証券アナリスト試験の難易度や試験日・合格発表はいつ?独学で受かる?

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by 資格広場編集部

更新日:2019-07-11

公開日:2018-03-27

本ページでは、証券アナリストの資格に関する情報を総合的にまとめています。まずは証券アナリストの受験資格や難易度、試験日、合格発表などの日程について。そして、独学で挑戦する際の過去問や勉強時間などと、資格を取った後の年収などにも触れています。


証券アナリストは、経済指数などから世の中の動きを読み取り、知ることができるようになる資格です。

投資等で役立つ専門知識のアピールが可能で、金融業界などで注目されだしています。

今回はそんな証券アナリストに関する試験の受験資格、難易度や試験日、合格発表などのスケジュールや、独学で合格を目指す場合の勉強時間などについて総合的にまとめております。


証券アナリストとは?

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証券アナリストの資料請求

証券とは株式や国債、社債などのことです。証券アナリストは、大まかには、世の中の動きを知ることができる資格と言えるでしょう。

財務や経済指数などの専門知識を身に着け、投資する価値を判断して最適な投資方法のアドバイスを行うことができる事を示す民間資格です。

民間資格ですので、法律上の規定や制約は特になく、証券アナリストの資格を持たない人が投資価値などの分析を行ったり、証券アナリストを自称することもできます。

ですが資格を取得していない事で求人や指名に影響が出る事もある為、しっかりと知識を身に付けておく事は損にはなりません。

金融機関や企業のIR部門への就職には有利になるので、取得しておく為にも費用も安く時間や場所を特定されない通信講座での学習をおすすめします。

資料も無料で請求できますし、一度試してみてはいかがでしょうか。

証券アナリストってどんな仕事?

証券アナリストの仕事は多岐に渡ってあります。

一例を挙げますと、証券市場においての投資する対象となるものの分析と投資する対象に対しての投資の数値化などを行います

一口に証券といっても株式だけのことを指すのでは無く、その中には、債券や不動産投資また外国為替などといった市場にある様々な商品のことを言います。

非常にスキルの高い専門的な知識を持ち、様々な情報の中から分析などを行い、投資に対してのアドバイスや投資管理を実施しています。

証券アナリストになるために必要な知識は?

会社が出す諸々の財務諸表類から、対象となる会社の現在の状態やこれからどうなっていくのかなどを理解して読み取ることが必要とされるので、財務諸表を分析する力が必須とされています。

なお、証券アナリストの資格は「日本証券アナリスト協会」が運営管理を行っています。

★日本証券アナリスト協会とは?

日本証券アナリスト協会は公益社団法人であり、1962年10月に創立されてから現在までで50年を超える歴史持つ団体です。

証券アナリストをはじめとして、金融機関で活躍するスペシャリストを育てることと、それを通じて日本の経済を発展させることを願ってさまざまな活動を実施しています。

証券アナリストに向いている人

証券アナリストに向いているのは、好奇心が旺盛で世の中の動向に興味、関心がある人です。

数多く存在する経済、金融市場のデータを集めるための情報収集能力や分析力は必須。統計学や数学に強いと有利でしょう。

証券アナリストの試験日・試験内容・合格発表について

証券アナリスト 試験日

証券アナリストに確実に合格する方法

証券アナリストは金融や経済に特化した知識が必要で、情報の裏付けをする分析力も重要な能力なのです。必ず数学の知識や応用力が必要になるので、少しでも苦手意識がある方は効率的に合格に必要な学習が出来る通信講座で合格への可能性を高めてみましょう。

