骨董品鑑定士になるには?気になる仕事と資格内容を解説!

masman

by いっしー

更新日:2019-05-02

公開日:2018-10-10

鑑定する男性

某TV番組でもおなじみの骨董品鑑定士ですが、どうすれば骨董品鑑定士として仕事が出来るのでしょうか?今回は骨董品鑑定士になるにはどのような資格が必要なのか、美術鑑定士との違いを含めて解説します。


TV番組等でも度々取り上げられる数々のお宝と言われる骨董品。

某番組でも「い~仕事してますねぇ~」と感嘆する骨董品鑑定士の姿はお馴染みと言えます。

しかし、彼らの本業はTV出演ではありません。

また、彼らのような有名でない骨董品鑑定士はどの様な仕事をしているのでしょうか?

今回は、骨董品鑑定士になるにはどのような資格が必要なのか?
また、美術鑑定士との違いは何なのかも含めて解説していきます。


骨董品鑑定士とは?

並べられた壺

骨董品鑑定士の仕事は、その名の通り骨董品の価値がどのくらいかを鑑定する事です。

絵画や陶器、ブロンド像や玩具に至るまで様々なジャンルの骨董品の鑑定を行います。

骨董品鑑定士になるには、それぞれの骨董品を鑑定するにあたってその骨董品に関する知識を備えておく必要があります。

骨董品鑑定士によってはジャンルを絞って専門的に鑑定を行う人もいれば、オールジャンルで鑑定を行う人など様々です。

どちらにせよ、物の価値を決める重要な仕事ですので膨大な知識量が必要です。

骨董品鑑定士に必要な資格

骨董品鑑定士になるには、必要な資格はありません。

極論を言えば「自分は骨董品鑑定士だ!」と言ってしまえばその日から骨董品鑑定士です。

しかし、物の価値を決めたりそのものの真贋を判定する鑑定を何も資格や称号がない人に頼むような人はいません。

そこで登場する資格が「美術鑑定士」です。

基本的には美術品の価値や真贋を判断する為の資格になりますが、骨董品もこのジャンルに当てはまりますので、
信用性という意味でも骨董品鑑定士になるには、美術鑑定士の資格を取得する事が現実的です。

美術鑑定士の資格について

骨董品鑑定士になるには美術鑑定士の資格が必要になりますが、では美術鑑定士とは一体どのような資格なのでしょうか?

美術鑑定士は、美術品や骨董品などが本物か否かを判定し本物であれば市場での価格や基準に基づいて鑑定書を作成するのが仕事です。

美術鑑定士の資格を取得する事で自ら画廊や古美術商の経営が可能となります。

また、美術鑑定士としての地位を高めていけばゆくゆくは裁判所から招集があるような「国選鑑定士」と呼ばれるようになります。

美術鑑定士資格の取得方法

美術鑑定士の資格を取得する為には、どこか専門学校で学習したり講座を受けたりする必要はありません。

鑑定士としての審美眼を養う為、骨董品や美術品を取り扱う画廊や古美術商、美術館の学芸員として仕事をする必要があります。

特に認定試験もなく、経験を積み周囲の美術鑑定士から認められる事で美術鑑定士の資格が取得出来ます。

明確な試験等がありませんので、資格取得への近道やセオリーもありません。

美術鑑定士の仕事は「信用が一番」ですので、とにかくその鑑定力を鍛えて周囲を認めさせる他ないのです。

その為には多くの美術品や骨董品に触れ、鑑定スキルを上げる必要があります。

骨董品鑑定士の仕事内容

掛け軸と着物女性

骨董鑑定士の仕事はその名の通りに骨董を鑑定するだけと思われがちですが、そうではありません。

意外にも骨董品鑑定士の仕事は多岐に渡ります。

自分で古美術商を経営したり、骨董品の買い付けを行ったり、古美術商やオークション企業の相談役やサポート役になる事もあります。

もちろん、一握りではありますが先述したTV出演のオファーが来る事もあるでしょう。

しかし、どの仕事もまずは本元である「骨董品を鑑定する」という仕事を十二分に果たして初めて成り立つ仕事です。

骨董品鑑定士になるまでのモデルケース

ここまで骨董品鑑定士になるにはどうすればよいかを解説してきましたが、
具体的にどうすればなれるのかをイメージするのは難しいと思います。

そこで、骨董品鑑定士になるまでの道のりのモデルケースを紹介します。

この方法だけではありませんが、参考にして下さい。

高校・その後の進路

骨董品鑑定士になるには、骨董品に関する膨大な知識が必要となります。

ですので、高校や大学・専門学校等で美術や古美術に関する勉強をしておくべきです。

特に大学や専門学校においては、芸術関係の学科がある学校へ進学する事をオススメします。

高校では、古美術について深く勉強するという事は少し難しいですので、歴史学や現代美術についての知識を深めておくと良いです。

就職・独立

高校や大学等で古美術に対しての基本的な知識を深めたら、骨董品が多く置かれる古美術商や画廊、美術館に就職します。

実際に骨董品鑑定士が働いている職場がよりオススメです。

なぜなら、骨董品鑑定士になるには美術鑑定士の資格が必要であり、それを取得する為には美術鑑定士に認められる必要があるからです。

骨董品鑑定士が在籍する職場で仕事をすれば、多くの骨董品に触れる事が出来、更に他の骨董品鑑定士に自分の顔を売る事も出来ますので、骨董品鑑定士になるにはうってつけの職場となります。

骨董品鑑定士の元で骨董品鑑定のスキルを磨き、骨董品鑑定士に認められれば美術鑑定士の資格が得られます。

そうすれば、あなたも晴れて骨董品鑑定士として仕事をする事が可能です。

ここからはどうするかはあなたの自由です。

自分の店を持つも良し、そのままその職場の鑑定士として活動するも良し、骨董品鑑定士としての日々があなたを待っています。

古美術商を営む際の注意点

骨董品鑑定士になるには、美術鑑定士の資格が必要ですがそれだけでは古美術商を営む事は出来ません。

骨董品の売買は国の法律によって様々な取り決めがあるのです。

まず、古美術商を営むには「古物営業法」に則り公安委員会からの営業許可を得る必要があります。

その前に管轄の警察署へも書類を提出します。

公安委員会から営業許可が下りたら「古物商」として営業が可能になります。

古物商として売買した骨董品に関しては、骨董品を買いうけた日や売った日、その品の特徴などなどを帳簿に記録して管理しなければなりません。

これは骨董品の盗難による流出や有事の際の早期発見の為です。

こういった様々な法律や決まり事によって骨董品売買は成り立っていますので、
将来的に古美術商を営むつもりであれば注意しましょう。

骨董品鑑定士まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は骨董品鑑定士になるにはどういった資格が必要なのかとその仕事内容について解説しました。

骨董品鑑定士になるには美術鑑定士の資格が必要になります。

しかし、その美術鑑定士の資格の取得条件は非常に曖昧な所があります。

結局は骨董品鑑定士自身の知識と経験、そして確かな目があれば良いという事になりますが、
骨董品鑑定士の業界で認められなければ美術鑑定士の資格が取得出来ず骨董品鑑定士になる事は出来ません。

骨董品鑑定士になるには、鑑定士としてのスキルだけではなく鑑定士間のコミュニケーションも重要な能力と言えるでしょう。

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