アニメ業界で就職するなら制作会社に入社するべき?必要なスキルは?

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by kairyu

更新日:2019-05-06

公開日:2019-05-06

アニメ

この記事ではそんなアニメ業界に就職するにはどうすればいいのか?就活の際に重要視されるスキル等について紹介していきます。アニメ業界に就職する為には、必ず制作会社に入社しないといけないのでしょうか?スキルさえあれば一人でできないのでしょうか?


今や日本を代表する産業の1つとなったアニメ産業は、制作本数年間300本以上、市場規模は2兆円に達しており、クールジャパン政策のメインに位置づけられています。

この記事ではそんなアニメ業界に就職するにはどうすればいいのかや、就活の際に重要視されるスキルなどについて紹介していきます。

アニメ業界に就職する為には、制作会社に入社しなければいけないのでしょうか?


アニメ業界について詳しく知ろう

イラスト

アニメ業界は国際的なコンテンツにまで発展し、世界への発信を続けているので、これからどんどん発展していく業界に見えるかもしれません。

しかし、煌びやかに見えるアニメ業界にも問題があり、制作会社に十分な利益の還元が出来ていないのが現状なのです。

アニメ業界の現場、特にアニメーターの給料は、他の業界と比べると最低レベルの給料しか貰えていないません。

現状のアニメ業界を知ってもなおアニメ業界に就職したいと言う方の為に、アニメ業界についてもっと詳しく紹介していきます。

アニメ業界の仕組み

まずはアニメ業界の仕組みについて見ていきましょう。

アニメが作られるまでの大まかな流れは、映画会社やテレビ局がアニメ制作会社に仕事を依頼し、アニメ制作会社は企画案を提出、脚本、設定、絵コンテ、レイアウト等を行っていきます。

絵コンテを元に原画家が動きの起点と終点を決め、動画家が動きを補完していき、仕上げがデジタルペイントで色を付けていきます。

イラストが完成すれば、動画化、編集を行い、声優のアフレコ、音響作業を経て一本分のアニメが完成します。

なのでアニメ業界に携わっているほとんどの方が、制作会社に就職しています

アニメ業界の現状

アニメ関連の市場は非常に好調で、キャラグッズなどは飛ぶように売れている反面、アニメ制作の現場では厳しい状況となっています。

現場で働いている人間の過労が問題視されており、一刻も早く働き方改革が待たれていますが、現実的に問題が解決するのはまだまだ先になりそうです。

現在は中国のアニメ業界が好調で、アニメーターへの待遇も良いので、日本のアニメーターが中国に流れてしまうのではと言う懸念もされています。

日本のアニメ業界が現状を維持し続けるのであれば、人材の流出は時間の問題でしょう。

アニメ業界に向いている人材

アニメーションは多くのスキルを持った人材が制作に携わりようやく完成する作品なので、アニメ業界を支えている職業はアニメーターだけではありません。

アニメ業界に向いている人事は、どんなに優れたスキルを持っている人間よりも、どんなに多くのスキルを持っている人間よりも、アニメに対して並々ならない情熱をもっている人材です。

本当にアニメを愛しており、クリエイティブな世界で生きていく事を選んだ情熱を持つ人が、現在の過酷な労働環境のアニメ業界を生き抜いていけるでしょう。

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アニメ業界の職種

アニメ業界と一括りにまとめていますが、アニメ制作に携わっている職種は非常に多く、それぞれが専門のスキルを持ったエキスパート達です。

もしも「アニメの制作会社に就職したい」と、漠然とした考えしか持っていないのであれば、就活の前にアニメ業界の職種や、それぞれの職種に必要なスキルを覚えておきましょう。

と言う事で、ここからはアニメの制作会社における職種や、その職種になる為に必要なスキルを紹介していきます。

演出家

制作会社によっては、監督と言う制作会社もありますが、この職種はアニメ制作において脳の役割を担っている職種です。

絵コンテや、カメラの動かし方、各部門との打ち合わせや編集・アフレコの演出など、作品が目指すべき方向を決定していきます

アニメ制作の中心となる立場なので、やりがいや作品が出来た時の達成感も人一倍ですが、全体のスタッフの仕事を把握するスキルが必要になってきますし、作品の評判が良くも悪くも全て演出家の評判になります。

