P検・パソコン検定試験を受けるには?難易度・仕事内容・合格率・給料相場

masman

by nishimura

更新日:2019-06-22

公開日:2017-04-18

P検は、数多くあるICT試験の中でも、総合的なICT活用技術をはかり、初心者からプロフェッショナルまでの様々な段階で、その能力を試すことが出来る試験です。また、中高生の受験料が安く、学校で試験が行えるなど、若者がICTを学ぶきっかけとしても有効です。

       

P検資格取得者は他にはP検定・ICTプロフィシエンシー検定試験という名称で呼ばれております。

資格名:P検

P検の資格は「民間資格」です。

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P検を受けるために必要な知識

1級合格のためには、2級までの知識に加え、最新のコンピュータ技術やインフラ整備・システム導入・システム開発を行うことの出来る知識が必要です。また、データベースやサーバなどのネットワークに関しての知識も重要です。2級では、ICTをマスターしたレベルのパソコンの知識が必要です。準2級では、さまざまなアプリケーションソフトを使いこなせる高度なパソコンの知識や、ネットワークの知識が必要です。ワープロ・表計算の操作技術、高度なタイピング技術も必要です。3級では、高校で学習する「情報」に関する知識や、タイピング技術が必要です。4級は、中学で学ぶレベルの知識と、タイピング技術が必要です。

P検の資格は「ICTプロフィシエンシー検定協会」が運営管理を行っております。

ICTプロフィシエンシー検定協会とは: 運営元の事務局は、株式会社ベネッセコーポレーションである。

▼ 仕事内容▼ 試験詳細▼ 資格取得者の傾向

P検受験後の仕事ってどんな仕事なの?(仕事内容など)

総合的な情報通信技術(ICT)の活用能力をはかるための試験であり、昔はパソコン検定試験と呼ばれていました。1級・2級・準2級・3級・4級・5級に分かれており、級によって求められる人物像が違います。

1級は「ビジネス・イノベーション・リーダー」と呼ばれるような、ICT活用によってビジネス価値の増大をリードできる人材の証となり、ビジネスにおいて、企画や管理運用を行う立場となります。2級は「ICT活用スペシャリスト」と呼ばれる、ICT活用の総合力を有し、高いレベルで、ビジネス上の問題解決ができる人材の証となります。準2級はビジネスに要求されるICT活用スキルを有する人材であることの証です。3級は入社時に要求されるICT活用スキルを有する人材であることの証明となります。4級はICTの基礎的な知識・技能を有する人材であること、5級はパソコンの入門者レベルとなります。5級に関しては、パソコンやインターネットでよく使われる用語についての知識を問うだけの試験で、公式サイトから無料でWEB受験が行えます。5級~2級までは、誰でも受験できますが、1級は2級に合格していることが受験資格となります。

P検の為の勉強法

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P検のホームページでは「無料のタイピング練習」「無料模擬試験」「無料P検5級受験」が行えます。また、P検オフィシャル教材も販売しており、各級ごとのテキストやドリルが準備されています。

P検の試験料・試験の内容・合格発表について

P検定

P検試験料

社会人・大学生に適応される一般価格と高校生以下の学割価格「( )で表示」があります。1級10,000円(なし)、2級6,100円(4,100円)、準2級5,100円(2,500円)、3級5,100円(2,000円)、4級3,000円(1,500円)、5級は無料です。また、P検本試験に準じた「ワープロ」と「表計算」単独の実技テストを行うP検アプリというものがあり、その受験料は準2級1,000円(200 円)、3級1,000円(200円)、4級1,000円(200円)です。

P検の年間試験回数

年間の試験回数は地域によって異なります。全国の認定試験会場(PASS認定校)の予約状況によって、受験日が決まります。

P検の試験科目等の内容

1級 は、1000点満点で、 ①情報セキュリティ管理 ②企業内ネットワーク構築 ③業務プロセス改革 ④ICTを活用した問題解決に関して、選択式テストや論述テストで問われます。テスト時間は90分、出題数は計10問、合格基準は1000点中700点以上で、カテゴリー別の足きりはありません。

2級は、800点満点で、 ①コンピューター知識②情報通信ネットワーク③情報モラルと情報セキュリティ④ICTを活用した問題解決とともに、実技テストで、 ⑤プレゼンテーション10分と⑥総合実技30分が行われます。テスト時間は計70分です。出題数は計42問、合格基準は700点中490点以上です。

準2級は、700点満点で、 出題されるカテゴリーは2級の①~④に加え、5分間のタイピングテスト(日本語375文字以上、あるいは英字638文字以上のいずれか)とともに、各13分間のワープロ・表計算の実技テストが行われます。テスト時間は計60分、出題数は計56問、合格基準は600点中390点以上+タイピングテスト100点中50点以上です。

