様であり、病院から学校、保育園、福祉施設や会社の社員食堂など至る所で必要とされています。
また、食事のメニューを考えるだけではなく、栄養士自らが厨房に立ち、調理を行なっている現場もあります。

それでは、栄養士の詳細についてご紹介します。

まずは資格を得よう

栄養士として働きたい場合、まずは資格の取得からスタートします。

栄養士の養成課程がある大学や短期大学、専門学校などに進学し、2年から4年の期間をかけてしっかりと勉強します。
これらの学校を卒業することで、都道府県知事から無試験で『免許証』が発行されます。

さらに、栄養士の上位資格である「管理栄養士」の資格を得たい場合は、大学を卒業することで国家資格の受験資格を得られる学校もあります。
そのため、元から管理栄養士を目指している人は初めから大学へ進学することをおすすめします。


栄養士になるには、学校が昼間のコースしかなく、夜間コースや通信教育は現在のところないため注意が必要です。

なぜ、夜間のコースはないのか?

この世には多くの職業や資格を取得するために学ぶ場所があり、働きながら勉強をしたいと考えている人のやめに夜間のコースや通信教育が用意されている学校もたくさんあります。

しかし、栄養士に関しては夜間コースと通信教育がありません。
その理由は、「制度そのものが認可されていない」からです。

では、なぜ認可されていないのかというと、栄養士の資格を取得するためには、実習や実験など多くの単位が必修科目となっています。
それゆえに、夜間のコースや通信教育では時間の融通が効きづらく、ハードルが高いので全ての単位を取得することが困難だとされているためです。

それでも栄養士を目指している人に対し、社会人向けの奨学金制度を用意している学校もごく僅かですがあるので、現在の勤め先を辞めて栄養士の勉強をしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

栄養士のお給料

栄養士

それでは、栄養士のお給料について見ていきましょう。

幅広い職場での勤務が可能な栄養士ですが、お給料にも違いが出てくるのでしょうか?

お給料は高いわけではない

結論から言うと、栄養士のお給料は決して高いわけではないようです。

年収を見てみても、およそ250万円から400万円ほどが平均的な額だとされているので、普通くらいと言えます。
そのため、栄養士として高いお給料を希望する場合は、国家資格である「管理栄養士」の資格を取得することが良いとされています。

それぞれの勤務地を比べてみると、保育園に就職している場合はおよそ18万円から20万円ほど、給食会社の場合はおよそ18万円から22万円ほど、高齢者のいる施設ではおよそ18万円から25万円ほどが支給されています。

就職先によっても待遇は違うので、求人情報などをしっかりと確認しておくと良いですね。

病院勤務は比較的高い

栄養士として勤務する中で、比較的お給料が高いとされているところは「病院」です。

こちらも平均的な金額にはなりますが、およそ18万円から30万円ほど支給されるため、待遇の良いところに就職できればお給料も期待できるでしょう。
なぜ他の勤務先と比べると病院のお給料が高いかというと、専門性が求められているからです。

さらに食品メーカーや食の研究に携わる期間の栄養士になると、こちらもお給料や待遇面が良いため人気があります。

病院と保育園の違い

ここで、病院と保育園に勤務している栄養士について見ていきましょう。

お給料ではいくらか差のある両者ですが、主に次のような業務を行なっています。

病院の栄養士のお仕事

病院勤務の栄養士のお給料は比較的高いことをご紹介しましたが、それらの基本給の他にも様々な手当が出る場合があります。

2,500円から5,000円程度の「経験手当」、ほぼ同額の「家族手当」、「管理栄養士」の資格手当は5,000円から20,000円と高額であることもあります。

病院での栄養士は、食を通して患者さんの治療の一部を担っており、医療スタッフとともに栄養サポートチームを組んで患者さんの栄養管理を行うところも存在します。

糖尿病や高血圧症に悩む患者さんに対しては、医師の指示のもとに栄養指導をしていきます。
治療の一つとして食事の改善を手助けするため、患者さんにとって最も良い食事を考えていきます。

保育園の栄養士のお仕事

保育園に勤務する栄養士は、子供が好きな方にもおすすめの職場です。

保育園での勤務はハードだと言われていますが、子供たちのために日々の献立を作成するほか、給食管理や調理、保育にも携わります。
「食育」に力を入れている昨今、子供達がしっかりと給食を食べて成長する姿を見守れることは大きなやりがいだと言えます。

保育園でのお給料にも様々な手当が支給され、15,000円程度の「職務手当」、5,000円程度の「管理栄養士手当」などがあります。

病院に勤務している人と比べると、手当の額にはやや違いがあることが分かりますね。

栄養士のお給料についてのまとめ

栄養士のお給料は、それほど高額ではありません。

しかし、勤務地や待遇によっては比較的高くなることもあり、主に病院に勤務する場合はおよそ30万円ほどが支給されるところもあります。
さらに人気の高い勤務先は食品メーカーや研究に携わる場所であり、こちらも待遇やお給料が良いことで知られています。

保育園に勤務する場合は栄養士の中でも若干お給料が低く、基本給にプラスされる手当の額も病院勤務の人と比べると低く設定されています。
ただ、保育園は調理のみならず保育にも携われるため、子供と関わる仕事にも興味がある人にはうってつけです。

健康に関する興味や意識は、人々の間で年々高まっています。
その中で、食や栄養についてスペシャリストとして活動している栄養士の需要は、今後ますます高まっていくと言えるでしょう。

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