鍼灸師になるには?独学でとれる?資格の内容や年収情報も

masman

by oka

更新日:2019-05-02

公開日:2019-03-06

鍼灸師になるには

鍼灸師になるには?必要な資格や独学でなれるのか、年収や将来性についても解説しています。学生さんはもちろん、社会人の方が鍼灸師を目指すために知っておきたい情報満載です。

       

鍼灸師とは、「はり師」と「きゅう師」という2つの国家資格を持ち、鍼灸治療をおこなう人のことを言います。

このページでは、「鍼灸師になるにはどうしたらいい?独学でとれる?資格の内容は?年収はどのくらい?」という疑問にお答えします。

鍼灸師になるには、国家資格である「はり師」と「きゅう師」2つの資格が必要です。
この資格を受験するには、鍼灸養成施設で3年以上学ぶ必要があります。

鍼灸師(しんきゅうし)の仕事内容は?

鍼灸師の仕事内容

鍼灸師は、鍼(はり)または灸(きゅう)を使って経穴(けいけつ)と呼ばれるツボを刺激し、さまざまな症状の緩和をおこないます。

2000年以上の歴史を持ち、自然治癒力を高められるため副作用の心配が少なく、いろいろな症状の改善や予防、健康の増進を図る医療技術職です。

治療に使用される鍼はいわゆる注射針とは異なり、髪の毛ほどの細いものです。そのため、刺しても痛みを感じることはほとんどありません。

また、灸に使われるのはヨモギの葉を乾燥させた「もぐさ」。火をつけてツボを温めることで、患者さんの体調を整えます。

「鍼灸」と聞くと、肩こりや腰痛、神経痛を和らげるイメージがありますが、実際その効果は多岐にわたります。

例えば頭痛、不眠、ノイローゼ、気管支炎や喘息、眼精疲労など……、数えきれないほどの症状や病気に適応すると言われているのです。

ホルモンバランスの調整や血流の改善が期待できるので、最近では妊活方法の一つとしても人気を集めています。

医療やリハビリのみならず、スポーツ業界や美容業界、リラクゼーション業界など幅広い職種にアプローチできるのが特徴です。

どんな人が鍼灸師に向いてるの?

まず何といっても欠かせないのは、鍼灸や人体に関する正しい知識です。

そのために勉強するのはもちろん、新しい知識を日々吸収していくような向上心が必須です。

そして、同じくらい重要なのはコミュニケーション能力です。

患者さんに接する仕事ですので、相手の話を聞くのが上手だという人や、相手の状態をよく観察できるような人は鍼灸師に向いていると言えるでしょう。

他にも、ツボを見つけるための手先の器用さや、患者さんのつらい症状を和らげてあげたいといったホスピタリティ・マインドも必要です。

人気の鍼灸師になるには、上記のことを覚えておきましょう。

年収はどのくらい?

鍼灸治療院のスタッフとして勤務した場合、年収はおよそ300~450万円ほどが平均的です。

技術を磨き、歩合給の治療院に勤めて指名を取れるようになれば、大幅な収入増加も期待できます。

また、チェーン店の店長になるという道もありますし、鍼灸治療院を開業して軌道に乗った場合は更に高収入が望めるでしょう。

鍼灸師になるにはそれなりの費用と勉強が必要ですが、様々な活躍の場があるのも鍼灸師の特徴のひとつと言えます。

鍼灸師の資格を取るには

鍼灸師の資格を取るには

鍼灸師になるには「はり師」と「きゅう師」の2つの国家資格を取得する必要があります。

鍼灸養成施設(鍼灸学科のある学校)で最低3年間学ぶことで、受験資格を得ることができます。
独学だけでは受験資格を得られないため、鍼灸師になることはできません。

では、資格をとるためにかかる費用や期間、難易度について詳しく見てみましょう。

鍼灸養成施設の費用は?

費用は通う学校によって大きく異なりますが、一年間にかかるのはおよそ120万円~150万円ほどです。
入学金や実習費も含めると、卒業までにかかる費用は約550万円前後と言えるでしょう。

そして国家資格を取得する際の受験料は11,600円。加えて、合格した場合は申請手数料5,200円、登録免許税9,000円が必要となります。
鍼灸師になるには「はり師」と「きゅう師」の2つの国家資格に合格する必要がありますので、最低51,600円が免許の取得、登録にかかります。

鍼灸養成施設に通う期間は?

鍼灸師になるには、3年間以上指定された学校で学ぶのが必須です。

学校は3年制のところが多いようです。鍼灸学科と柔整学科を同時に学び、4年間かけて鍼灸師と柔道整復師の両⽅の資格取得を⽬指す人もいます。

また一部の学校では夜間部が設立されているため、社会人が働きながら通うことも可能です。仕事との両立は大変ですが、生徒はみな鍼灸師になるために集まっている人ばかりですので、励ましあいながら学ぶことができるでしょう。

学校独自の学費免除制度や国家資格の合格率が高い学校、鍼灸師と柔道整復師両方の資格が取得できるなど、学校によっていろいろな特徴があります。
Webページを見たり資料を請求したりして、自分に合う学校を探すと良いでしょう。

難易度ってどのくらい?

鍼灸師になるには必ず取得しなければならない「はり師」と「きゅう師」の資格ですが、合格率はそれぞれ70%前後だと言われています。

10人のうち7~8人が合格できているという計算になりますので、しっかりと学校へ通い知識を身につければそれほど難しくは無いでしょう。

筆記試験で、150点中90点以上の得点を取れると合格となります。

鍼灸師の将来性は?

鍼灸師になった場合、鍼灸治療院への勤務や独立開業だけではなく、スポーツトレーナーや診療所、リハビリテーション、介護予防、リラクゼーション施設など、様々な業種で活躍できます。

治療のみならず癒しの側面を持ち、美容鍼(美顔鍼)などの美容を目的とした鍼治療も近年人気のため、美容業界での活躍も可能です。

鍼灸師になるには?独学でとれる?資格の内容や年収情報まとめ

鍼灸師になるには?独学でとれるのか?資格の内容や年収情報など、鍼灸師になりたい人向けの情報をご紹介しました。

また、鍼灸師は「独立開業権」が認められているため、将来的には鍼灸院を開業することも可能です。

試験の受験資格には年齢や性別による制限が無いため、学生から社会人まで幅広い年代の人が鍼灸師を目指しています。

幅広い業界で活躍でき、年齢や性別を問わずに資格を取れるため、可能性は無限大と言っても過言ではありません。

最近では、妊活や美容減などの需要が高まっていることから、女性の鍼灸師も多く活躍しています。

また、近年では補完代替医療として海外からも注目を集めており、場合によっては国内外で活躍できるチャンスもあるでしょう。

「手に職をつける」という言葉がぴったりの資格だと言えます。

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