2級建築士資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

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by 資格広場編集部

更新日:2018-09-06

公開日:2018-03-13

二級建築士は、都道府県知事の免許を受けて、二級建築士の名称を用いて、設計・工事監理等の業務を行う(建築士法第2条第3項)。具体的には、一定規模以下の木造の建築物、および鉄筋コンクリート造などの主に日常生活に最低限必要な建築物の設計、工事監理に従事します。


2級建築士は幅広い年齢層の男女が目指せる、「戸建住宅の設計」を対象とした資格です。
2級建築士資格取得者は他にも大工、建築デザイナーと呼ばれております。

2級建築士の資格は「国家資格」です。

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2級建築士になるために必要な知識・受験資格

建築物の間取りや配置・躯体の構造・各種の設備などを計画して図面にすることで、工事現場で設計図の通りに工事が進んでいるかを確認できる知識が必要です。大規模な建築物の設計は、間取りや配置などのデザインを主とする意匠系、電気・ガス・水道・空調や各種配線などの配管配線を設計する設備系、建物の躯体の強度などを計算し設計する構造系、の知識が必要になります。

2級建築士の資格は「公益財団法人建築技術教育普及センター」が運営管理を行っております。

公益財団法人建築技術教育普及センターとは:
二級建築士は、建築士法第13条の規定に基づいて、都道府県知事により行われるものです。試験の実施に関する事務は、建築士法第15条の6第1項の規定に基づき、都道府県知事から都道府県指定試験機関の指定を受けた公益財団法人建築技術教育普及センターが行います。なお、二級建築士試験及び木造建築士試験は、受験資格が同じで試験日が異なることから、それぞれの受験申込手続きを行うことにより、両方の試験を受験することが可能です。

2級建築士

2級建築士ってどんな仕事?(仕事内容など)

建築士は、建築法に基づき、建築物の設計および工事の監理を行う仕事です。住宅やビルなどさまざまな建物の設計図を描き、その設計図をもとに建築現場で指揮・監督をします。建築士はお客さまからの依頼を受けると、予算や建物のイメージを聞くことから始めます。その後、イメージを図面に起こす作業を行います。図面だけでは分かりにくい場合はミニチュアの模型を使ったりしながら、お客さまに大まかな完成像を伝え、同意をもらいます。大まかな構造を決めたら、次は材料や細かい内装を決める作業に入ります。柱はどんな素材を使うのか、壁はどんな色にするのか、庭はどんなデザインにするかなど、イメージに合うように細かく作りこみます。

2級建築士資格取得の為の勉強法

二級建築士をめざす人の多くは、大学の建築学科や高校の建築学科あるいは、民間の予備校の建築コースで勉強をしています。完全な独学だけで建築士をめざす人は、少ないです。独学をしない理由として挙げられるのは、建築士の試験で設計製図の試験が行われるからです。製図は、プロとして活躍している建築士の目で見てもらってアドバイスをもらうことが非常に重要です。とは言え独学で合格されている方もいます。

2級建築士の専門学校や通信講座について

準備中です。


2級建築士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

2級建築士の資格試験料

16900円です。他に、払込の事務手続手数料が必要です。

2級建築士試験・検定の年間試験回数

1年に1回です。学科試験は7月で、設計製図の試験は9月に行われております。

2級建築士試験科目等の内容

二級建築士の試験では、最初に学科の試験が行われ、建築計画・建築法規・建築構造・建築施工についての知識を問われます。この学科試験の合格者のみ、第二段階である設計製図の試験を受けることができ、設計製図の試験に合格できれば無事に二級建築士になることができます。