資料は無料で請求できますし、合格までの効率的かつ戦略的なスケジューリングで確実に合格できるレベルまで能力を上げてくれます。

それでは早速証券アナリスト資格試験の試験料、試験内容等について説明していきましょう。日程や合格発表に関する情報についても合わせて掲載していきます。

証券アナリストの試験概要

証券アナリストの資格試験の、受験料や実施回数などは以下の通りになっています。

第1次レベル試験と第2次レベル試験に分かれており、それぞれ試験形式が随分違いますので注意しましょう。

試験 科目 受験料 形式 年実施回数
第1次試験 証券分析とポートフォリオ・マネジメント 6200円 3科目別
4択マークシート
4月
9月
年2回
財務分析 3100円
経済 3100円
第2次試験 証券分析とポートフォリオ・マネジメント 8200円 4科目一括
記述式筆記試験
6月
年1回
コーポレートファイナンスと企業分析
市場と経済の分析
職業倫理・行為基準
第1次試験
科目 費用 形式 実施
回数
証券分析とポートフォリオ・マネジメント 6200円 3科目別
マークシート
4月
9月
年2回
財務分析 3100円
経済 3100円
第2次試験
科目 費用 形式 実施
回数
証券分析とポートフォリオ・マネジメント 8200円 4科目一括
記述式
6月
年1回
コーポレートファイナンスと企業分析
市場と経済の分析
職業倫理・行為基準

第1次レベル試験ではどの科目も記述では無く、マークシート方式となっています。

第2次レベル試験では、証券分析とポートフォリオ・マネジメント、コーポレート・ファイナンスと企業分析、市場と経済の分析、職業倫理・行為基準の4科目が一括で構成されています。

また、各科目で出題される問題量の違いには気をつけましょう。経済、職業倫理、企業分析、証券分析の順で量が増えていきます。

そして計算も複雑化し、知識が一般的にある人でも回答が非常に難しい問題もあります。

さらに注意が必要な点として、職業倫理・行為基準の科目で点があまり取れないとそこで足切りとなってしまいます。

証券アナリスト試験の合格発表

第1次レベル試験結果は、春試験は6月上旬までに、秋試験は11月上旬までにマイページの「試験結果の確認」から確認できます。

また第2次レベル試験結果は、試験実施日の約2か月後に各受験者あてに郵便で通知されます。また、マイページの「試験結果の確認」からも確認をとることが可能です。

証券アナリスト資格の難易度や合格率は?

証券アナリスト 難易度

証券アナリスト資格の難易度や合格率はどれほどとなっているのでしょうか?

第1次レベル試験に関しては3科目あるのでそれぞれの合格率も関わってくることになります。

難易度自体は大まかには、手を抜かず勉強しておけば大体の人はクリアできるでしょうが、計算問題があるため、数学の得意不得意によって難易度が変わると考えられます。

証券アナリスト資格の難易度

だいたい毎年受験した人の半数は合格しますが、皆さん真剣に取り組んでの半数なので安穏することはできません

しかしながら60点試験で獲得すれば合格になるので、60点であればまあそこまで困難だということもないでしょう。

毎年出題されるところはきまっていますので、重要なところに絞って試験に臨めば、だいたいの人は合格することができます。

証券アナリスト資格の合格率

第1次レベル試験の合格率は科目ごとに異なります。参考までに合格率の高かった所から並べてみると、2016年秋の試験では、財務分析が54.0%、経済が52.3%、証券分析とポートフォリオ・マネジメントが51.1%でした。

第1次レベル3科目試験の合格率はいずれも40%台後半程度で、第2次レベル試験も合格率は同じぐらいですが1次を抜けてきた人でさえ半分は落してしまうので、難易度としては難しくなっているものです。

証券アナリスト資格取得の為の勉強法

証券アナリスト勉強法

証券アナリストの資格を取得するためには、専門のスクールに通う方法と通信による教育で学ぶ方法があります。

ファイナンシャルプランナー等の資格とは異なり、受験する人がかなり少なく限定的なものなので、証券アナリストのための資格学校自体そう数は多くありません

なので都心部に住んでいない人が学校に通うのは、距離などの面から難易度の高いことでしょう。

証券アナリストの専門学校や通信講座について

証券アナリストに必須の講座

証券アナリストの資格取得のための勉強は、通信講座を利用するのも一つの手です。

専門学校に通うという勉強方法もありますが、先の通り近くに学校がない人はもちろん、学校があったとしても固定の時間を作って通うというのは特に社会人には難しい勉強方法です。

