パーソナルスタイリストとはどんな仕事?資格試験の難易度は?

masman

by ichikawa

更新日:2019-06-21

公開日:2018-09-03

パーソナルスタイリスト

パーソナルスタイリストとは?資格は必要?難易度はどのくらい?仕事内容は?独立するには?最近テレビ番組によく登場するパーソナルスタイリストを徹底分析!ファッションを通じて人を喜ばせる仕事であなたの人生を豊かにしませんか?

       

街角ファッションチェック!のようなテレビ番組の企画によく出てくるパーソナルスタイリストとは一体どんな職業なのか。資格がないとパーソナルスタイリストを名乗ってはいけないのか。ファッションの伝道師として人々に喜びを与える仕事を通じてあなた自身もより豊かな人生を手に入れましょう!

パーソナルスタイリストはどんなお仕事?

カラフルなネクタイ

「パーソナルスタイリスト」とは、一般の顧客個人に対してファッションをトータルでコーディネートするお仕事です。

パーソナルスタイリストのお仕事は、スタイリストのお仕事に近いですが、顧客が異なります。また、顧客の対象が広いため、パーソナルスタイリストとしてスタイリングのサービスを提供するには専門的なスキルが必要になります。

パーソナルスタイリストとスタイリストとの違い

スタイリストは、芸能人やモデルのメディアへの出演に際して、彼らを顧客としてトータルコーディネートを行う仕事です。
一方、パーソナルスタイリストは、「自分に合うファッションを教えてほしい」「こういう場面でどういう格好をすればいいか分からない」というニーズをもった一般の個人を顧客としてトータルコーディネートを行う仕事です。

パーソナルスタイリストに求められるスキル

一般の個人を顧客とするパーソナルスタイリストには、トータルコーディネートに必要なファッションやヘアスタイル、メイクに関する知識は勿論必要です。しかし、もっとも大事なスキルは顧客の特徴やニーズを分析する力と言えるでしょう。

実際、パーソナルスタイリストは、顧客の顔の形や体形、肌、髪、瞳の色等を分析し、顧客の要望に沿って、ヘアスタイル、メイク、ファッション全体に渡って最適な提案を行います。

パーソナルスタイリストに資格が必要って本当?

パーソナルスタイリストとして活動すること自体に資格は必要ありません。そのため、誰でもパーソナルスタイリストと名乗ることは可能です。
しかしながら、パーソナルスタイリスト、パーソナルスタイリスト検定の商標が存在するため、その呼称を避けて活動する人もいるようです。

商標登録の制度について若干触れつつ、パーソナルスタイリストに資格が必要か説明します。

パーソナルスタイリスト商標の及ぶ範囲

パーソナルスタイリストは標準文字商標であり、原則「パーソナルスタイリスト」という表示があれば商標として用いたことになります。

ただし、商標登録には商標を用いる対象物についての限定が必要です。登録情報の「商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定薬務」によると、大まかに雑誌などの定期刊行物、洋服類、ファッションに関する小売又は卸売りの提供の3つを対象にしていることが分かります。
つまり、雑誌のタイトルや、洋服のブランド名、またはその販売業者としての呼称を「パーソナルスタイリスト」とした場合、登録商標であるパーソナルスタイリストを用いたことになります。

しかしながら、ファッションに関する指導や助言等は商標登録上これらとは別にカテゴリーが用意されており、また、そもそも職業名としての「パーソナルスタイリスト」は商標登録できない「一般名称」にあたるため、このカテゴリーにも該当しないでしょう。
実際、このカテゴリーでの商標登録は存在しますが、標準文字商標ではなくあくまでロゴとしての商標登録です。

登録商標の検索プラットフォーム:特許情報プラットフォーム|J-PlatPat

パーソナルスタイリストになるにはパーソナルスタイリスト検定資格は必要か

以上から分かるように、パーソナルスタイリストとしてファッションに関するコンサルティングを行う限りにおいて商標上の制約を受けることはありません。

したがって、この商標の所有者であるパーソナルスタイリスト協会のパーソナルスタイリスト検定を受けて合格しなければ、パーソナルスタイリストになる資格を得られないということはありません。

ただし、このパーソナルスタイリスト検定はユーキャンの通信講座とも連携しており、パーソナルスタイリストになりたい人にとっては取り組み易いという点からも、登竜門的な資格として十分存在意義があると言えるでしょう。

パーソナルスタイリスト資格の難易度はどのくらい?

セレクトショップ

パーソナルスタイリストになるために必要な資格は存在しません。しかし、パーソナルスタイリストとして十分な能力を有することを示すことが出来る資格としてパーソナルスタイリスト検定が存在します。

ここでは、その代表的な資格試験であるパーソナルスタイリスト検定の仕組みや難易度について説明します。

パーソナルスタイリスト検定の仕組み

パーソナルスタイリスト検定はパーソナルスタイリスト協会によるパーソナルスタイリスト認定試験です。
4級から1級の順にステップアップしていく形式で、1級取得者は定期的な資格更新講座を受けます。
4級、3級はインターネット上での受験が可能で、2級以上から実技試験があり、2級試験は1次と2次に分かれます。
パーソナルスタイリストとして認定を受けるのは2級合格者以上です。

4級は選択式の問題50問を50分で解く構成で、正答率70%以上で合格となります。
出題範囲はビジネスマナー、ファッション・スタイル、素材・色、ヒストリー・カルチャー、美容・心理からとされています。3級はこれに加えて500字の小論文が課されます。

