ルポライターとジャーナリストの違いとは?仕事内容もご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-06-27

公開日:2019-06-27

ルポライター

今回はルポライターとジャーナリストの違いについてまとめました。ルポライターとジャーナリストは職業柄似ている点がありますが、実際の仕事内容や社会的な役割が異なります。


世界中で実際に起きている事件や事象を伝える職業として、ルポライタージャーナリストにはいくつかの共通点があります。

しかし、それぞれの社会における役割や仕事内容というのは全く異なるものです。

「ルポライターとジャーナリストの違いとは?」「どんな仕事をしているの?」という方のためにルポライターとジャーナリストの違いや仕事内容について詳しく紹介します。


ルポライターとは?

ルポライター

ルポライターとは、事件や紛争、自然災害などがあった際にその現場に出向き、現地での取材や情報収集を元に記事を作成したり報告や記録を行う職業です。

例えば、首脳会談や社会紛争、自然災害などが発生した際にその現場に出向き、現地での状況や近況をニュース番組の中継を通して報告・レポートするのが一般的なルポライターの務めです。

そのため、現地報告者、記録者、レポーターと言われることもあり、また、報告や記録だけでなくそれらを元に新聞や雑誌に搭載される記事を作成することもあります。

ルポライターの仕事や役割

ルポライターの主な仕事内容は、事件や事象が生じた際に現地での取材、記録、レポート、記事作成の4つとなります。

ルポライターには、出版社や報道関連企業の社員として働いている場合とフリーで働いている場合があります。

社員として働いているルポライターは、日本を拠点にして何かの事件が発生した際に国内外問わず現地に赴き業務をこなすか、もしくは地域ごとに拠点を置きその国や地域での専属ルポライターとして業務を行う場合があります。

一方でフリーとして働いている場合は住居や拠点は人によって異なるため、世界中を飛び回りながらルポライターとして活躍している方もいます。

いずれにしてもルポライターは「起きたことをありのまま伝える」ということが最大の使命であるため、ルポライターの報告や記事には基本的に主観的な意見や見解は含まれません。

ルポライターになるには

ルポライターになるには特別な資格等は必要ないため、出版社や報道関連企業に就職することでルポライターとして働くことができます。

とは言ってももいきなり現地に出向き、報告業務や記事作成をこなすことは難しいです。

最初の内は社内での編集業務等に携わり徐々にキャリアを積んでいくことによってルポライターとして必要なスキルや知識を培っていきます。

ある程度キャリアを積むことができたら、各地域の支社や事務所などに転勤するか、もしくは現地への出張を任されるようになります。

ジャーナリストとは?

ジャーナリストもルポライター同様に、主に政治や経済、その他事件が生じた際に現地に出向き情報収集等を行いながらそれを記事にする職業です。

ジャーナリストを聞いてまず皆さんが思い浮かべるのはこのようなタイプかと思いますが、ジャーナリストは記事や雑誌の作成をする分野が非常に幅広く、実にさまざまなタイプのジャーナリストが存在します。

例えば、ファッションをテーマとした記事や雑誌を作るファッションジャーナリスト、主にスポーツ選手や筋トレ方法などについて取材や雑誌の編集をするスポーツジャーなリストなどが挙げられます。

政治・経済・スポーツ・ファッション・芸能以外にも、非常にマニアックな趣味を持った一般人がジャーナリストとして仕事をしているというケースもあります。

ジャーナリストの仕事や役割

それぞれの専門分野によってジャーナリストの仕事や役割は異なりますが、基本的には取材や聞き込み、情報収集をしてそれを元に雑誌や各メディアを作ることがジャーナリストの主な仕事です。

ジャーナリストの場合、記事や報告書を作成するときには実際に起きた出来事を時系列などを元にそのまま伝えることもありますが、それ加えてジャーナリスト自身の主観的な意見、もしくは勤め先である出版社や報道機関等の方針や意向を考慮した内容に仕上げます。

そのため、たとえ同じ分野におけるジャーナリストでも個人、もしくは勤めている企業によって物事の捉え方や報道の仕方が異なるのがジャーナリストという職業の特徴的なポイントとなります。

ジャーナリストになるには

ジャーナリストも同様に、なるためには特別な資格等が必要ないため、勤め先である新聞社やテレビ局、その他出版関連会社に採用されることよってジャーナリストになることができます。

その場合、最初は新聞記者や雑誌記者、もしくは報道記者として働き始め、取材や記事編集などのスキルを習得した後にジャーナリストに転身します。

ジャーナリストの世界では社員として働くケースよりもフリーで活躍しているジャーナリストのほうが圧倒的に多く、中には一般人で趣味の延長としてその趣味に関するジャーナリスト業務を行っていることも珍しくありません。

ルポライターとジャーナリスト違い

ルポライター

結論として、ルポライターとジャーナリストの大きな違いとしては、ある事象や事件に対する「伝え方」です。

ルポライターはそのことに対してありのまま、生々しく伝えるということが使命であるため、そこに主観的な意見や主張、批判などは含まれません。

一方でジャーナリストの場合は、報告や記事の内容に関してはそれに携わるジャーナリストに委ねられるため、主観的な意見や主張、批判が含まれるのです。

また、ルポライターは政治や経済、社会紛争など時事問題が主な取材対象となる一方で、ジャーナリストの場合はその他にも芸能やスポーツ、文化、また個人の趣味などが含まれるため、より広い分野で働くことができるのです。

もちろんルボライター、ジャーナリストにはそれぞれ役割や使命があるため、どちらが良い、優れているというわけではありません。

ルポライターとジャーナリストの違いまとめ

今回はルポライターとジャーナリストの仕事や役割、双方の違いについて詳しく紹介しました。

まとめると、ルポライターは起きたことに対してありのまま、生々しく伝えることが仕事であり、それがルポライターの使命です。

一方でジャーナリストはあらゆる専門分野において、主張や批判などをするため、創作物に主観的な意見が含まれ、それを世の中に発信していることがジャーナリストの使命となります。

双方とも職業柄似通った点がありますが、社会における役割は異なるのです。

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