声優になるには?オーディションや年齢、学校のリアルを調査

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by 資格広場編集部

更新日:2019-04-27

公開日:2016-12-05

若い世代から圧倒的人気を得ている声優という職業。現在はナレーターやアフレコ他、たくさんの活躍の場があります。そんな声優になるには専門学校に通うべきなのか?年齢やオーディションの現状など声優にまつわる様々な情報を調査しました。

       

声優は10代20代の男女が目指せる、1つの声帯で何役もこなす職業です。
声優の仕事はナレーター、歌手、キャラクターボイス、吹き替えなど多岐に渡ります。
声優になるにはどうしたらいいのか?オーディションの現状は?学校に年齢制限はあるのか?
声優への様々な疑問に答えていきます。

資格広場は、声優になるには?声優になるためには?声優になりたいを応援しております。

声優の仕事内容

声優仕事内容

声優はよく知られているとおり、アニメーションや洋画の吹き替えが主な仕事でした。

ですが今は、ゲームやラジオドラマ、ナレーション、様々なアナウンスを行うなど、たくさんの仕事があります。
ここではそんな声優の、多岐に渡る仕事内容についてまとめていきます。

アニメ・ゲームのキャラクターボイス

声優と言われる職業で最もポピュラーな仕事がキャラクターボイスです。
アニメやゲーム内のキャラクターの声を担当します。

日本で主流のアフターレコーディング(アフレコ)では、制作されたアニメやゲームの映像や台本に合わせて演技をし声を収録します。
プレスコアリング(プレスコ)では、事前に声を収録し、それに合わせて後から映像等を作成します。

洋画の日本語吹き替え

吹き替えの仕事も、声優の中ではポピュラーです。海外映画の他言語のセリフを日本語に吹き替え、収録します。
また、「吹き替え声優」と呼ばれる吹き替えの仕事に特化した声優もいます。

同じ声優という職業ですが、勝手が異なり前述のキャラクターボイスとはまた違う自然な演技力が求められるため、難しいと言われます。

ナレーション

ナレーションも声優の仕事の中の1つで、特に「ナレーター」と呼ばれることもあります。
テレビや、ラジオ、CMなどの原稿を読みます。

アナウンサーとは異なり、声優のナレーターの場合は姿を出さず声のみの出演になります。
また、ナレーターとしての仕事だとキャラクターボイスや吹き替えとは異なり、正確性と表現力が強く求められます。

声優としてのスキルが立派で、声が万人受けするようであれば、ニュースやドキュメンタリー番組の内容を伝えるナレーター向きといえるでしょう。

声優になるには

若い世代から人気の声優。ここでは、声優になるには何をしたらいいのか色々な手段を簡単にまとめていきます。

声優養成所に入る

声優になるには様々なルートがありますが、一番オーソドックスなのは、声優養成所に所属するルートです。声優養成所では、発声練習や滑舌、演技指導などの声優になるために特化した訓練を受けます。

また、プロの人気声優が講師を担当している養成所も多く、より実践的に学ぶことができます。

専門学校と大きく違う点は、養成所は声優プロダクションが直接運営しているという点です。
そのため、在学中の声優デビューもありえます。

早いうちから声優を目指している人は高校卒業と同時に、養成所に入るのがおすすめです。

専門学校に入る

声優になるために、専門学校に入るのも1つのルートです。
専門学校を卒業すると、専門卒の学歴を取ることができます。

しかし、専門学校を卒業してもプロダクション直営の養成所に入り直す人は多く、少し回りくどいルートになります。

卒業時点で、多くのプロダクション所属のオーディションを受けることができるのは魅力的です。

劇団に入る

養成所や専門学校以外で、強いてあげるとしたら劇団に入るという手段があります。
劇団ひまわりなど有名劇団出身の声優は少なくはないです。

しかし、最近では劇団出身の声優は減っている傾向にあります。
また、劇団員から声優へ仕事をシフトチェンジするのも難しく、正直なところ全ては関係者とのコネクションを築けるかにかかっています。