証券アナリスト試験の受験資格は、日本証券アナリスト協会主催の通信教育(もしくは専門学校)を受講することが必須条件となっていますが、基本的にテキストのみで試験対策に役に立つとは言えないので、証券アナリストの資格取得を目指すのであれば、協会主催ではない通信講座での勉強をおすすめします

通信講座によってはテキストに加えて過去問集やレベルの確認テストを付属で付けている所もあるので、無料資料請求から確認してみてください。

証券アナリストを独学で合格する方法はある?

証券アナリスト独学

証券アナリストは通信講座で合格!

さて、通信講座や資格学校へ通って勉強すべきと紹介した証券アナリスト資格。それだけ難易度がある程度高い資格という事です。ですが実は証券アナリストを独学で取得することもできます。もちろん、「理系で数学に強い元々地頭のいい人限定」という訳ではありません!

証券アナリストの独学での合格のためには、いかに効率のいい勉強時間を確保するかにかかっています。

  • 試験に向けての勉強時間のスケジュール立て
  • どの教材を使って独学をするか
  • 点数が確実にとれる問題と、捨てる問題の見極め

この3つが独学で証券アナリストに合格するための重要なポイントです。

上記の3点をモチベーションを下げずに効率よく進める事に自信が無い方は、通信講座での学習方法が確実であり、合格までの近道を照らしてくれるものなので無料資料請求で概要を確認してみる事をおすすめします。

独学で証券アナリストに挑む場合の難易度

証券アナリストの難易度が高いと感じさせてしまうポイントは、試験概要でも少し説明した部分がありますが

  • 試験科目が複数ある
  • 一次試験と二次試験がある
  • 試験を受けるための条件がある
  • 資格を証明できるまでの条件がある

という点にあるでしょう。

しかしこの制約、しっかりと調べればどれも大したことはありません

制約 解釈
科目が多い 1科目ずつの合格が認められる。
2次試験 1次試験の内容と被る部分も多い。
選択ではなく記述式になる。
受験資格 協会の講座を受講するだけ。
郵送やパソコンでも簡単に受けられる。
資格証明 実務経験3年。
試験に合格した後の話。

というわけなので、難易度が高いイメージを付けてしまいがちなこれらの制約は意識する必要すらありません。

効率よく勉強時間を組み立てることができるかどうかだけが独学で証券アナリストに合格するためのポイントなのです。

第1次試験と第2次試験

証券アナリストの合格のためには、1次と2次の試験を突破しなければなりません。

1次試験

1次試験では「証券分析」「財務分析」「経済」の3科目あります。

証券分析の比重が重くなっており、試験料的にも他科目の2倍となっています。

ひとまず1次試験では、1科目ずつの合格も認められており、3科目とも合格出来れば2次に進むことができます。

マークシート形式なので、ある程度運によっても合格できますがしっかりと勉強時間を確保して、内容を押さえて対策しておくことが後に繋がります。

2次試験

「証券分析」「企業分析」「市場と経済」「職業倫理」の4科目です。

1次試験の応用的な内容ばかりですが、選択式ではなく記述式になっており、さらに問題の数も一気に増えます。

1次試験を勘や運に頼ってしまった人はここで一気に難易度が高まったと感じることでしょうが、対策をバッチリ行い落ち着いて試験に臨める人は大して難易度が上がったとは感じないはずです。つまり、ここで勉強してきたかどうかの差がつくことになります。

職業倫理

また、1次試験にはなかった職業倫理という科目があります。

この科目は別にアナリスト的な要素に関係する科目ではありません。職業人としての常識を問われる事柄から出題され、倫理観の問題のため、下手をすれば小学生でも満点が取れてしまう可能性もある部分です。