出典:検定のご案内|パーソナルスタイリスト協会

パーソナルスタイリスト検定の難易度

正式な合格率の発表などはありませんが、4級については問題形式が選択式で正答率70%以上の絶対評価なので、しっかり対策を積めば合格が可能な難易度と言えるでしょう。
ただし、出題範囲が多岐にわたるため、これまでにファッション業界にいた人も他の分野の勉強が必要なため、一筋縄ではいかないでしょう。

また、3級に関してはこれに加えて小論文、2級はさらに実技試験も課されます。選択式の問題の難易度の上昇はもちろん予想されますが、形式的に見ても評価基準が増える分、必然的に難易度は上がるでしょう。

パーソナルスタイリストになるための専門学校や大学、独学方法とは

先に述べたパーソナルスタイリスト検定は4級、3級レベルであれば独学で対策を講じることができます。

また、パーソナルスタイリスト検定を受けるという道だけでなく、パーソナルスタイリスト養成学校の修了認定というかたちで資格を得るという選択肢も存在します。

ここでは、パーソナルスタイリスト検定の資格講座、そしていくつかの養成学校を紹介します。

パーソナルスタイリスト検定の対策

パーソナルスタイリスト検定にはユーキャンの通信講座が用意されています。

更に、この講座における全4回の添削課題で合格すればパーソナルスタイリストベーシックの資格が得られます。この資格があれば本家の3級からの受験が可能になるため、実質的に4級と同等の資格であると言えるでしょう。

また、3級に関しても協会から対策用問題集が電子書籍で発売されており、また、3級受験者向けの講座も用意されています。

出典:ユーキャンのパーソナルスタイリスト(R)講座|自分らしくオシャレに!

パーソナルスタイリストの養成学校

近年パーソナルスタイリストという職業が浸透してきたため、パーソナルスタイリストの養成学校は増加傾向にあるように思われます。ここでは特徴的な養成学校をいくつか紹介します。

まずはフォースタイルパーソナルスタイリストスクールです。
この養成学校は初心者からパーソナルスタイリストとして独立開業するまでかなり手厚い指導が行われていること、そして独自の服装心理学を取り入れているのが特徴です。また、修了時に上記のパーソナルスタイリストの資格も手に入ります。
出典:for*styleパーソナルスタイリストスクール【FPSS】

次に、パーソナルスタイリストジャパンです。
この養成学校はカリキュラムがとても緻密に組まれており、パーソナルスタイリストとして必要な素養が体系的に身にけられると言えるでしょう。
出典:パーソナルスタイリストジャパンについて

ICBインターナショナルのパーソナルスタイリスト養成コースというのも存在します。
ここでは、パーソナルカラーアナリスト養成講座と骨格診断ファッションアナリスト養成講座という2つのアプローチからパーソナルスタイリストとして必要なスキルを学ぶことができます。
出典:パーソナルスタイリスト養成コース|銀座のパーソナルカラーアナリスト・イメージコンサルタント養成スクールICBインターナショナル

とはいえ、芸能人やモデルを対象とするスタイリストからパーソナルスタイリストに転向する人が多いように、必要なスキルの基本はスタイリストと同様です。そのため、スタイリスト養成の専門学校で修行を積むというのも選択肢として十分にあり得るでしょう。

パーソナルスタイリストの勤務形態とは?独立は可能?

パーソナルスタイリストの仕事は一般人を対象にトータルコーディネートを行うことです。どの様にこの仕事を行うのか、また、何をもって独立開業したと言えるのか、についてみていきます。

パーソナルスタイリストの仕事内容

パーソナルスタイリストの仕事内容は、大きく3つの業態に分かれます。
まず、顧客へのカウンセリング、あるいは一般向けのスタイリング講習会といったコンサルタント型。
次に、セレクトショップのような代理店や、自身のブランドの店舗を設けての販売といった販売型。
そして、ショッピングに同行するという業態です。

近年はインターネットを利用して各業態の仕事内容において効率化が見られるようです。

以上のような業態のため、コンサルタント型やショッピング同行型に関しては、勤務形態は自身や顧客とのアポイントメント次第になります。一方、パーソナルスタイリストとして会社に就職する形であれば、その会社の就業形態に基づくと言えるでしょう。

パーソナルスタイリストの独立

パーソナルスタイリストは特定の資格を必要とする仕事ではないため、名乗ってしまえば誰でもなることができます。しかし、そのように独立開業しても集客がうまくいかず、立ち行かないケースが多いです。
独立自体はだれでもすぐに出来ますが、成功するためには、パーソナルスタイリストとしての力量と実績は勿論のこと、成功可能なビジネスモデルの確立が条件になるでしょう。

パーソナルスタイリストの仕事まとめ

パーソナルスタイリストの仕事は、ファッションを通じて人を喜ばせる仕事です。
また、これまでもこれからも人々のファッションに対する関心がなくなることはないため、パーソナルスタイリストとしての地位を確立することさえができればとても安定した仕事であるとも言えるでしょう。

ただし、名乗ってしまえば誰でもなれてしまうというのもパーソナルスタイリストの現状です。自身の能力を示す資格を持つことは自分のキャリアにおけるステップアップ、そして顧客との信頼関係においてとても重要であると言えるでしょう。

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