TESOLとは?資格内容や試験の合格率・職業や年収を調査

masman

by oka

更新日:2019-06-24

公開日:2019-03-15

TESOLとは

英語教師がよく耳にする「TESOL(テソル)」とは、どのような資格なのでしょうか。取り方やTESL・TEFLの違い、取るためにかかる期間等について解説しています。


TESOL(テソル)とは、英語教師を目指す人や既存の英語教師がスキル向上のために学ぶ「英語が母国語でない生徒に英語を教えるための授業法」です。

TESLTEFLがあり、各教育機関が出す資格を取ることで、自分が一定水準以上の知識があることを証明できます。

TESOLは英語以外の言語を母国語とする人に英語を教えるための「教授法」です。
学んだという証明書を修了証などの形で取得できます。


TESOLとは

TESOLの資格を取るには

TESOL(テソル)とは「Teaching English to Speakers of Other Language」の略で、英語が母国語でない生徒(留学生や移民など)に英語を教えるための「授業法」のことを言います。

現状TESOLという名前の資格はありませんが、教育機関が開設しているTESOLプログラムを修了することを「TESOL資格取得」と呼ぶことが多いです。

日本だけでなく世界中に学習できる機関があるため、難易度や学習期間、費用、合格率などは多岐に渡ります。
そして、各機関が指定したプログラムを終え、学位やディプロマ、修了証などを取得することで、英語を教えるスキルが一定水準以上であるということを証明できます。

英語教師としての資格やスキルを証明できるということは就職や転職にも有利になりますので、年収にも関わってくると言えるでしょう。
ただし、TESOLを取得したからと言って英語教員になれるわけではありません。
当然ながら別途教員免許が必要ですので、その点は注意しましょう。

TESOLは2つの種類に分かれていますので、詳しく見ていきましょう。

TESLとは

TESL(テスル)とは「Teaching English as a Second Language」の略です。

英語が第二言語として使われている国(カナダ、インドなど)で英語を教える方法を指します。
英語の知識だけではなく、様々な事情を抱え英語圏で生活する生徒たちの気持ちをどのように理解するかも学びます。

TEFLとは

TEFL(テフル)とは「Teaching English as a Foreign Language」の略です。

英語が一般的に使用されていない国、非英語圏(日本や中国など)で英語を教える方法を指します。
日本で英語を教えたい場合はこちらを選択すると良いでしょう。

学ぶことでどのようなメリットがある?

TESOLを学ぶことで英語知識が向上するのはもちろん、ティーチング法や異文化コミュニケーション論、カリキュラムやレッスンプランの作成方法、生徒の評価方法などを身につけることができます。

また、学校(主に留学生を対象としたESLクラス)によってはTESOLを習得していない人は教えることを認めていないところもあるので、特定の学校で英語教師として働きたい場合はTESOLの習得が必須と言えます。

どんな人向けの資格なの?

TESOLとは英語を教えるための人に向けたプログラムなので、ある程度の英語力は必須です。

英語の教師を目指している人や、既に教師だがスキルアップを目指す人、英語教育分野での就職を目指している人、海外の教育方法を取り入れたい人は学んだほうが良いでしょう。

TESOLの資格を取るには

TESOLとCELTAの違い

世界各地にTESOLの教育機関があります。専門的に学びたいならば大学でしっかりと勉強し、短期間を希望するなら語学学校、通信制のスクールなどを検討すると良いでしょう。

もちろん、難易度が高い教育機関の証明書ほど就職に有利になりますので、自分の目的に合う内容・難易度を確認して受講しましょう。

難易度が高い教育機関の証明書が欲しい場合

難易度が高い教育機関の証明書が欲しい場合は、大学や語学学校へ通うのが一般的ですが、出願する前に下調べが必要です。

たとえば、文部科学省 「職業実践力育成プログラム(BP)」に認められている神田外語大学大学院の「MA TESOL Program」に出願するにはTOEIC 800以上が必要です。
また、最終学歴が大卒かつ英語教師の経験が数年以上、TOEFL iBTテストが100点以上など、入学するには厳しい条件をクリアしなければならない場合もありますのでしっかり確認しましょう。

短期間で取得したい場合

教育機関によっては、春休みや夏休みの間に取得できる8週間程度のコースやオンラインでの通信講座を開設しているところもあります。

大学や語学学校と同様に、受講するには条件(英検1級以上の英語力など)が設けられている場合もありますので注意しましょう。

より高みをめざすなら「CELTA、DELTA」

CELTA(セルタ)とは「Certificate in English Language Teaching to Adults」の略です。
ケンブリッジ大学英語検定機構が認定する英語教授サーティフィケート(就学証明書)で、海外の語学学校で教えるにはCELTAの取得を必須としているところが多いようです。ヨーロッパや中東、アフリカにおいて、雇用者の71.5%が採用条件として求める資格とも言われます。

授業は非常に厳しいと言われますが、大変実践的な内容のため、コースを終了すればすぐに教壇に立てると言われているほどです。
そのため、海外で英語を教えたい場合はCELTAの取得も考えておくと良いでしょう。

※ケンブリッジ大学英語検定機構Webページより

また、CELTAよりも難易度の高いDELTA(デルタ)というものもあります。
DELTAは「Diploma in English Language Teaching to Adults」の略で、より専門的なディプロマ(専門士)を取得できます。

TESOL(TESL、TEFL)についてのまとめ

今回は、TESOLとは何か?TESL、TEFLの違いや資格の取り方、試験の合格率、職業や年収について解説しました。英語教諭になりたい人は是非習得しておきたい教授法です。
教師としてスキルアップしたい人、周りの教員と差別化するためにより高度な知識を得たい人にもオススメです。

自分の目的に合う教育機関を見つけて、学位やディプロマ、修了証等を取得しましょう。

コメント・口コミ・体験談

  1. メアリー より:

    この資格はTESOL(Teaching English to Speakers of Other Language)と呼ばれており、英語を、英語で、英語を母国語としない人に教える資格です。私はこの資格をカナダで取得しましたが、2か月間の教育実習がありました。教育実習中も私たち用の授業が別にしっかりあったため、授業に参加し、課題をこなし、実習のクラスにもすべて参加し、スケジュールが毎日つめつめでした。また、どのように授業展開をしていくかを学び、実際に授業計画書を作り、教授に提出、コメント等をもらってそれを作り直し、クラスメイトを生徒と仮定して授業を行う・・・という毎日でした。また実習先でも、一緒に語学留学生たちと授業に先生の補佐をしながら参加し、1ヶ月で合計10時間の授業を留学生たちにしなければなりませんでした。授業の内容を実習先の先生と相談し、計画書を作りコメントをもらってまた書き直す・・・2つの大きなプロジェクトが同時進行しているようで、質をすべて保ちながら時間管理をするのがとても大変でした。ただ、この資格があるおかげで、今英語教育に関するお仕事がたくさん頂けているので、取ってよかったなと思っています。
    (メアリー/岐阜県在住/20代/女性)

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