JICAの職員の仕事内容は?海外での支援活動の内容について

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by ari_na

更新日:2019-07-03

公開日:2019-07-03

ボランティア

”JICA(日本国際協力機構)の職員”になるには、高い語学力やフットワークの軽さが求められます。開発途上国を支援することが主な仕事のため、長期にわたって海外へ行くほか、移動も頻繁にあります。JICA職員の仕事内容も詳しくご紹介します!

       

”JICA(日本国際協力機構)の職員”とは、開発途上国を支援することが主な仕事です。JICAの職員を目指すには、高い語学力もさることながら、海外へ長期にわたって勤務したり、移動も多いことからフットワークの軽さが求められます。
JICAでの仕事内容の詳細は、どのようなことをするのでしょうか?どこの国へ行き、どのような支援を行うのかも見ていきましょう!

JICAの職員とは?

世界

”JICAの職員”とは、独立行政法人「JICA(日本国際協力機構)」に勤務し、開発途上国を支援するというお仕事をしています。

活動していく上での資金は、国から供与される政府開発援助(ODA)であり、専門的な知識と高い語学力を活かして開発途上国を支援するプロジェクトのマネジメントを行なっています。

とくに総合職に採用された場合、海外への赴任は必須となっています。

「信頼で世界をつなぐ」ことが展望

JICAは、「信頼で世界をつなぐ」ということをビジョンとしており、教育や貧困の削減など、様々な分野で開発途上国に協力しています。

JICAの本部は東京都にありますが、国別の協力戦略をどうするか策定するなど、「国創り」の司令塔として機能しているところです。
現在、世界の多くの国が”国際協力”を必要としていますが、それはなぜなのでしょうか?

国際協力とは何か

世界には195という多くの国が存在しますが、その中でも国民が衣食住に困らず、戦争もしていないというところは極めて少数です。
開発途上国と呼ばれる国は150以上もあり、1日1.90米ドル未満で生活している「絶対貧困」に苦しんでいる人も数え切れないくらいいます。

そのような極度の貧困により、学校に通えず、1日中家族を養うために働いている子供たちもいます。
また、貧困により教育が受けられなかったり、働く場所もないことから、最終的には紛争にまで発展してしまいます。

しかし、これらは先進国の国民に関係ないわけではありません。
深刻な紛争が多発し、環境汚染や様々な感染症などの蔓延は、どこの国にとっても脅威でしかありません。

これらを食い止め、減少させるためにも、国を超えた人々が力を合わせ、協力してこの問題に取り組んでいく必要があるのです。

それでは、JICAの職員の詳しい仕事内容について見ていきましょう。

JICAの仕事内容は?

JICAの職員が携わっている仕事内容で、とくに大きなものが『国際協力事業の総合マネジメント』です。

これは開発途上国をより良くしていくため、プロジェクトに関わってくれる機関や人材の管理を行っています。
しかし、実際に現地で実動するのはJICAの職員ではなく、職員はマネジメントに徹していきます。

「マネジメント系」と「スペシャリスト系」

JICAの職員は、「マネジメント系」と「スペシャリスト系」という2つの大きな役割があります。

マネジメント系の職員は、プロジェクトを円滑に進めるべく、日本の省庁や各分野の専門家、援助先の政府関係機関とうまく連携を取り合っていきます。
プロジェクト内の課題をどう解決していくか、目標を定めて仕事に取り組んでいきます。

一方のスペシャリスト系は、支援を必要としている開発途上国で何が求められているのか、専門的な知識をもとに考えていきます。
その知識を活かして、プロジェクトを進めていくのです。

マネジメント系とスペシャリスト系のいずれも、自分が関わる専門分野については日々勉強や研究を重ねていかなくてはなりません。
また、多くの関係機関との話し合いや交渉も重ねるため、職員の中には頻繁に海外まで出張に行くという人もいます。

職員が行く国は、東南アジア、中東、中南米などおよそ90カ国にまで及びます。

JICA職員に向いている人は?

JICAの仕事内容は開発途上国の支援

将来は海外で働くという夢を持っている人も多いと思います。
現在、グローバル化が進んできたこともあり、日本人も世界各地で活躍しています。

ですが、JICAの仕事内容は開発途上国の支援なので、各地の貧困や紛争に苦しんでいる人の現状を知れば、胸を痛めるということも多々あります。
それでは、この仕事はどのような人に向いているのでしょうか?

手際の良い人

JICA職員はとにかく多忙のため、仕事内容も多岐にわたります。

開発途上国へ支援を行うということは、膨大な数の人が関わっているものです。
ボランティアをはじめ、日本の省庁関係者や海外の政府関係者、分野ごとの専門家にもお世話になります。その人々に携わってもらう業務について調整するだけでも、多くの時間を要します。

目の前のことにいっぱいいっぱいで調整が行き届かなければ、業務がスムーズに進みません。
仕事内容が多すぎてもてんてこ舞いにならず、複数の仕事を同時進行で行える手際の良さが求められます。

長期の海外出張に耐えられる

世界を相手に活躍するには、日本以外の国にも積極的に行くことになります。
況してやJICAの職員であれば、仕事内容が外国の支援のため、海外に行くことは必須です。

しかも、行くとなれば10年間のうち3年程度は海外で過ごさなくてはなりません。
さらに、衛生面もしっかりしているとは言えず、インフラも整っていない環境に身を置く可能性が十分にあります。

これらもすべて仕事だと割り切れる人に向いている職業だと言えますね。

ペーパーワークがこなせる

JICAの職員は、海外で働くのみならず、大量のペーパーワークも仕事内容に含まれています。

海外の事業所へ行くこと自体が体力を使いますが、様々なことを申請するための書類作りや、精算書類などの作成も時間を見つけて行わなくてはなりません。
少ない時間の中で、いかにペーパーワークに割ける時間を作れるかも大切になってきます。

これも複数の仕事を同時進行で行うということに類似していますが、体力と気力は人一倍ある方が、JICAの職員には向いています。

JICAの職員についてのまとめ

JICAの職員は、開発途上国の支援に関する様々な仕事内容をこなしていきます。

どのような立場の人をどこに配属させ、その国ではどのような支援が必要になってくるのか。
綿密な計画と予算を調合しなくてはならないため、ずっと頭をフル回転させているような状態です。

さらに、仕事内容に海外赴任は必須と記されてあることから、これを承知の上で就職しなくてはなりません。
しかも、数年にわたってインフラや衛生面が整っていない可能性の高い国に行くため、体調管理も徹底する必要があります。

また、難しい仕事内容をこなすには、専門的な知識も日々学んでいきます。
仕事内容に楽なものはないため、時として辛すぎる現実や困難にぶつかることもあるかもしれません。

それでも世界から貧困や紛争を少しでも減らすべく、たくさんの国や地域で活躍しているのがJICAの職員なのです。

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