不動産鑑定士は独学で目指せる?気になる勉強法もご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-04-30

公開日:2019-04-06

不動産鑑定士

今回は不動産鑑定士の資格に関して、不動産鑑定士は独学で目指せるのかということについて考えていきます。また、気になる合格率や勉強法、オススメの過去問についても紹介します。

       

人気の資格であり、関連業種への就職の際にも役立つ不動産鑑定士の資格。

実際に資格取得を考えている方は既に勉強を始めている方もいると思いますが、不動産鑑定士はそもそも独学で目指せる資格なのでしょうか。

試験の合格率や勉強法、また、オススメの過去問やテキストも含めて紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

不動鑑定士の資格

不動産鑑定士

そもそも不動産鑑定士とは、その名の通り土地や建物などの不動産の価値を鑑定する専門家で国家資格の一つとなっております。

不動産鑑定は経済状況や社会情勢によって変動する不動産の価値を見極めるために土地の調査から実際の査定を行うことが主な業務ですが、国土全体における均衡の取れた地価形成を保つという重要な責任も担っています。

不動産鑑定士になるまでの流れや合格率

不動産鑑定士になるためには大きく分けて3つのステップをクリアする必要があります。

まず、マークシート方式の短答式試験を受験する必要があります

短答式試験合格後に記述式の論文式試験を受験します。

そして、短答式試験、そして論文式試験の両方をパスしたら実際に不動産関連の企業や組織で実務演習を得て不動産鑑定士として働くことができるようになります。

気になる不動産鑑定士国家試験の合格率ですが、一次の短答式試験の合格率は毎年30%前後、二次の論文式試験が15%程度となっております。

不動産鑑定士は司法試験、公認会計士、に並ぶ三大国家資格の一つでもあることから、社会的な信用がありますがそれだけ試験の難易度も高めとなっているため合格するのは至難の技です。

不動産鑑定士は独学で目指せる?短答式試験

これから実際に不動産鑑定士の資格を目指される方もいると思いますが、一次試験の短答式試験は独学で目指すことが可能です。

しかし、やはり国家資格であることから独学で目指せたとしても合格の難易度は高めです。

そこで、短答式試験に臨むために試験の概要や独学での勉強法について一緒に考えていきましょう。

短答式試験の概要や合格の基準

不動産鑑定士の短答式試験は、主に「鑑定評価理論」と「行政法規」の2分野から出題され、いずれも5つの選択肢から選ぶマークシート方式となっています。

「鑑定評価理論」と「行政法規」いずれもそれぞれ120分で40問、合計240分、80問の試験となっているため問題を解くスピードも重要になります。

「鑑定評価理論」では、不動産鑑定士として働く際に必要不可欠である不動産に関する基本的な知識から地価の鑑定や査定に関する評価基準、その他の留意事項が問われます。

「行政法規」では、不動産を扱う際に必ず知っておかなければならない都市計画法、建築基準法、不動産登記法など不動産そのものに関する法律に加えて、道路法や公園法など行政の条例や法律など不動産の全般的な法律についての知識が問われます。

短答式試験の合格の基準としては、総合点で7割以上、また各分野で一定以上の得点が必要となります。

短答式試験の勉強法

短答式試験に合格するための勉強としては、公式の過去問集を最低でも5〜10年分解き、95%以上の正答率を出せることができれば不動産に関する知識が全く無い初心者の方でも合格をめざすことができます。

試験はマークシート方式であるためある程度不動産に関する知識を暗記することも重要ですが、特に「鑑定評価理論」の分野において正解するためには内容をしっかりと解釈する必要があります。

不動産鑑定士は独学で目指せる?論文式試験

不動産鑑定士

一次の短答式試験は独学で十分合格を目指すことができますが、二次の論文式試験は独学ではほとんど合格は不可能です。

二次試験で不合格になったとしても3年間は一次試験免除で再受験をすることが可能です。

論文式試験の概要や合格の基準

二次試験の論文式試験は3日間の日程で行われます。

一日目には民法、経済の分野に関する論述問題が出題され、二日目は会計学、不動産鑑定評価理論1、そして三日目には不動産鑑定評価理論2・3という非常に長い試験日程となっているため忍耐力や集中力も必要となります。

不動産鑑定評価理論3の試験は120分で大問が1つ、それ以外の分野はそれぞれ120分で大問が2つ出題されます。

論述問題はいずれも問題ごとにB4用紙の半面に記述していくことになり、それぞれ1000文字程度以上記述する必要があります。

論文式試験の合格の基準としては、全体で6割の正答率を基準に土地鑑定委員会が相当と認めた得点以上で合格となり、一次試験同様分野ごとに一定の得点が必要となります。

論文式試験の勉強法

不動産鑑定士に関する知識や単語を全て暗記できたとしても、二次試験は一次試験以上に理解や解釈が重視される問題が出題されます。

そのため、理論の組み立て方や専門用語を使った語句の言い回し方法などは独学だけでは十分に賄うことができず合格するためには論文式試験の解答の仕方を専門学校や予備校等で身につける必要があるのです。

つまり、一次試験までを独学で勉強し二次試験のために予備校や資格学校で合格を目指すといった方法が不動産鑑定士の資格を取得するための一般的な方法となります。

不動産鑑定士の資格を取得するまでの勉強時間

不動産鑑定士は国家資格の中でも超難関レベルに分類されるため一次・二次試験を合格し資格を得るためには相当な時間を要します。

目安としては、まったく知識の無い状態から勉強を始めた場合、合格点を取るためは2000〜2500時間が必要で、1日に3時間勉強したとしても2年前後はかかる計算になります。

不動産鑑定士を目指すためのオススメの過去問・テキスト

不動産鑑定士一次試験の合格を目指すための過去問・テキストとしては、アマゾンや市販で手に入る公式の問題集がオススメです。

また、超大手資格学校であるTACの公式ホームページでも不動産鑑定士の過去問と解答が無料で公開されているため計5〜10年分を目安に解きしっかりと知識を身に着けましょう。

不動産鑑定士は独学で目指せる?まとめ

不動産鑑定士の資格は国家資格の中で超難関レベルに分類されるため、取得は一筋縄では行きません。

一次試験・二次試験いずれも問題数が多く試験時間も長いため、正答率に加えて問題を解くスピードも重要になってきます。

実際に不動産鑑定士の資格取得を目指している方は、以上で紹介したことを参考に、十分な対策をして試験に臨みましょう。

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