プロ棋士の収入源はどこからきてる?段位によって年収が変わるの?

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by kitasan

更新日:2019-04-30

公開日:2019-04-20

将棋プロ棋士

完全に実力社会と言われている、将棋の世界。そんな将棋プロ棋士の収入源はいったいどこから発生しているのでしょうか?この記事では将棋界に興味を持っている方に向けて、プロ棋士の年収や階級・段位の関係性についてまとめてみました。

       

将棋の世界では、プロ棋士の段位や級によって大きく年収や収入源が異なってきます。

さらに、タイトル戦の賞金額や報奨金が公表されないなど、謎に包まれたプロ棋士の年収や収入源ですが、一体どこから収入が発生しているか考えたことはありますか?

この記事では、将棋プロ棋士の収入源がどこから出ているのか、年収の内容などを詳しく紹介していきます。将棋界に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

将棋プロ棋士の収入源はどこから?

プロ棋士の収入源

将棋プロ棋士の収入源はどこから発生しているのでしょうか?

まずは、将棋プロ棋士の収入源と副収入源がどこから出ているのかを詳しく解説していきたいと思います。

将棋プロ棋士の収入源とは

基本的な将棋プロ棋士の収入源はどこから発生しているか大まかに紹介すると、基本給と対局料、さらに対局で得られた賞金がメインとなっています。

将棋プロ棋士の対局料や賞金の額は原則公表されていないのが現状です。また、対局料や賞金額は級や段位によって変わることはないようです。

そんな対局料や賞金はどこから出されているかというと、スポンサーからの収入となります。主な将棋界のスポンサーは新聞社が占めていて、タイトル戦を主催しているのもこのスポンサーに当たります。

将棋プロ棋士の副収入源とは

主な収入源の他に、プロ棋士には副収入源で稼いでいる方もいます。その副収入源についてもどこから発生しているかというと、指導料や解説料、著書の印税・原稿料、講演会が挙げられます。

将棋プロ棋士対局以外でも様々な活躍の場で収入源を増やしていると言えますね。ただし、指導料などは段位によって報酬相場が変わってくるようです。

また、対局で勝てない棋士は副収入源で収入を増やすしかない、とも言われているのがプロ棋士の現状です。

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プロ棋士の収入源の内訳

プロ棋士の年収がどこから出ているかというと「基本給」「対局料」「賞金」から発生しており、加えて「指導料」「講演会・著書の印税」が副収入として入ってきます。

ここから先では、年収の内容について詳しく紹介していきたいと思います。

プロ棋士の基本給とは

基本給は公になっていませんが、段位ではなく級(ランク)によって変わってくると言われています。級は前年度の成績順で決定、勝率や勝敗数によって分けられます。

  • A級で約70万円程度
  • B1級で約50万円程度
  • B2級で約30万円程度
  • C1級で約20万円程度
  • C2級で約15万円程度

名人レベルになると、基本給は100万円程度ではないかとの噂も広がっています。

また、フリークラスの場合は基本給は支給されないようです。

プロ棋士の対局料とは

対局料は対局に勝っても負けても発生する料金のことを指します。対局料に関しても、その金額は表立って公表されてはいません。

相場は1局あたり2~30万円程度ではないかと予想が立っています。

将棋の対局は主にトーナメント式であるため、勝ち続けないと対局自体増えないので収入も上がらない仕組みになっています。これぞ実力社会と言えますね。

プロ棋士の賞金額とは

プロ棋士の賞金額についても、基本給や対局料同様その額は公開されていません。ただ、将棋界最大の賞金額である竜王戦の獲得金は公表されており、その額は4,320万円であると言われています。

  • 竜王戦:4,320万円
  • 名人戦:2,500万円前後
  • 叡王戦:2,000万円前後
  • 王位戦:800万円前後
  • 王座戦:600万円前後

各有名タイトル戦の賞金額の推測になります。ぜひ参考にしてみて下さい。

プロ棋士の副収入とは

プロ棋士の副収入源の金額をまとめてみました。

  • 将棋教室:月々約10万円程度
  • 将棋の指導:1回につき2~4万円程度
  • 著書の印税・原稿料:数十万円程度

将棋教室や指導料は段位によって異なってくるといわれ、報酬金はおおよその相場で決定されているようです。以下で詳しく説明していきます。

収入と段位の関係性とは

段位によって対局料や賞金額が変わってくることはありませんが、副収入源の中の「指導料」は段位によって報酬額が変わってくると言われています。

  • 九段:30万円程度(大会審判)
  • 八段:20万円程度(大会審判)
  • 七段:8万円程度(月1回稽古3時間)
  • 六段:4万5千円程度(月1回稽古3時間)
  • 五段:4万円程度(月1回稽古3時間)
  • 四段:3万5千円程度(月1回稽古3時間)

段位によって大きく指導料が変わってくることがわかりますね。

プロ棋士の年収について

プロ棋士の年収

それでは実際に、プロ棋士の年収はどのくらいなのかを紹介していきます。

また、プロ棋士の賞金・対局料ランキングについてもまとめているので参考にしてみて下さい。

プロ棋士の賞金・対局料ランキング

まずは参考までに、2018年度(2018/1/1~12/31まで)の年間獲得賞金と対局料のランキングを見ていきましょう。

順位 名前(タイトル保持者・段位) 金額
1位 羽生善治 九段 7,552万円
2位 佐藤天彦 名人 5,999万円
3位 渡辺明 棋王 5,119万円
4位 豊島将之 王位・棋聖 4,722万円
5位 広瀬章人 竜王 2,802万円
6位 髙見泰地 叡王 2,636万円
7位 久保利明 王将 2,598万円
8位 斎藤慎太郎 王座 2,393万円
9位 菅井竜也 七段 2,193万円
10位 深浦康市 九段 2,189万円

将棋界のトップ10入りしている場合で、これだけの賞金・対局料を稼ぎ出しています。大まかにいうと、ここに基本給や副収入を足した金額が年収となりますね。

プロ棋士の平均年収とは

一般的にプロ棋士によって段位や級が違うので年収は変わってきますが、全体を平均してみると700~800万円程度の年収をもらっているのではないかと言われています。

現在、全国にプロ棋士として活躍しているのは160人ほど。最下位のプロ棋士でも年収400万円程度稼いでいるのではないかとの噂もあります。

デビュー間もない棋士の年収とは

まだプロ棋士として活動間もない場合の年収は200~300万円程度と言われています。

将棋界は勝ち上がっていかないと対局自体なくなっていきますので、まさに実力次第で稼げるか稼げないかの分かれ道になると言えます。

プロ棋士の収入源はどこから?年収や段位の関係まとめ

プロ棋士の収入源はどこから発生しているか、タイトル戦の賞金額をもとにプロ棋士の年収についても詳しくまとめてみました。

プロ棋士の年収は主に賞金や対局金で、報酬金がどこから出されているかというとスポンサー企業からということになります。

年収に関しては段位や階級によっても左右されるので、まさに勝負の世界であるため実力社会と言えますよね。

この記事では、大変興味深い将棋の世界について紹介させていただきました。参考になれば幸いです。

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