また、著しくこの科目の点数が低い場合は足切りとなる科目でもあります。

常識人であれば難易度は全く高くないはずの科目ですので、確実に満点を取れるようにしておきましょう。

恐らく試験会場の周りのライバルたちはこの科目は満点を取ってくるに違いないのでここで落としてしまっては不利になることでしょう。

証券アナリスト資格取得後の就職先・年収・報酬相場

証券アナリスト将来性

ここからは証券アナリスト資格取得後の流れや主な就職先についてご説明します。

気になる年収、報酬相場についても調査しましたので、ご覧下さい。

証券アナリストの就職先は?

多種多様な金融に関わる業種に属する会社はもちろんのこと、最近ではコンサルティング会社や一般的な会社からも、この資格が必要であることが認識されてきており、資格をとることを社員に義務として課す会社も現れてきました

試験対策で得た知識は金融業界で十分有効なので、就職や転職をする時にも役立つこと間違いありません。

証券アナリストと同じ分野の他の資格

  • CIIA(国際公認投資アナリスト)
  • CFA(米国証券アナリスト)
  • 金融アナリスト

お金や投資に関わるアナリスト資格は証券アナリスト以外にもいくつかあります。

証券アナリストの年収・給料相場

年収は600~700万円が証券アナリストの平均的なところであり、1,000万円以上稼ぐ人もちらほら見かけるのが事実です。成果を出せば出すほど稼ぐことができるのが証券アナリストです。さらに日本の会社で勤務をするか、そうではなく外資系の会社で勤務するかによっても、得られる年収が大きく変わってきます。

外資系企業のほうが、証券アナリストを高く評価しているのでそれだけ年収も高いということが言えます。

証券アナリストの現状と将来性は?

国家や公的なものでは無く、あくまで証券アナリストは民間の資格なので、それがなくても証券アナリストとして勤務することは可能です。

しかしながら、証券分析のスペシャリストである技術を取得していることの証明にもなりますし、各種の金融機関とりわけ証券会社では、この資格を取ることを勧めるようになってきたので、昔に比べて受験する人の数が圧倒的に増加しています。

そのため、アメリカ同様に日本でもその地位がもっと高くなる可能性は存分にあります。将来的には、フリーの証券アナリストが多数活躍する…と言う時代が可能性もナシではないかもしれませんね。

証券アナリストになるには?まとめ

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証券アナリストに合格する近道

証券アナリストは、金融関係の職業を目指すのであれば持っていて損はない資格です。

アナリストとして活躍したい!と思っているのなら、通信講座で資格取得を目指すのがおすすめです!

1次試験・2次試験共に数学なら大学入試と同等のレベルが求められますし、会計でも日商簿記1級程度の知識が必要なので、協会主催の通信講座受講中に他の試験対策用通信講座で学習しておくことが、証券アナリスト試験の攻略法だと言えます。

証券アナリストになるための通信講座は、仕事との両立もしやすい為、キャリアアップやスキルアップを目指している社会人にもおすすめですよ。

コメント・口コミ・体験談

  1. Daichi より:

    とにかく仕事と試験勉強との両立が大変だった。毎日9-10時頃に帰宅していたため、あまり勉強時間が取れず、本番前の予備校(TAC)の模試では合格ラインを下回っていた。ただ、それから本番までの1ヵ月は必死で勉強した。その結果、2次試験の本番ではわからない問題もあったが、概ね自信をもって回答することができた。ただ、記述式のため時間が若干足りなかった。また1日がかりの試験なので、集中力を保つのが大変だった。
    その甲斐あって、仕事では役に立つ場面が多く、また名刺にも書ける資格なので、クライアントと会う際にもプラスになっていると感じる。合格した後も、テキストや参考書はたびたび見直す機会があり、仕事内容に直結しているため、苦労したが取得してよかったと感じている。
    (Daichi/海外在住在住/30代/男性)

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