応用情報技術者試験の難易度は?年収や過去問も大調査!!

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by 資格広場編集部

更新日:2019-03-06

公開日:2018-05-24

応用情報技術者試験は、経済産業省所管の独立行政法人情報処理推進機構が運営管理している国家資格です。そんな応用情報技術者試験の資格取得の難易度や合格率などの試験情報についてのまとめや、気になる年収も調査しました。


国家資格・難
略称:応用情報・APなど
応用技術者試験は幅広い年齢層の男女が目指せる、難関情報系資格です。
応用情報技術者試験は「高度なIT人材に必要とされる知識や技能が問われる資格」で、類似資格の基本情報技術者試験よりも専門性と難易度が高いです。

資格広場は、応用情報技術者試験になりたい方を応援しております。

応用情報技術者に必要な知識・受験資格

応用情報技術者試験では専門的なIT知識や技能が必要となります。近年のサイバー攻撃の過激化や多角化が背景となり、セキュリティ面における知識が重視される傾向にあります。

応用情報技術者はシステムの企画や開発、運用・保守に携わることや、システム技術者の指導・支援する役割も担うことなどが想定されるため、幅広い知識と技術が要求されます。

応用情報技術者の資格は「IPA(独立行政法人情報処理推進機構)」が運営管理を行っております。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは:
ITパスポートや基本情報技術者試験などの情報処理系の資格試験を運営する経済産業省所管の団体です。試験事務は、機構の一部である情報処理技術者試験センターが行います。

応用情報技術者試験

応用情報技術者になるには何が必要?仕事内容は?

ITが急速に進む現在、様々なサイバー攻撃に対する情報セキュリティの重要性が問われています。応用情報技術者は、そんな現代社会において専門的な知識や技術をもって企業や組織での情報システムを開発・運用したり、サイバー攻撃を分析しそれに対する改善策や防御策を指導する仕事です。

応用情報技術者になるには、国家資格である応用情報技術者試験に合格する必要があります。

応用情報技術者試験は、元々あったソフトウェア開発技術者試験(2001~2008年)が改名されて生まれた試験です。そのソフトウェア開発技術者試験の前身が、第一種情報処理技術者試験、更にその前身が第一種情報処理技術者認定試験です。

IT社会の促進によって最近注目を浴びている資格ですが、非常に歴史の深い資格となっています。

応用情報技術者に合格する勉強法

難易度が高く取得が難しい資格である一方で、仕事をしながら取得を目指す人が多いです。短期間で集中的に学習するのがおすすめで、専門の講習会やスクールに通うと合格率は飛躍的に向上します。独学で挑む場合は、情報セキュリティの分野を中心に、参考書を読みこんで問題をひたすら解くことが必要です。間違った苦手な問題は別にまとめて集中的に繰り返し解くと、なお良いでしょう。また、記述問題があるのも特徴で、回答に使える用語の意味や経緯などを幅広く調べたり、簡潔にわかりやすく解答を記述する文章力も磨くことが大切です。

応用情報技術者の専門学校や通信講座、受講料について

一発での合格を目指したい方は専門学校や資格取得スクール、通信講座などを利用するといいでしょう。受講料はまちまちですが、通信講座でしたら数万円から10万円前後、専門学校は100万円~が相場のようです。

また、職場の意向で応用情報技術者試験の受験を求められた場合においては、合格報酬や資格取得手当ての支給があるというケースが多いです。仕事のために応用情報技術者試験を受験する方は事前に確認しておくと良いでしょう。


応用情報技術者の受験料・試験内容・難易度・合格発表について

ここからは、応用情報技術者の試験情報について具体的に説明していきます。

受験料や試験内容、試験の難易度、合格率などを詳細に調べましたので、ぜひご活用下さい。

応用情報技術者試験の試験料

受験料は5,700円です。

応用情報技術者試験の年間試験回数

試験は春季と秋季の年2回で、4月と10月の第3日曜日に、全国各地で実施されます。

春季試験日:2019年4月21日
秋季試験日:2019年10月20日

応用情報技術者試験の試験科目等の内容

試験は午前のマーク式の4択問題と午後の記述式の長文問題にわかれています。午前では基礎理論やプログラミング、データベースなどに関する基礎知識が問われ、午後は情報システム戦略や経営マネジメント、また知的財産権や法律など法務に関するレベルの高い問題が出題されます。特に午後試験の難易度が高く、試験範囲を深く理解していないと合格は難しいです。

午前と午後はどちらとも60%の得点率が合格最低点として設定されています。特に午後の記述問題での6割のボーダーは高いため、対策をしておきましょう。

応用情報技術者の試験勉強には過去問が有効

応用情報技術者試験では特に過去問をやりこむことが最重要です。特に午前試験では、過去問との類似問題が非常に多く見受けられます。そのため、過去問を重点的に行うと効率的に合格に近づけるでしょう。過去問を数年分反復して理解を深めたら、午前試験の合格難度はグッと下がります。

午後試験は、応用問題が中心で、難解な問題が一気に増えます。午前と比べると過去問との類似問題は減りますが、過去問はしっかり解いておきましょう。出題の形式や難易度などに慣れておき、傾向や難易度をしっかり把握しておくことは、受験において非常に有効です。また、午後試験に関しては市販のテキスト・参考書・問題集が多く出版されています。内容が濃く、情報量も多い優良な書籍が多いので、これらを使用も検討しましょう。

