画像処理エンジニア検定資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

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by 資格広場編集部

更新日:2018-09-06

公開日:2018-05-21

画像処理エンジニア検定とは、「CG-ARTS協会」が実施している5つの検定試験の一つで、画像処理分野の開発、設計に必要な知識を問う試験になります。画像処理エンジニア検定では、産業や学術分野のさまざまな領域において、一定の条件(開発目標・システム開発・予算・作業工程・コストなど)のもと、ソフトウェアや関連するハードウェア、システムの開発ができる能力が求められます。また、試験区分としては、基本的な知識力を問う「ベーシック」と、専門的な知識力を問う「エキスパート」に分けられます。工業分野、医用、リモートセンシング、ロボットビジョン、交通量計測、バーチャルスタジオ、画像映像系製品などのソフトウェアやシステム、製品などの開発を行うための知識が必要になります。


画像処理エンジニア検定は幅広い年齢層の男女が目指せる、将来性のある資格です。
画像処理エンジニア検定資格取得者は他にも画像処理エンジニアと呼ばれております。
画像処理エンジニア検定の資格は「民間資格」です。

資格広場は、画像処理エンジニア検定になるには?画像処理エンジニア検定なるためには?画像処理エンジニア検定になりたいを応援しております。

画像処理エンジニア検定になるために必要な知識・受験資格

画像処理エンジニアは画像処理に関する専門的な知識やプログラミングなどに深い知識が求められ、かつ画像処理に関する開発に応用できる能力が必要とされています。

画像処理エンジニア検定の資格は「CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)」が運営管理を行っております。

CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)とは:
画像情報に関連する産業や文化の新たな誕生とその成長に貢献するために「人材育成」「文化振興」において、さまざまな活動を行っています。

画像処理エンジニア検定

画像処理エンジニア検定ってどんな仕事?(仕事内容など)

画像処理エンジニアとは、デジタル画像技術に関する既存の技術を分析し、システムやアプリケーションのほか、ソフトウェア・ハードウェアなどの開発をするエンジニアを指します。画像処理エンジニアという呼び名から、画像の加工や編集を行うエンジニアと思われがちですが、表現系の作業はwebデザイナーやCGクリエイターの領域です。それに対し画像処理エンジニアは技術系の作業を行います。現在、日常生活に「人の顔を認識して分類・撮影する機能」「映像を自動で立体化できる機能」「QRコード読み取り機能」などの技術が普及しています。これらのシステムの開発・運用をしているのが、画像処理エンジニアなのです。既存のデジタル画像技術を分析し新たなシステムを開発する画像処理エンジニアの案件は画像処理に関する専門的な知識やプログラミング技術、そして応用力などが求められます。仕事の流れは主に企画担当からの要望を受けアルゴリズムを開発し、その後、実装・商品開発を行うという流れです。具体的には画像処理プログラムの移植や最適化、画像処理ミドルウェア等の開発、そして新規画像処理アルゴリズムの開発などを行います。

画像処理エンジニア検定資格取得の為の勉強法

ベーシックが画像処理の基礎知識のみを図る検定であるのに対し、エキスパートは専門知識の理解と応用をする能力が図られるので、エキスパートの方が難易度は高いです。そして、エキスパートの方が出題される試験範囲が広く、知識をより身につけておかなければなりません。なお、簡単なニューラルネットワークは出題されますが、いわゆる第3次AIブーム以降のDeep Learningについては出題範囲ではなく、学習は特に必要ではありません。エキスパートにおいても、そこまで合格率が低いわけではありませんが、しっかり対策をしないと合格できない検定かと思います。数式やアルゴリズムを理解しているレベルまで求められるので、数学が苦手な人にとっては、最低でも行列だけでも基本的なことは、あらかじめ勉強しておいた方が良いでしょう。公式の参考書は画像処理について非常に良くまとまった形で解説されているので、基礎をしっかり身につけたいという方におすすめです。

画像処理エンジニア検定の専門学校や通信講座について

大学や専門学校にてデジタル画像技術に関する専門的な知識や技術を身につけ、その後、画像処理エンジニアを採用する会社に就職し、実務経験を積む流れが一般的です。

画像処理エンジニア検定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

画像処理エンジニア検定の資格試験料

エキスパート(旧2級)は6,600円で、ベーシックは(旧3級)5,500円です。

画像処理エンジニア検定試験・検定の年間試験回数

前期(7月中旬)と後期(11月下旬)の2回受験できます。前期の申込期間は4月初旬~6月上旬、後期は9月初旬~10月中旬となっており、全国各地20か所で受験することができます。