3級は600点満点で、出題カテゴリーは準2級とほぼ同じ、ただし、タイピングテストは日本語300文字以上、あるいは英字510文字以上のいずれかとなります。テスト時間は計60分、出題数は計57問、合格基準は、500点中325点以上+タイピングテスト100点中40点以上です。4級は400点満点で、出題カテゴリーは3級とほぼ同じ、ただしタイピングテストは日本語225文字以上、あるいは英字383文字以上のいずれかとなります。テスト時間は計50分、出題数は計50問、合格基準は300点中180点以上+タイピングテスト100点中30点以上です。5級はテスト時間計15分、出題数計30問、合格基準100点中60点以上となります。

P検の難易度

1級は、論文テストも、選択式の内容もかなり高度であり、ハイレベルな知識も必要です。2級は、知識だけではなく、高度な実技テストも行われ、試験の難易度が上がります。準2級は会社で、応用レベルのコンピュータ操作が出来るレベルとなります。また、3級が、一般に「パソコンを使い、通常の業務が出来る」というレベルです。4級は中学校での「情報とコンピュータ」を マスターしたレベル、5級は初心者レベルです。

P検の合格率について

平成26年度の受験者データによると、大学生を含む社会人の合格率は、1級30.8%、2級55.0%、準2級66.6%、3級76.4%、4級86.8%です。合格支援制度の「P検アプリ」の利用した中高生の合格率は、準2級61.3%、3級52.8%、4級86.8%でした。

P検の合格発表

一般の個人受験の場合、P検はCBT(Computer Based Testing)方式なので、試験が終了するとすぐに合否結果が表示され、合否通知は約1週間後に送付されます。ただし、1級・2級は後日判定されるため合否結果はその場で表示はされず、合否通知は約2週間後に送付されます。また、中高生の場合は、学校受験が可能です。その場合、P検アプリの試験は、試験が終了すると、結果レポートが自分で印刷できます。P検タイピングの試験は、得点が合格ラインに達すると、「P検タイピング合格証書」が表示され、そのまま印刷することができます。それ以外の試験に関しては、試験終了後、約2週間~1ヶ月(学校により異なる)して、先生から合否の通知が渡されます。

P検受験後の傾向

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P検受験後の職業例

1級~準2級を取得した場合、企業においてITCを活用する分野で働くことが出来ます。2級以上になると、ITC活用における企画から携わることが出来ます。(例;IT起業家、情報技術者など)

P検に向いている人

ITCの分野は、新しい技術や知識がすごいスピードで常に生まれている分野なので、学び続けることが重要になります。ITC分野に興味があり、長時間集中して、パソコンに向かうことの出来る人が向いていると思います。

P検と同じ分野の他の資格

基本情報技術者試験、ソフトウェア開発技術者、システム監査技術者、システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、アプリケーションエンジニア、TE(データベース)、TE(システム管理)、TE(エンベデッドシステム)、TE(ネットワーク)、.com Master、ITコーディネータ、Excel表計算処理技能検定、Word文書処理技能検定、情報検索応用能力試験、情報検定(J検)、情報システムコンサルタント、ディジタル技術検定、マルチメディア検定、ITパスポート試験、応用情報技術者試験、コンピュータサービス技能評価試験、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)、日商PC検定、パソコン検定

P検受験者の年収・給料相場

ITC業界全体の2016年度の平均年収は479万円、生涯賃金は2億2030円となります。業種別平均年収では、システムインテグレータが496万円、ハードウェア・ソフトウェア・パッケージベンダが491万円、ITコンサルティングが483万円、通信・ISP・データセンターが422万円でした。

P検の現状

リーマンショックによるITバブルの崩壊で、一時期、需要が減少したかに見えましたが、2015年には、IT人材が大幅に不足しているという企業が23%にものぼり、リーマンショック以前の水準へと戻りました。

P検の将来性

ITC分野は多岐にわたり、日々新しい技術や知識が生まれています。その中で、将来働きたいと考える人は、多様化するITC人材市場の中で、どのように自分の価値を確立するかを考え、常に学び続けることが必要となります。

P検の独立について

ITC技術を身につけ、会社に帰属することなく、フリーや独立して仕事を行うことも可能だと思います。

こんな著名人の方もP検資格を持ってます。

松村沙友理、中村愛、石倉直実、桜井ミユキ

コメント・口コミ・体験談

  1. きい より:

    P検3級は中学2年生の時に取得しました。パソコン部に所属していたので。1年生の時は4級を取得しています。
    パソコン部と言っても名ばかりで、顧問の先生は専門知識があるわけでもなかったので、独学で頑張りました。
    課題が多い学校だったので資格勉強との両立がとても難しかったです。
    ほとんど知識が備わってない状態で受験したので1回目はダメでしたが、半年後の2回目は無事合格できました。
    同時に受験しても、各々で違う問題が出題されているので自分と相性の良い問題に当たるように祈ってましたね。
    3級は大学受験から就活まで使えます。レベルでいうと新入社員に求められる技能程度だそうです。しかし、実際にはITパスポートや基本情報技術者の資格を取っていた方が圧倒的に有利な上、資格を書く際資格名にこの資格が載っていないことが多いです。なので、わざわざ取るほどの資格ではないと思います。
    (きい/愛知県在住/10代/女性)

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