2級建築士資格の難易度

平成27年度試験の難易度は全体的に高かったです。平成24年度における試験内容の見直し以降続いている、新規出題が今年も見られ、過去問学習と併せて新傾向・新技術・法改正に対する学習についても必須といえる試験でした。さらには、実務と関わりの深い用語や数値を問われる内容および1級建築士で問われるような内容もあり、過去問学習では対応できない出題がありました。このような試験のポイントを踏まえた学習を行えていたかどうかが合否に影響する試験となりました。新試験以降、2級建築士学科試験の出題内容は変化を続けており、難化傾向にあります。近年、特にその傾向が顕著だったのは、近年最難関の試験となった平成25年学科試験であり、合格率は昭和53年以来、35年ぶりの20%台となりました。

2級建築士資格の合格率

平成27年度の二級建築士試験の合格率は、学科30.1%、製図54.0%、総合21.5%となっています。

2級建築士試験の合格発表

建築技術教育普及センターのホームページで合否の確認をすることができます。また、建築技術教育普及センターから合否の通知が配送されます。

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2級建築士

2級建築士資格取得後の就職先・年収・報酬相場

2級建築士所持者の職業例

木造分譲住宅の設計、建築ディレクター、物件計画・設計提案

2級建築士に向いている人

建築物をデザインする上でとても重要なのが、美的センスです。建物の形、色合い、材料など、外装から内装まであらゆる面で建築士自身のセンスを発揮させなければいけないからです。建築の仕事は、建物の構造をイメージしながら、どんな土台にするかそしてどんな材料を使うかなど、1つ1つ積み重ねていくことで完成します。この時、構造力学の知識や、塗料などの材料に関する知識、カビや微生物の繁殖を防ぐための知識、安全な地盤を作るための知識など、あらゆる理系の知識が必要となります。日本で建物を作る際には建築基準法に則っていることが必要です。地震の際に持ちこたえることができるかどうかを決める耐震強度などを守るためにある法律で、これを守らなければ違法建築になってしまいます。そのため、社会的責任を全うできる正義感の強さが必要になります。

2級建築士と同じ分野の他の資格

建築士、木造建築士、土地家屋調査士、宅地建物取引主任者

2級建築士の年収・給料相場

専門性が高いので、収入も高い傾向にあります。平均年収は638万円ほどで、月収にすると43万円ほどになります。建築士と一口に言っても勤め先に幅があるため、企業の規模によって収入は大きく異なります。大手の不動産会社だと、年収で500万?800万ほど。中小の設計事務所になると、年収で400万?600万円ほどになるのが一般的です。

2級建築士の現状

2級建築士は主に、木造やコンクリート造、鉄骨造の戸建住宅の設計・工事監理等を行う、家づくりのプロです。一定以上の建物は2級建築士資格がないと扱えないことから、建築業界での活用度は大きく、資格を持っていることで就職・転職に有利に働いたり、昇進や給与アップが望めたりすることもあります。資格が活かせる場は広く、設計事務所、建設会社、住宅メーカー、工務店、不動産会社、官公庁など、様々な場で必要とされます。特に最近はリフォームのニーズの増加などもあって、2級建築士の求人は安定していると言えます。

2級建築士の将来性

お年寄りや障がい者でも生活がしやすいバリアフリーという概念が広がったことや、地球環境に配慮したエコハウスやソーラーエネルギーなどの概念が広がったこと、大地震に備える耐震・免震の必要性が認識されるようになったことなどがあって、設計においてもさまざまな感性や新たなアイディアが必要になりました。今後も、高齢化社会や環境問題の解決、災害への備えなどの様々な面で、建築士の活躍が期待されています。

2級建築士の独立について

独立して事務所を開く場合は、必ず法に則って登録を受ける必要があります。建築事務所として登録を行う際に必要なのが、事務所の専任の建築士を管理建築士として登録することです。建築士法第24条により建築士として3年以上の設計等の業務に従事したあと、指定登録講習機関が行う講習の課程を修了しないといけません。事務所の開業を行う場合は、すでに3年以上の経験を積んで管理建築士になっている人を雇うか、自分自身が3年以上の経験を積んで管理建築士になるかのどちらかが必要です。

2級建築士資格を所有している主な著名人

菊川怜

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