不動産鑑定士の資格を受験しよう!難易度と合格率はどのくらい?

masman

by ari_na

更新日:2019-06-10

公開日:2019-06-10

不動産鑑定士

”不動産鑑定士”の仕事は、会社やお店、住宅など不動産の鑑定評価を行うことです。資格は国家資格ですが、受験するには難易度が高いのでしょうか?合格率と併せてご紹介します。さらに、どこで働けるのかも要チェックです!


”不動産鑑定士”とは、会社やお店、住宅など不動産の鑑定評価を行うことが仕事です。
鑑定評価というのは、不動産の利用価値や経済価値を把握したうえで、それをお金に表すといくらくらいになるのかを示すことを指します。

不動産鑑定士の資格は国家資格ですが、受験するには難易度と合格率はどのくらいでしょうか?主な就職先や、活躍できる場所も含めてご紹介します!


不動産鑑定士とは?

不動産鑑定士とはどんな仕事

”不動産鑑定士”とは、会社やお店、住宅など不動産の鑑定評価を行うことが仕事の独占業務です。
不動産の鑑定評価というのは、不動産鑑定士しかできず、不動産に関する資格の中では最も高度だとされています。

ちなみに不動産の鑑定評価とは、不動産の利用価値や経済価値を把握したうえで、それをお金に表すといくらくらいになるのかを示すことを指しています。

今回は、不動産鑑定士の資格を受験にあたり、様々な情報をご紹介します!

日本経済を不動産の面から支えている

不動産鑑定士は、日本経済を「不動産の面」において支えている重大な存在です。

例えば、国や都道府県、市町村などが公表している土地の価格というのは、不動産鑑定士が評価したものがもとになっています。
さらに、銀行が貸付を行う際には、担保評価も不動産鑑定士が行なっています。

近年は不動産鑑定士の活躍の場はますます広がっており、不動産投資信託などを支えるなどしています。

不動産鑑定士に必要な学歴は?

不動産鑑定士の資格は国家資格ですが、受験するにあたり卒業しておかねばならない学歴などはありません。
受験資格そのものがないため、受験を希望する人は誰でも受けることができます。

相当な勉強を積み重ねれば独学での合格も有り得ますが、試験対策のために専門の学校に通うという人もいます。

では、どのような学校を選べば良いのでしょうか?

不動産鑑定士の予備校へ

不動産鑑定士の勉強ができる専門の学校とは、予備校のことです。
現在、大手の予備校といえば『TAC』と『LEC(東京リーガルマインド)』しかないため、どちらが自分に合いそうかよく吟味して決めましょう。

そして、最も気になるところはどのような勉強スタイルを取っているかということだと思われます。

学習方法は大きく分けて3つあり、「学校に通って講師の授業に参加する」「予備校にある専門のブースで、ビデオなどを視聴しながら学習する」「通信教育」といった内容になっています。

とくに通信教育の場合、現在はインターネットがつながる環境であれば、自分の好きな時に好きな場所で学習できるため、カフェなどで勉強している学生もいます。

『TAC』や『LEC』は全国に校舎があるものの、通える距離にないという人の場合は選択肢がないため、通信教育のみとなります。

費用はどのくらいかかるのか?

続いては、気になる費用についてです。

予備校に通う場合は、安く見積もったとしてもおよそ30万円ほどはかかるとされています。こちらは初めて学ぶ人のためのコースの値段ですが、参考書の費用は別です。
不動産鑑定士の参考書は専門書籍であるため、一冊につき大体3,000円以上と、比較的高額です。

ここで朗報なのが、予備校に通って不動産鑑定士の勉強をする人は『教育訓練給付金』の対象となる場合が多いです。
条件として、「雇用保険の被保険者となった期間が3年以上であること」などが挙げられますが、一番多い金額で給付金10万円が支給されるので、当てはまる人は検討してみるのも良いでしょう。

不動産鑑定士の合格率は?

不動産鑑定士の合格率

不動産鑑定士の資格は、合格率がとても低いです。

試験は「短答式」と「論文式」の二段階で行われます。
第1段階試験である「短答式」の合格率は、毎年およそ30%。第2段階試験の「論文式」の合格率は、毎年およそ15%とされています。

最終的な合格率は、驚異の5%ほどと言われていることから、非常に厳しい受験であることが分かりますね。

難易度も高い

不動産鑑定士の試験の難易度も高いと言われており、勉強時間もかなりの長さが必要とされています。

「短答式」でおよそ500時間「論文式」でおよそ2000時間は学んだ方が良いと言われているので、途方もなく感じるかもしれません。
仮に1年で合格を目指すという人の場合は、365日まったく休まず、1日およそ7時間は勉強するという計算になります。

なるべく早めに合格を目指そう

数年かけて何度も受験しようかと考える人もいるかもしれませんが、不動産鑑定士の資格は、「短答式」に合格してから「論文式」を3回以内で合格しないと、また「短答式」から受験し直さなければならないのです。

要するに、基本的には最初の受験から3年以内に合格を目指さなければなりません。

タイムリミットがあると思うとプレッシャーに感じるかもしれませんが、むしろ「計画的に勉強しよう」との思いに切り替えて、受験までの時間を有意義に使いましょう。

不動産鑑定士はどこで働ける?

合格率は低く、難易度は恐ろしく高い不動産鑑定士の資格ですが、合格すればどのようなところで働けるのでしょうか。

活躍の場を見ていきましょう。

「不動産業界」と「金融業界」へ

不動産鑑定士の就職先は、「不動産業界」と「金融業界」に大きく分けることができます。

「不動産業界」への就職を希望する場合は、大手の不動産会社や、不動産の鑑定事務所が主な勤め先となります。
「金融業界」の場合は、銀行をはじめ、信託銀行の不動産評価部門や、不動産投資信託の運用会社などに就職できます。

資格を取得後、自分がどのような道に進みたいのかをあらかじめ考えておくと良いですね。

さらに実績を積み重ねた後は、独立するという不動産鑑定士もいます。

中には弁護士や司法書士、税理士等と組んで仕事をする不動産鑑定士は、富裕層に向けた資産運用のコンサルティングを行っているという人もいます。

最初から何もかもは上手くいかないですが、不動産鑑定士として多くの経験をすることで、将来はより幅広く活躍できるはずです。

不動産鑑定士の受験についてのまとめ

不動産鑑定士の資格を受験するには、茨の道を歩まねばなりません。

合格率の低さと難易度と高さから独学することは難しく、可能ならば予備校などに通って受験の対策をした方が良いでしょう。
そして注意が必要なのが、第1段階試験に合格してから3回以内に第2段階試験に合格しなければ、また受験をし直さなくてはなりません。

そうなると受験そのものが嫌になってくる可能性も高いので、効率良い勉強法を用いて合格を目指しましょう。

不動産鑑定士は「不動産業界」と「金融業界」で大きく活躍できる職種なので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

コメントを残す

*

*