不動産鑑定士国家試験の難易度は?気になる年収や将来性もご紹介

masman

by MATSUZAWA

更新日:2019-06-24

公開日:2018-10-12

不動産鑑定士の難易度

今回は国家資格である不動産鑑定士について、試験の難易度や年収、また不動産鑑定士としての将来性について紹介します。実際に不動産鑑定士を目指している方、興味のある方は必見です。


2020年の東京オリンピック開催に伴い、江東区を始めとする近隣の地域の地価や不動産物件価格の高騰が話題になっていますが、それらの価値というものは実際にどのように決められているのでしょうか?

これからの時代知っておきたい不動産鑑定士に関して、主な仕事内容や国家試験の難易度、また気になる年収や将来性について調査しました。


不動産鑑定士の仕事

不動産鑑定士の難易度

不動産鑑定士とは、マンションや一般家屋、また土地などの不動産に対して評価を行い、経済的な価値を与える非常に高度なスキルを要する不動産の専門家です。

私たちが普段スーパーで購入する食べ物や飲食店で食べる料理など、あらゆるものに値段が付けられているように、不動産にも価値が必要となります。

しかし、一般家屋や土地などといった不動産は非常に漠然としたものであることから、野菜や果物のように値段をつけることは素人に取っては非常に困難なことです。その際に社会情勢や経済情勢を考慮し、不動産の鑑定、そして価値を与えるのが不動産鑑定士の重要な仕事です。

また、銀行などの金融機関から融資を受けるための担保物件の査定や、国有地・私有地を売買、処分する際の金額の決定など、私的な業務から公的な業務まで幅広い分野で不動産鑑定士は必要とされます。

不動産鑑定士は鑑定士系唯一の国家資格!

実は数ある国家試験の中で、不動産鑑定士は〇〇鑑定士と付く唯一の国家資格となります。

以上で不動産鑑定士の仕事について紹介したように、不動産鑑定士は民間業務から時には訴訟問題、時には国政にも携わる場合があるため、社会において非常に重要な役割を担っております。

そのため、宝石鑑定士や美術鑑定士などといった数多くの鑑定士系の民間資格がある中、不動産鑑定士は日本の法律に基づいた重要な業務を行うことから、唯一国家資格に定められているのです。

不動産鑑定士国家試験の概要や難易度

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不動産鑑定士の主な業務内容や社会での役割について理解していただけたでしょうか?

それでは、実際に不動産鑑定士を目指している方のために、資格取得までの道のりや試験概要、また難易度についても他の国家資格の難易度と比べながら紹介します。
是非参考にして下さい。

試験概要、資格取得までの道のり

まず不動産鑑定士国家試験の受験資格ですが、以前までは大卒以上という条件がありましたが2018年10月現在では条件は撤廃されています
そのため学歴、年齢問わず誰でも受験することができます。

試験概要ですが、試験は大きく2分野に分かれております。

1つ目は不動産に関する基礎的な知識や行政法規や鑑定評価の理論など幅広い内容に関して問われる短答式試験、そして短答式試験に合格した者だけが受験できる民法や経済学、その他不動産に関連する法律など、学術的な知識が問われる論述式試験があります。

この2つの試験に合格してもまだ不動産鑑定士の資格を得ることはできません。
合格後約1年〜2年の間、実務修習にて不動産鑑定士に必要とされる実践的な技能や知識を習得します。

実務修習のカリキュラムの修了後にある修了考査にて合格点を獲得すれば、国土交通省の名の元に晴れて資格取得となります。

このように資格試験だけでなく実務修習もあるため不動産鑑定士の資格取得までの道のりは非常に長いものとなっております。

国家試験の中でも非常にハイレベルな難易度

不動産鑑定士国家試験の気になる難易度ですが、ズバリ、非常にハイレベルな難易度の国家資格に分類されます。
比較材料として、同分野の他の国家資格の難易度をいくつか挙げてみます。

まず、宅地建物取引士資格の合格の難易度は16〜17%(参照:Foresight)、管理業務主任者が22.5%(参照:資格の取り方)と言われています。

一方、不動産鑑定士の短答式試験の難易度は例年25%前後と比較的高くはないですが、論述式試験に関しては例年10%前後となっており、非常にハイレベルな試験となっています(参照:キャリアガーデン)。

試験までの対策、試験合格後の実務修習の負担を考えれば、不動産鑑定士の資格は容易には取得できない資格といっても過言ではないでしょう。

不動産鑑定士の年収や将来性は?

不動産鑑定士の難易度

不動産鑑定士の気になる年収ですが、資格取得までにかなりの努力を要することから、それ相応の収入を見込めることができます。

2015年厚生労働省の調査では、平均給与が約46万円とされているので、単純計算で522万円と普通のサラリーマンの年収に比べて大きく上回っております。

あくまでも平均額なため、不動産鑑定士として独立されている方は年収1,000万円〜稼いでいる方も実際にいるので、非常に高収入が見込める業種と言っても良いでしょう。

常に需要があり将来性のある職業!

社会に不動産がある限り、不動産鑑定士の仕事は決してなくなりません。
そのため、非常にハイレベルではありますが一度資格を取得してしまえば一生食っていけるといっても過言ではありません

また、宅建士やマンション管理士など、住宅・不動産関連の国家資格と併用して取得することで様々なメリットがあります。

例えば、関連企業における業務の幅の拡大やスキルアップやキャリアアップ、また転職する際の十分なアピール材料にもなります。

過去にあったバブル期や高度経済成長期、また2020年の東京オリンピックなど、時代の節目や社会情勢・経済情勢が大きく変化する時、またマンションや土地の売買が行われるときなど、不動産鑑定士の専門スキルは必要不可欠なものです。

不動産鑑定士は常に需要があり、これからの時代も大変将来性のある職業です。

不動産鑑定士国家試験の難易度は?まとめ

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不動産鑑定士の資格を得るためには、難易度の高い試験に合格するための知識量やスキルはもちろんのこと、資格取得までの長い道のりを制覇するための根気も必要となります。

しかし、不動産鑑定士の需要は社会から決してなくならず、これからの時代も将来性のある職業であることから努力するだけの価値はあります。

不動産鑑定士として、関連企業においてキャリアを積めば独立して高収入の年収を得ることも夢ではありません。本気で不動産鑑定士を目指す方は、最後まで諦めずに頑張って下さい!

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