公募のオーディションを受ける

公募のオーディションを片っ端から受ける、というのも1つの手段です。
アニメ作品や朗読劇などの仕事をオーディションで勝ち取ります。

しかし、この手段も現実的ではありません。人気声優になりたいという大きな目標があるのならおすすめはできません。

オーディションに必ず受かる保証は無い上、オーディションはあくまで声優の仕事をする手段であり、そこから先へは繋がりにくいのが現状です。
例え才能があったとしても厳しいでしょう。

才能がある

声優になるには、才能が1番必要です。

声優業界は芸能界とほぼ同じです。他人とは違う才能がなければ生き残っていけません。

私たちは忘れがちですが、現在、認知されている声優はその中でも成功したほんの一握りの存在です。
声優を目指す上で、努力でなんとかなる世界ではないということを心に留めておくことが大切です。

声優の養成所

声優養成所

養成所に行くことは、声優になるには一般的で、1番現実的な方法です。ここでは声優の養成所に限定して詳しくまとめていきます。

声優の養成所とは?

前述しましたが、声優養成所とは主に声優プロダクションが運営を行っている機関のことを指します。

養成所の最大の特徴は、才能があれば通っている途中でもデビューができるという点です。
また、入所するためにはオーディションに合格することが必須となります。

オーディションがある分難しく感じますが、その分デビューのチャンスも広がっています。

声優の養成所の学費

声優の養成所の学費は、1年あたり30~60万円が相場です。

というのも、週に何日通うかによって学費も変わってくるからです。

青二プロダクションの直営である青二塾では、週5日6時間の学費は1年あたり55万円です。
また、マウスプロモーション付属養成所では、週2~3日の学費は1年約42万円となっています。

専門学校と比較すると養成所の学費は安いと言えます。

声優の養成所の生徒・年齢

入所にあたって特別な年齢制限を課している養成所はほぼありません。
高校卒業以上が基本で、上限は特にない場合が多いです。

また、生徒の年齢層は以外と社会人が多かったりもします。
働きながら養成所に通い、声優を目指す人が実はほとんどです。

養成所は共通して、声優を本気で目指している人たちの集まりですので、年齢や性別を気にする必要はありません。

声優の養成所で大変なこと

声優の養成所は本気で声優になりたい人たちの集まりです。
たくさんのライバルの中で技術だけではなく、声優としての自分の個性をアピールしていかなければなりません。

1~2年という限られた時間で、結果を出さなければならないのは大変なことです。
声優になるには、才能だけではなく努力も必要不可欠です。

声優の学歴・勤務時間・スキル・やりがいついて

声優のやりがいとはなんなのか?声優という職業の具体的な部分を見ていきましょう。

声優の学歴

声優に学歴は関係ありません。

ですが、それは必要ないということでは決してなく、あくまで学歴に左右されることはないというだけです。
一般の学生生活や声優としての技術以外の勉強も人生を豊かにします。
それらが役者としての根底を築きます。

声優の勤務時間

声優の勤務時間はバラバラです。
30分の収録内容でも、打ち合わせや録り直し・修正の時間を含めると何時間にも及ぶときがあります。

また、自主的に台本や原稿の読み込みをする時間も必要なので勤務時間は多くなります。
反対に仕事自体が貰えない場合は毎日が休みです。

声優に必要なスキルや機材

声優には総合的なスキルが求められます。
声優としての技術や演技力はもちろん、自己プロデュース能力、コミュニケーション能力なども必要とされます。

最近の声優の活動は声の収録だけでなく、アイドル活動やイベント出演など多岐に渡ります。
そういった仕事をこなすためにはマルチになんでもこなせる能力が大切になってきます。

声優になるにあたって必要な機材は基本的にはありません。
仕事場は主に録音スタジオになるので、自宅での録音をしない限りは必要ありません。
強いて言えば、加湿器など、声優の商売道具であるのどをケアするものは必要かもしれません。

声優のやりがい

声優は様々な役を声のみで演じます。
自分ではない誰かを演じることができるのはとても魅力的です。

演技を通して自分以外の別の人生を歩むことができるのは他ではあまり無いです。
1つ1つの仕事の新しさはやりがいに繋がっていくと思います。

声優の年収・将来性・独立について

現在声優を目指している人は30万人、声優自体は1万人という厳しい世界です。そんな声優の年収や将来性についてまとめていきます。

声優に向いている人

声優に向いているのは、声優になって成功するという意志が強い人、また、コミュニケーション能力が高い人といえるでしょう。

声優は俳優や女優と違い、体を使って表現することはあまりありません。最近は舞台に立ったりアイドルのように歌とダンスを披露する声優も増えましたが、やはりそれは一部の人たちに過ぎません。
まだまだ台本を片手にマイクに向かってアニメーションに声を吹き込む仕事が主です。

