土地家屋調査士の気になる将来性や年収についてご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-05-11

公開日:2019-05-11

土地家屋調査士

今回は土地家屋調査士に関して、仕事の将来性や気になる年収についてくわしくまとめました。また、独学で目指す際の対策や土地家屋調査士になるために必要な費用についても紹介します。

       

土地家屋調査士は不動産業界において非常に重要な役割を担っています。

しかし、以前に比べて土地家屋調査士の需要や活躍の場が徐々に減ってきていると一般的に言われています。

そこで、土地家屋調査士のこれからの将来性や年収、また独学で目指す際の対策や必要な費用について詳しく紹介します。

将来土地家屋調査士を目指している方はぜひ参考にしてください。

土地家屋調査士とは?

土地家屋調査士

土地家屋調査士とは、家屋や建物、土地などの「不動産」を売買、取引する際に必要な書類である「表題登記」を作成するプロフェッショナルです。

不動産鑑定士という関連業種も存在しますが、不動産鑑定士は不動産そのものの価値を鑑定することが主な役割であることに対し、土地家屋調査士は不動産の規模やサイズ、構造等を測量・調査し表題登記を作成することが主な役割となっています。

土地家屋調査士の仕事内容

土地家屋調査士の主な仕事内容は表題登記作成のための測量及び調査、そして表題登記の申請手続きの2つとなります。

遺産相続や新居の建築など不動産取引や売買の際には必ず「表題登記」が必要となります。

それを作成するためにその不動産に関する資料や地図を用いて調査を行い、実際の現場に出向いて測量作業も行います。

完成した表題登記は各法務局に申請する必要があるため、土地家屋調査士が表題登記を含めその他必要な書類を作成し申請代行業務を行います。

土地家屋調査士は将来性のある仕事?

土地家屋調査士は不動産取引において決して欠かせない職業ですが、以前に比べて需要や活躍できる場が減って来ていると言われています。

皆さんの中には実際に土地家屋調査士を目指している方もいると思うので、土地家屋調査士の将来性について一緒に考えていきましょう。

将来性1:土地家屋調査士の需要は景気によって左右される

まず、土地家屋調査士の仕事の需要は景気や社会情勢によって大きく左右されるということを知っておく必要があります。

というのも、バブル期など数十年前までは不動産売買や取引が活発に行われていたことから土地家屋調査士が活躍できる場がたくさんあったため非常に需要がある職業でした。

しかし、バブルが崩壊した後不動産取引そのものの数が減ってきたため、それに伴い活躍できる場も減少傾向にあります。

つまり、現状において土地家屋調査士が将来性の見込める職業かということを断定することは難しく、これからの社会情勢や景気によって土地家屋調査士の需要も変わってくるのです。

将来性2:需要は決して無くなることはない

土地家屋調査士の仕事は以前に比べて圧倒的に減少傾向にありますが、需要が決してゼロになることはありません

というのも土地家屋調査士の仕事である表題登記の作成及び測量、調査業務は土地家屋調査士の国家資格保持者にしか許されていない独占業務であり、また、どんなに景気が悪くても不動産取引そのものがなくなることは決して無いからです。

そのため、土地家屋調査士の収入額や仕事量に関して不安定な箇所はいくつかありますが、一定数の需要が必ずあるという点に関しては将来性のある職業と言えるでしょう。

将来性3:「ドローン」で土地家屋調査士としての活躍が見込める

土地家屋調査士は不動産・建設系業界においてまだまだ認知度の低い職業ですが、同時にこれからの活躍が見込まれている職業でもあります。

というのも、近年多くの業界で採用されている「ドローン技術」が土地家屋調査士の作業の現場でも活躍が期待されているからです。

不動産の測量は全て人間の手作業で行われていましたが、ドローンを使用することによって上空からの測量が可能になり、作業の効率化を見込むことができます。

つまり、ドローンの操縦免許などを取得することにより土地家屋調査士としての業務の効率化が図れるだけでなく時代のニーズに合った働き方ができるのです。

土地家屋調査士は独学で目指せる?

土地家屋調査士

以上の3点が土地家屋調査士の仕事の将来性に関して抑えておきたいポイントとなります。

それでは将来土地家屋調査士を実際に目指している方のために、独学でも目指せる職業なのかということも含め必要な対策や費用について詳しく見ていきましょう。

土地家屋調査士を独学で目指す際の対策

土地家屋調査士になるには、毎年8月に行われる土地家屋調査士の国家試験に合格し、土地家屋調査士会への登録さえすれば良いので独学でも目指せる職業です。

とはいっても、土地家屋調査士の国家試験は他の国家資格に比べても難易度が高く、合格率も毎回6%前後となっているため一筋縄ではいけません。

そのため、独学で目指す際には試験で出題される測量計算や作図問題、また不動産登記方や民法についてしっかりと知識を身につける必要があります。

独学での資格取得が難しいと思う方は一般的な方法である資格学校に通ったり通信講座を受け、効率よく試験対策をすることをオススメします。

土地家屋調査士の年収

土地家屋調査士の年収は先程も述べたとおり、景気や社会情勢によって変動するため一概には言えません。

しかし、平均年収の目安としては400万〜600万円が相場となっており、独立開業した場合には1000万円以上になることもあります。

土地家屋調査士になるための費用

土地家屋調査士になるための費用に関して、独学を目指す場合と資格学校等を利用する場合では当然大きく異なりますが、いずれにしても合格後の土地家屋調査士会への登録料25000円が必要となります。

資格学校や通信講座を利用する場合には授業料や講習料、テキスト代など高額になる場合がありますが、効率よく対策をすることができます。

一方、独学の場合はテキスト代だけで無駄な費用はかかりませんが、自ら勉強計画を立てて根気強く対策をしていく必要があります。

そのため、自分のやり方にあった方法を選択して資格取得を目指しましょう。

土地家屋調査士の将来性まとめ

今回は土地家屋調査士の仕事の将来性や独学で目指す際の費用等について詳しく紹介しました。

土地家屋調査士の需要は社会情勢や景気によって大きく変動しますが、決してゼロになることはなく一定数の需要は必ず存在します。

また、ドローンなど最新技術の活用により業務の幅や活躍の場を広げることも可能であり、その点に関しては将来性のある職業と言えるでしょう。

土地家屋調査士は独学でも目指すことは可能ですが、非常に難易度の高い試験となっているためしっかりと対策を練った上でチャレンジしましょう。

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