制作進行

演出が作品全体の制作を指揮するのに対し、現場を指揮するのは制作進行の仕事になります。

各話数の制作の進捗管理や、各スケジュールの調整、予算の管理や原画の回収・運搬など、アニメ制作における血管の様な役割を担っています。

制作進行の中でもリーダー的なポジションの制作デスクと言う仕事は、作品全体のスケジュールを管理しており、アニメ制作おいて心臓の様な役割を担っています

制作進行に求められるスキルは、数字に対する強さと根気強さです。

背景美術

制作会社によっては美術と呼んだりもしますが、名前の通りアニメの作中に使われる背景を描く仕事です。

色彩感覚や構成力、デッサン力などの専門的なスキルが要求される職種で、キャリアアップで美術監督と言う職種になります。

アニメを視聴して感じ取れる世界観は、ほとんどがその作品の背景が担っているので、背景美術はアニメ制作においてその作品の出来を左右する、とても重要な仕事だと言えるでしょう。

アニメーター

アニメーターは名前にアニメとついている通り、アニメ制作において最も重要な絵を描く仕事になります。

基本的にアニメーターは原画家と動画家の2種類に分けられ、制作会社に就職したしていないに関わらず、動画家からスタートして経験を積むことで原画家になります。

ただし、アニメーターも人間なので得手不得手があり、原画よりも動画の方が得意と言う方はベテランでも動画家として続けている方もいらっしゃいます。

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アニメ業界を代表する制作会社

オフィス

アニメ業界への就職を考えている方や、絶賛就活中の方ならどの様な制作会社があるのかを知っておく必要があるでしょう。

制作会社が製作するアニメには、それぞれ特徴があったりするので、その特徴を把握しておくことで就活で有利に動くことができます

もう就活を始めている方も、まだ就活を始めていないと言う方も、業界研究は就活において最も大事な事の1つなので、しっかりと各制作会社の特徴などを覚えておきましょう。

株式会社京都アニメーション

京都アニメーションは日本の制作会社には珍しく、本部が京都にあるアニメ制作会社ですが、東京にもオフィスを置いています。

テレビアニメはもちろん、劇場版アニメも制作しており、自社の文庫レーベルやスクールの運営も行っています。

京都アニメーションの特徴は、学園モノやミステリー、ギャグ等の幅広い作品性で、代表的な作品は「けいおん」「涼宮ハルヒの憂鬱」「日常」などです。

この会社のアニメを見てアニメ業界に入ろうと思い、就活をしている学生も多く見られます。

東映アニメーション株式会社

1948年に設立された東映アニメーションは、日本初のスタジオを設立した老舗の制作会社です。

日本初のカラー長編アニメを制作し、その後も大人気アニメをいくつも世に送り出している、日本アニメ業界の重鎮です。

特徴としてはフィリピンにアニメの下請け会社を作り、光ケーブル回線によるデータのやり取りで、名作と言われる作品を量産している点で、代表作は「ドラゴンボール」「ワンピース」など子供向けの作品が多くなっています。

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アニメ業界に就職するには制作会社で就活?必要なスキルまとめ

この記事ではアニメ業界についてやアニメ業界に就職してやっていける人の特徴、就職・就活の際に気にしておくべき各職種のキャリアアップや必要なスキル、就職・就活の際に役立つ制作会社の特徴などを紹介してきました。

アニメ業界は年々市場規模を拡大させていっていますが、現場では常にカツカツの状態で、低賃金長時間労働を強いられているのが現状です。

現在のアニメ業界で長く続けられるのは、仕事の出来が良く、何よりアニメ制作に対して情熱を持っている人でしょう。

少しでも自信が無いと感じたのなら、アニメ業界への就職は諦め、逆に自信がある方はアニメ業界へ就職してみると良いでしょう。

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