過去問は、試験を実施するIPA(情報処理推進機構)のホームページにて公開されています。

IPA公開の過去問はこちら

応用情報技術者試験の難易度

上位資格であるネットワークスペシャリストやプロジェクトマネージャほど難しくはないものの、それでも難易度は十分高いです。予備知識量にも依りますが、1~2年ほど勉強に時間を費やす方も少なくないです。

応用情報技術者試験の合格率

平成28年度春期の合格率は16.5%ですので、高度情報処理技術者試験の中でも比較的難易度が高いといえるでしょう。

応用情報技術者試験試験の合格発表

試験後の約1か月後に、試験センターのホームページに掲載され、合否を確認できます。また、合格者にはその約2週間後に合格証書が発送され、その1~2週間後には官報に公示されます。

応用情報技術者の取得後の就職先・年収相場

応用情報技術者試験

ここからは、応用情報技術者試験に合格したあとの流れについてまとめていきます。

資格を活かせる就職先や、気になる年収相場も調べたので、ぜひご参考にして下さい。

応用情報技術者の職業例

IT系企業の情報システム開発担当者、一般企業の情報システム部門セキュリティ担当、情報セキュリティコンサルタントなど

応用情報技術者試験に向いている人

応用情報では、情報系の知識や技術を保有していることに加え、課題解決のための分析力、傾聴力、論理的思考力なども要求されます。

応用情報はITに携わる方のための資格です。そしてITはあくまで問題解決のためのツールの1つです。そのため、情報系の知識を保有しているだけではなく、何が問題で何が必要なのかを知るために話をよく聞いて要件を正確に把握する傾聴力も重要です。また、一部の面にとらわれず、一歩引いて俯瞰的に物事を見極める力も必要となります。さらに、IT業界は常に情報が新しくなるため、アンテナを張り、新しい技術や知識を自らのものにしていく探求心と向上心も必要です。

応用情報技術者試験と同じ分野の資格

応用情報技術者試験の年収・給料相場

正社員として働く応用情報技術者の平均的な年収は450万~700万円程度です。30歳前後での平均年収は約600万円で一般的な平均年収と比べ、高額です。また企業によっては資格手当が支給され、年収1,000万円を超える応用情報技術者もいらっしゃります。

応用情報技術者試験の現状

日本に限らず世界各国において、日々急増するサイバー攻撃への対策が急がれています。IT化の拡大とともにその攻撃は様々なものに及んでいます。発電所や化学プラントなどの重要な設備は政府機関や企業の機密情報、さらには個人のパソコンやスマートフォンなど、標的は多岐に渡っています。情報システムの基盤を作る際に必要なセキュリティ対策や、問題が起きた際の迅速かつ的確な対処策が必要になります。

応用情報技術者試験の将来性

早急な対策を望まれるセキュリティ分野において、情報セキュリティのスペシャリストは、その広い知識と技術を活かすことで企業や組織の中でも重要な裁量権を与えられるでしょう。特に上位資格である情報セキュリティスペシャリスト試験を保持している方の市場価値はかなり高いです。これからも成長する高度IT社会において、企業から個人に至るまでのその安全性を求める声は高くなるため、将来的にも安定した需要が確保されるでしょう。

応用情報技術者の独立について

企業にとって情報セキュリティに関する信用性は最重要課題の1つです。所属しているシステムエンジニアにこの資格を取ってもらい、技術を上げてもらうことによるメリットは非常に大きいので、バックアップ体制が整っているところも多いようです。そのような環境で着実に実績を積み、コンサルタントとして独立することも十分できるでしょう。

応用情報技術者試験資格を所有している主な著名人

該当なし

コメント・口コミ・体験談

  1. やーまん より:

    現在、システムエンジニアとして働いています。
    お客様に業務改善を行えるシステム提案をする際には、
    経営者様の経営方針、どういった事を求めているかを把握することが大切になります。
    ITに関する知識を持っているおかげで、説得力のある提案ができています。
    また社内で業務を行う際には、システムの設計・開発・運用を任されています。
    設計を行う際には、システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査を行ったうえで仕様を決めることができています。
    また情報システム、ネットワーク、データベース、組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において、上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決できる知識を身に付けることができました。
    この資格に向けて勉強したことが今の業務活きているなと実感しています。
    大学は岡山県の大学の情報工学科出身です。
    試験の大変さで言えば、大学に入ってからITの知識を学び始めたので、自分の知らないワードがたくさんあり、記憶するのが大変でした。
    (やーまん/岡山県在住/20代/男性)

  2. tak より:

    昔はIT技術者しか勉強していなかった試験ですが、最近は情報処理技術者試験は人気が出てきましたので、勉強用の本などは非常にたくさん出てきています。
    私の勉強方法ですが、通勤時間中ずっと練習問題を解くと言う事をやっていました。問題集はたくさんあるので、計10000問以上は取り組んだでしょうか? 午後問題の方がより難しいのですが、この試験で問われている意味を実際の業務知識に適応すると言うことが必要になります。これは、実際にそういう経験か素養かそのようなものが無いと難しいのかもしれません。
    メリット 私の就職した会社ではそれはありませんでしたが、この資格は資格給を出す企業もあります。また、この試験での知識はどれも、実際の業務中では必要となる事ばかりです。しかし、この業界は変化が非常に早いので試験の範囲内の勉強では全然狭いとか、時代遅れとかの批判もありそうです。
    (tak/東京都在住/30代/男性)

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