住宅メンテナンス診断士になるには?資格の取得方法や魅力をご紹介

masman

by MATSUZAWA

更新日:2019-05-02

公開日:2018-10-04

住宅メンテンス診断士

今回は住宅メンテナンス診断士の資格について、主な業務内容や魅力について紹介します。また実際に当資格取得を目指されている方のために試験概要や受験の際のポイントも紹介しているので是非参考にして下さい。


突然ですが、皆さんは住宅メンテナンス診断士という資格を知っているでしょうか。

住宅メンテナンス診断士はあまり表立った業務は行いませんが、私たちの生活基盤である住まいの維持管理・メンテナンスのプロフェッショナルとして、私たちの安全な暮らしに陰から貢献しています。

住宅長期支援センターの認定試験に合格することによって取得できる当資格は、就職や転職の際にメリットのある資格の1つです。


住宅メンテナンス診断士とは?

住宅メンテンス診断士

住宅メンテナンス診断士の仕事は、私たちの日常の暮らしの中心である住宅に関して、常に安全で快適に暮らすための定期的な安全確認やメンテナンスを行い、必要な場合には修繕の手伝いをします。

住宅メンテナンス診断士の資格は一般社団法人住宅長期支援センターが行っている認定試験に合格することで取得することができます。

私たちの生活を支え、家族の集う場所でもある住まい。
住宅も人工的な建造物の1つである以上、月日が経てば表面上に現れなくても見えないところで必ず何かしらのダメージや欠陥が出てきます。

住宅メンテナンス診断士は住宅の安全管理のプロとして、倒壊や損壊による被害を未然に防ぐために定期的にメンテナンスを行い、維持管理や修繕に関する適切なアドバイスを行います。

住宅メンテナンス診断士の役割

以前の日本国内における住宅事情は、「新しいものを建てて古くなったら壊す」このようなことを繰り返してきました。

しかし、ごみ・廃棄物の削減や地球環境保護の貢献を目指すという目的から、2006年より住宅や住まいに関する「住生活基本法」が定められました。

住生活基本法の施行により「良いものを建て、適切に維持管理を行い、長期間住まえる住宅をつくる」という方針に変わった今現在の社会において、住宅メンテナンス診断士の役割というのは非常に重要なものになりました。

住宅メンテナンス診断士の主な業務内容は、まず住居者から住宅メンテナンスの依頼を受けた後、定期的な点検を行い、その点検結果にそって報告書を作成します。

その際に、修繕工事の必要な箇所が合った場合は住居者と相談し、早期修繕計画を建て、修繕を行います。
問題がない場合はその後の住宅維持管理計画を立て、住宅の長中期間においての維持管理、メンテナンスに努めます。

よく混同されがちですが、中古不動産・物件の売買やリフォーム前の欠陥箇所の確認や事前点検などは「住宅インスペクター」の業務で住宅メンテナンス診断士は行うことはできません。

住宅メンテナンスはあくまで住居の定期的なメンテナンスや維持管理を行い「長期間住まえる住宅をつくる」ことに貢献します。

住宅メンテナンス診断士資格の2つのメリットとは?

住宅メンテナンス診断士は一般的にあまり認知度の高い資格ではありませんが、日本社会において非常に重要な役割を担っている職業の1つです。

そこで、そんな住宅メンテナンス診断士の2つのメリットについて1つずつ詳しく紹介します。
住宅関係の業種に就職・転職を目指している方、業界に興味のある方は必見です。

メリット1:安心・安全の住宅づくりに貢献するためのスキルが得られる

住宅メンテナンス診断士資格のメリットの1つとして挙げられるのが、安心・安全な住宅づくりに貢献するためのスキルが得られることです。

台風や地震など自然災害が多い日本において、住居や建物の安全管理やメンテナンスは安心して毎日暮らすためには言うまでもなく必要不可欠です。

台風が通過した後や、大きな地震が起こった後は、たとえ住宅の外見上に何も問題がなくても、見えないところで小さな亀裂や欠陥が生じていることが多々あります。
それらをそのままにしておくと、次に自然災害や人的外傷があった場合に倒壊など恐れがあるため非常に危険です。

住宅メンテナンス診断士の資格を得ることによって、住宅の維持管理、メンテナンスについての知識が身につき、安心・安全な住まいづくりに貢献することができます。

メリット2:住宅関連業種においてスキルアップやキャリアアップにつながる

資格取得の2つ目のメリットとしては、住宅・建設関連業種において働いている方が住宅メンテナンス診断士の資格を得ることによってスキルアップやキャリアアップに繋げることができます。

例えば、宅地建物取引士や建築士が当資格を得れば、住宅の安全管理や維持の観点から不動産の売買や、実際に住宅の建築に携わることができます。

また、公認ホームインスペクターや住宅インスペクターの資格を持っている方は、当資格と併用して取得することで各分野での知識の活用やスキルアップに繋がります。

住宅メンテナンス診断士になるには?

コンクリート診断士資格

住宅メンテナンス診断士とはどのような資格なのか、またその魅力について理解できたところで興味が湧いてきた方もいることでしょう。

これから資格取得を目指す方はこれから紹介する試験概要や受験の際のポイントについて抑えておきましょう。

なお、より詳しい情報が必要な方は住宅長期支援センターの公式サイトを参照してください。

試験概要

住宅メンテナンス診断士の資格を得るためには、当協会が行っている住宅メンテナンス診断士講習会を終了した後に、資格認定試験を受験し条件を満たしていれば合格となります。

講習会、認定試験は年に2回、大阪と東京で開催されます。
講習会では、住宅メンテナンス診断に関する基礎的な内容から、ひび割れやシロアリなど応用的な内容までの知識をしっかり身につけます。

受験の際のポイント

資格認定試験は、住宅メンテナンス資格取得講義の内容から出題されるため、内容を理しっかり解していればそれほど難しい試験ではありません。

また、市販の参考書やテキストで予め勉強しておくと、講義内容も理解しやすくなり、合格にも繋がりやすくなるので時間に余裕がある方は是非実践してみましょう。

住宅メンテナンス診断士になるにはまとめ

住宅メンテナンス診断士について、主な仕事内容や資格取得のメリットについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

住宅メンテナンス診断士は、私たちが安全で安心して暮らせる住まいづくりに貢献している必要不可欠な職業です。

資格取得に興味のある方、関連業種に就職や転職を検討されている方は以上で紹介したことを是非参考にし、ご自身のキャリアアップ等に是非つなげて下さい。

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