公認ホームインスペクターの難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

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by 資格広場編集部

更新日:2018-09-06

公開日:2018-03-13

建築・土木・インテリア

公認ホームインスペクターとは平成21年に始まった新しい建築不動産系の民間資格です。近年のリフォーム数の増加など、長きに使用する住宅の診断を行う中立的な立場として需要が高まりつつある資格となります。宅建や建築士の資格を取得されている方の受験が多い資格です。


公認ホームインスペクターは幅広い年齢の男女が目指せる、将来性が高い資格です。
公認ホームインスペクターは他にも住宅診断士と呼ばれております。

公認ホームインスペクターは「民間資格」です。

公認ホームインスペクター取得のために必要な知識・受験資格

住宅に関するリフォームの方法や建築の設計方法などの知識が必要となります。また、不動産としての取引や流通、法規に関する知識も必要となります。

公認ホームインスペクターは「NPO法人日本ホームインスペクターズ協会」が運営管理を行っております。

NPO法人日本ホームインスペクターズ協会とは:
平成21年内閣府認証NPO法人として登記し毎年公認インスペクターの試験を行う

公認ホームインスペクター

公認ホームインスペクターってどんな資格?

住宅に関する不備や欠陥は年々問題化がされてきております。また、バブルや高度経済成長時期に建築された住宅は多く、経年劣化が目立つようになってきました。こういった住宅に関する悩みに対し中立的な立場で劣化状況や欠陥の有無をチェックしメンテナンスが必要な個所は時期、費用などを診断するのが公認インスペクターの仕事となります。一般的には2~3時間をかけて屋根、外壁、室内、床下などを目視による一次診断を行い、その後機材を使用した詳細診断や調査結果をまとめてお客様に報告を行います。

公認ホームインスペクター取得の為の勉強法

建築関係で仕事をされている方は不動産取引や流通について、不動産業界で仕事をされている方は建築の設計や構法など、分野の違う科目を中心に学習することが重要となります。合格の基準が高く設定されておりますので、過去問などを行った場合、正答率は9割を目標として学習されることがよいでしょう。過去8回試験を行っておりますので過去問はしっかりと行うことが重要です。協会から公認のテキストや過去問題集が販売されておりますので入手し学習していくことがよいでしょう。配点は調査診断での分野が一番多く半分ほどとなっておりますのでここでしっかりと得点を稼ぐことが必要となります。

公認ホームインスペクターの専門学校や通信講座について

準備中です。


公認ホームインスペクターの試験料・試験内容・難易度・合格発表について

公認ホームインスペクターの試験料

14,000円(税込)、10名以上の団体の申込の場合は1名あたり13,300円(税込)となります。

公認ホームインスペクターの年間試験回数

申込期間は7月~9月の3か月ほどとなります。試験日は11月の中旬の1回となります。

公認ホームインスペクター試験科目等の内容

四肢択一式のマークシート方式となっており、90分の50問となっております。「住宅に関わる建築の法規や実務範囲ガイドラインに関すること(建築基準法、建築士法、住宅の品質確保の促進等に関する法律)」「主に木造住宅、マンションの構造部材等の名称に関すること」「住宅の給排水、衛生、空調、電気設備に関する呼称や一般的な仕様に関すること」「木造住宅、マンションの施工に関すること」「木造住宅、マンションの劣化の判断に関すること」「調査・診断方法に関すること」「マンションの管理に関すること」「報告書の作成に関すること」「一般的な住宅の売買・取引の形態や契約に関すること」「業務に関するコンプライアンス、モラル、マナーに関すること」の10項目となります。合格基準点は年ごとに異なりますが、7割~8割ほどが基準点となってくるでしょう。

公認ホームインスペクターの難易度

実務経験者としては比較的易しい試験となります。実務経験がない方でも宅建取得を目指している方などはスキルアップとして受験することも可能です。

公認ホームインスペクターの合格率

平成27年度の受験者数は1191名で合格率31.2%となっております。合格率は年々上がってきております。

公認ホームインスペクターの合格発表

12月の中旬~下旬ごろに協会ホームページにて発表します。

国家資格バナー

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公認ホームインスペクター

公認ホームインスペクター取得後の就職先・年収・報酬相場

公認ホームインスペクター所持者の職業例

リフォーム施工会社、建築設計会社、不動産業、建物調査・検査会社

公認ホームインスペクターの取得に向いている人

中立的な立場に立ってアドバイスを行うことになりますので物事の結論をしっかりと伝えることができる人がよいでしょう。また、不動産から建築まで幅広い知識を必要として、お互いの架け橋となる仕事にもなりますので柔軟性のある考えを持てる方がよいでしょう。

公認ホームインスペクターと同じ分野の他の資格

宅地建物取引士、建築士、マンションリフォームマネージャー

公認ホームインスペクターの年収・給料相場

リフォーム会社の場合、300万円~400万円が平均年収となるでしょう。

公認ホームインスペクターの現状

平成21年に始まった新しい試験となります。新築住宅の販売戸数が減少する中、リフォームやリノベーションの受注数は増加してきており、住宅診断士の必要性が高まったことが試験が始まった要因でもあります。毎年の受験者数は1,000名前後となっておりますが、平成28年の受験者数は2,000名近くと不動産業界と建築業界の橋渡しとなるべく認知度と需要度が高まりつつある資格でもあります。

公認ホームインスペクターの将来性

平成28年5月には「インスペクションの説明義務化」など宅建業法の一部改正が行われました。それにより不動産仲介業者が物件の状況を消費者の説明するために公認ホームインスペクターを活用し消費者が安心して住宅の取引を行えるようになりつつあります。アメリカでは住宅取引などではホームインスペクションを行うことは常識となっており、日本でも今後は普及していくことになりそうですので、建築士や宅建の資格と合わせ取得しておくことが望ましい資格といえるでしょう。

公認ホームインスペクター所持者の独立について

住宅診断士としての需要は高まりつつありますので独立をすることも可能でしょう。しかし、公認ホームインスペクターの認知度はまだ低く、それだけでの独立はまだまだ大変だと思います。一次診断だけでは現在の受注単価と件数では利益を確保することは難しいので、建築士や宅建などの資格を主としたり、リフォーム会社として消費者の安心を増やす資格として機材を使用する詳細診断を行う二次診断を行えるように対策されることがよいでしょう。

公認ホームインスペクターを所有している主な著名人

該当なし

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