宅建士試験の合格率・合格ラインとは?合格点はどれくらい必要?

masman

by kame

更新日:2019-06-17

公開日:2019-06-05

宅建士試験合格率・合格ライン

宅建士資格試験の合格率や合格ラインについてのお話をしましょう。宅建試験を受けるなら試験内容の勉強だけでなく合格点などがどれぐらい必要なのかなど試験そのものについても知っておくことが大切です。合格率がとても低いという事は有名な話ですが…?


宅建士の試験の合格率や合格ラインはどうなっているのでしょうか

宅建士を目指して資格試験を受けるなら、合格ラインや合格点の把握をしておくことも大切です。

宅建試験といえば合格率が低いことでも有名な試験で、時に難関資格として紹介されることもありますよね?

本ページの内容を見れば、なぜ合格率が低いのか?合格点は何点ぐらいになるのか等々、宅建士資格試験の合格ラインに関わるカラクリがバッチリ分かります。


宅建士試験の合格率

宅建試験難易度

宅建士の資格試験の合格率は、毎年大体15%~17%程度となっています。ほとんどの人はこの数字を見れば「低い!」「受かる自信無くしそう…。」と思ってしまうことでしょう。

しかし、毎年3万人の合格者が居ると聞いたらどうでしょうか?3万人の中の1人になら入れなくもなさそうな気がしてきますよね?

これは事実で、資格試験の合格ラインを突破し、宅建士資格を手にしている人は毎年3万人前後居るんです。

どうなっているのか詳しく見てみましょう。

カラクリのポイントは受験者数の多さだった

合格率は低いのに合格ラインをクリアできている人はそれなりにたくさん居る…その理由は、そもそも受験者数が膨大だからです。

宅建士資格試験を受けるための受験資格は一切ありません。なので誰でも気軽に受験しに来ます。

ですが、試験内容はあくまでも立派な士業の専門性の高い知識を問われる資格試験です。

つまりは、『気軽に簡単に受けられる割には、合格は簡単ではない試験』であるため、落ちる人が多いと考えることができます。

講座を利用して勉強すれば十分合格できる

本気で合格を目指している人達は、通信講座などを利用している人が多いです。

講座の宣伝などで、『受講すれば合格率が全体の〇倍!』などの表記を見たことがある人も居るでしょう。

通信講座を利用している本気で勉強した人達だけの合格率に絞って注目したとき、その合格率が60%ならば、『通信講座を利用した人の合格率は4倍です!』と言う事ができてしまう訳です。

このように考えると、宅建士試験はあまりしっかり勉強せずに受けても到底合格できない難易度ですが、熱意をもってしっかり勉強すれば半分以上の人が合格ラインをクリアできるだろうというイメージがつかめるのではないでしょうか?

宅建士資格試験の合格ラインについて

宅建合格点

宅建士の資格試験の合格ラインについて、非常に重要な点となる事に触れておきましょう

実は宅建士試験の合格ラインは相対評価で決定されており、毎年合格点も変動しているんです。

宅建士資格試験の合格点

宅建士試験では7割を押さえれば合格ラインだと、今まで言われてきていました。

問題は全部で50問出題されます。7割というと35問分ですので、合格点は35点となります。

しかし、ここ最近では少し状況が変わってきつつあります

例年の宅建士資格試験の結果

この表はここ5年間の宅建士資格試験の受験者数や合格率・合格点をまとめたものです。

受験者数 合格者数 合格率 合格点
H26 192029人 33670人 17.5% 32点
H27 194926人 30028人 15.4% 31点
H28 198463人 30589人 15.4% 35点
H29 209354人 32644人 15.6% 35点
H30 213993人 33360人 15.6% 37点

平成26年は、宅建の名称が宅地建物取引士に変更される前の最後の試験であり、士業化に伴って宅建の難易度が上がるのでは?と言われていた時期でもあります。

その後平成27年以降は難易度の上昇が理由となっているかどうかは不明ですが、合格率は15%台となっています。

注目すべきは合格ラインとなっている合格点の項目です。

相対評価の試験では、合格者や合格率は毎年大体同じぐらいになります。同じ試験の中で、上位の成績だった者から順に合格していくのが相対評価なのでそれは当然です。

平成30年の試験では問題が簡単だったと言われていますが全体的に高得点だったため、合格ラインは引き上げられ、合格点37点となりました。

50問中、ぴったり7割にあたる35点では合格ラインに足りないという結果が出たのです

なぜ相対評価で合格点を決めている?

宅建試験相対評価

相対評価で上位を取るという事の意味は、周りと比べて優れているという事の証明になります

この宅建士試験の上位15%前後に入り、合格点を越えられた人は、受験者の中でも特に優れた宅建士の知識を持っていることになります。

合格点が固定されている絶対評価の試験の場合、仮に試験問題が簡単すぎる年が出てきてしまうと、あまり優れた知識を持っていないにもかかわらず合格点を越えられてしまった人を大量に合格させてしまうことになります。

つまり、質の良い宅建士を増やすために問題が簡単すぎて全体的に高得点だった年の合格点は引き上げるようになったのです。

受験全体のレベルが上がっている?

宅建試験レベルアップ

受験者全体のレベルが上がるほど、全体的に高得点を取っている中で上位15%付近を合格としなければならなくなってくるため、合格ラインは上がります。

最近の宅建士試験受験者のレベルはどんどん全体的に高くなってきています。

スクールや通信講座などを利用して試験に挑む人が増えてきている影響も少なからずあるでしょう

相対評価ならではの落とし穴に注意

宅建試験の試験問題の難易度自体は前述の通り、合格率の低さから想像するほど難しくはないとされており、いわゆる士業と呼ばれる専門領域があり、独占業務が存在している資格の中では行政書士・税理士などの難関資格と比べれば確かに易しい方となっています。

しかし、相対評価による合格ラインが上下するという特徴があるため、「例年なら受かっているはずなのに…」といいたくなるような合格ライン下限ギリギリな点数(具体的には30点台前半)を取った場合には運悪く合格点の高くなってしまった年に当たると落とされる可能性もあるので、注意が必要です。

変動する合格ラインに足元を掬われることのないように、他の受験者よりも1点でも多くの点数を獲得できるよう勉強しておくのが大切になってきます。

相対評価ゆえに助かることもある

一方で、相対評価であるがために、逆に熱意をもって挑戦している受験者の割合が少ない年や、難しくて誰も正解できなかった問題が多い年にあたれば、自分自身の点数が低くとも合格となる可能性があります。

宅建士試験の合格率・合格ライン・合格点についてまとめ

宅建士資格試験の合格率や合格ライン・合格点についてまとめてみましたがいかがでしたか?

分かりやすく何点取れば合格点!と言われているいわゆる絶対評価の資格試験とは違い、合格ラインにちょっとしたカラクリのある宅建士資格試験ですが、タネが分かってしまえば怖いことはありません。

データ上は非常に低い合格率ですが、現在のハイレベル化してきている試験を基準にしても、50問ある中の37点~40点近くを取ればおそらく合格ラインとなるでしょう。

50問中10問解けない問題があっても大丈夫だと言われれば少し気楽に挑むこともできそうですね!

重要なのは、周囲の受験者と差を付けることです。勉強の質を上げ、なるべく高得点で合格するために通信講座などを積極的に利用してみてはいかがでしょうか?

実際に通信講座を利用して試験に挑んだ人だけの合格率というのは公的には公表されていませんが、少なく見ても半数以上は合格しています。

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