画像処理エンジニア検定試験科目等の内容

エキスパートはマークシート:10問/80分で①画像入出力と画像生成モデル②加画像ごとの濃淡変換③フィルタリング処理と復元④幾何学的変換⑤領域、パターン図形の検出・認識⑥動画像処理、空間情報処理、画像符号化⑦画像処理応用、システム、規格⑧知的財産権が出題されます。ベーシックはマークシート:10問/60分で①デジタルカメラモデル②画像の濃淡変換とフィルタリング処理③画像からの情報の抽出④入出力と伝送・書類のための処理⑤システムと規格⑥関連知識が出題されます。

画像処理エンジニア検定資格の難易度

エキスパートになると、難易度はぐっと上がります。

画像処理エンジニア検定資格の合格率

近年合格率は、エキスパート:31.6% べーシック:74.9%ほどです。

画像処理エンジニア検定試験の合格発表

検定日より約60日後に郵送にて発送されます。

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画像処理エンジニア検定

画像処理エンジニア検定資格取得後の就職先・年収・報酬相場

画像処理エンジニア検定所持者の職業例

ソフトウェア開発、自動車メーカー、家電メーカー、医療機器メーカー、カメラメーカー

画像処理エンジニア検定に向いている人

新しいものを作り出すのが好きな人、細かな作業が苦ではない人、専門的に画像処理を学びたい人、更なるキャリアアップを求めている人に向いている職業です。

画像処理エンジニア検定と同じ分野の他の資格

CGクリエイター検定、CGエンジニア検定、webデザイナー試験、webデザイン技能検定、画像処理エンジニア検定

画像処理エンジニア検定の年収・給料相場

収入面では就職する企業や雇用形態によって違いがありますが、平均して年収800万円~1200万円くらいと言われています。リーダー手当や資格手当などキャリアアップを目指せば、さらなる収入アップも見込めます。

画像処理エンジニア検定の現状

画像処理エンジニアは今後更なる需要が見込まれる職種のひとつです。知名度は日本国内で年々上がってきており、財団法人画像情報教育振興協会が認定している民間資格も登場しました。自動車メーカーやカメラメーカー、医療機器メーカーなど、あらゆる業界の求人・案件があります。最近ではデジタルカメラやインターネット接続機能付き携帯電話など、日常生活において映像機器があふれていることから、活躍の場はますます拡大していくことが予想されます。

画像処理エンジニア検定の将来性

さまざまな業界で活躍が期待されており、今後も更なる需要が見込まれる職種といえます。

画像処理エンジニア検定の独立について

スマートフォンの普及により、顔認識ロックなどの技術は現在ではデジカメだけのものではなくなりました。スマホのアプリについても、画像を認識して加工するアプリや実用書類などを撮影できるアプリなどが人気を博しています。いまやアプリの開発にも画像処理エンジニアの能力は欠かせないものとなっているのです。しかし、画像処理エンジニアは求人の種類として見た場合、SEや情報処理技術者、CGデザインなどと分化されていないのが現状です。そもそも画像処理の技術がこうも一般化し、需要が急増したのは、わずか数年での出来事ですので、技術の進歩と普及にまだ業界が追いついていない状態のようです。日本では、情報処理技術者の一部という位置づけを脱しない傾向にありますので、画像処理分野を専門にやってゆきたい方は、アメリカの企業や外資系企業およびグローバル企業を目指したほうがよいかもしれません。遅れているとはいえ、日本でも画像処理エンジニアが独立分野の専門家としての地位を確立しつつあります。ただし、こうしたアルゴリズムなどを製作するエンジニアは資格よりも実績のほうがものを言います。実際に画像処理を盛り込んだアプリやソフトを制作し、企業に持ち込むほうが受け入れられやすいでしょう。そして、そのような実力を示す作品に興味を持ってくれない企業は避けたほうがよいともいえるでしょう。

画像処理エンジニア検定資格を所有している主な著名人

該当なし

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