声だけで視聴者を満足させるには、高い感受性そして、声優として成功するんだという強い意志から来る向上心が必要です。

また、アニメや番組はチームで制作します。高いコミュニケーション能力が、素晴らしい作品を作り、次の仕事を呼び寄せます。

声優と同じ分野の他の職業

ナレーター、アナウンサー、ラジオパーソナリティ、アイドル

近年はライブやイベントなどで活躍するアイドルのような声優、「アイドル声優」が男女問わず現れて、圧倒的な人気を得ています。
また、声優の仕事の他に、漫画家やアニメソング歌手として二足のわらじを履いている声優も多くいます。

このように、以前のような小さな枠組みを超えて活動しているのが、現在の声優です。

声優の年収・給料相場

声優は事務所からの基本給はありません。歩合制というよりも個人事業主と同じような給与形態です。

現在声優には「ランク制度」と言うものがあります。

声優としてデビューして3年間は見習いとして扱われます。3年立つと少しづつランクと歩合は上がっていきます。1つの仕事でランクが低ければ1つの仕事で1万円ほどしか貰えないこともあります。
その後ベテランになるとフリーランクになり、ギャラの制限はなく仕事ごとに値段の交渉が行われます。

ランク制度は薄給でも給料が保証されているように思えますが、実はランクが上がっていくほど声優の仕事の量が減っていきます。
アニメやゲームの制作費が足りないので、できるだけ報酬の安い新人を起用しようとするのです。
新人として駆け出しの頃だけでなく、ベテランになっても人気がなければ続けるのは難しい職業です。

推定で、大物声優だと年収1000万円以上駆け出しの新人だと年収50万円ほどだと言われています。

声優の現状

声優の数が多すぎて、飽和状態と聞いたことはないでしょうか。

大物俳優の大塚明夫さんが、「少ない数の椅子を常に多くの人間が奪い合っている状態だから、声優を目指すのは止めたほうがいい」と警告するように、声優の数に対して仕事の量が圧倒的に少ない状態です。
その上給与の項目で述べたように、ランク制度などに縛られなくてはいけない運命でもあります。

声優の将来性

上記の声優業界の現状や給与制度を見ると、晴れて声優になれても薄給で苦労し、ベテランになっても仕事が回ってこない割に合わない業界という悪いイメージしかないかもしれません。

ですが声優は、活躍の場が多くあります。ナレーターはもちろん、声優養成所の講師と言った本業に近い仕事もあれば、歌手活動やイベント出演でタレント声優として知名度や人気を作ることも出来ます。

人気がある声優はDVDやグッズが売れるのでギャラが少し高くても起用されやすくなります。
どんな状況でも、生き残っていくためには努力が必要です。

声優の独立について

声優として独立することは、よくあることです。特定の事務所などに所属せず自分で仕事を探して、仕事をもらう声優を、「フリーランスの声優」と呼ぶこともあります。
フリーランスとして安定して仕事を行えるのは、知名度や人気と実力のある声優に限ります。

エンターテイメント界は、実力や人気はもちろん、人との繋がり、いわゆるコネクションがとても重要です。コネクションは、事務所に所属しているのと同じように、実力や人気の一定水準を証明するものにもなります。

声優を目指している人は、長い道のりにはなりますがまずは事務所に所属して、フリーランスとして活動できるようなスキルを磨いていきましょう。

声優の主な著名人

神谷明、野沢雅子、花澤香菜、神谷浩史

声優になるには まとめ

声優になるためには才能と努力のどちらも必要不可欠です。
成功者は一握りという厳しい世界ですが、年齢制限も特になく誰でも目指すことが可能です。

厳しい世界ということは、その分夢がたくさんあるということです。

声優になりたいという固い意志のある人は是非、声優の世界の門を叩いてみてください。

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