宅建士は転職状況が良好?未経験者を募集している事務所もある?

masman

by kame

更新日:2019-06-17

公開日:2019-06-14

宅建士の転職状況

需要が高いとしてずっと大人気を維持している宅建士資格ですが、一度宅建士として宅建業界に入った人が転職する場合の転職状況はどうでしょうか?また、宅建士資格試験だけ合格したものの業界未経験という人はどうでしょう?入れる事務所はあるでしょうか…?

       

昨今、需要があると叫ばれて大人気になっている宅建士資格ですが、宅建士の転職状況は良いのでしょうか

宅建士資格は取得したけれど、業界未経験という人でもOKの求人募集はあるのでしょうか?

本記事では宅建士の転職状況と、未経験者でも入れる事務所があるのかについてまとめてみました。

宅建士の転職状況は良好?

宅建士転職

現在、宅建士の転職状況は非常に良好だと言えそうです。

不動産業界など、宅建業を営む事務所では、常に一定数以上、具体的には、宅建業務に従事している従業員の5人に1人以上の割合で宅建士資格を持った人が必要となる決まりがあります。

このような条件を必置資格といい、法律で決まっています。

宅建士が足りないとどうなる?

宅建士資格を持った人が5人に1人の割合を満たせない場合、事務所として業務を行ってはいけないので、全く運営・営業できなくなります。

もし宅建士資格を持った人が退職してしまうなどして、条件を満たせなくなったら2週間以内にその状況を改善しなくてはならないと決められています。

そのような状況にならない為には普段からある程度余裕をもって宅建士資格を持った人材を確保しておく・社内の資格を持っていない従業員に宅建士試験を受けて資格を取るように促すなどする必要があります。

大慌てで宅建士を募集する企業もある

宅建士が足りていない事務所は、大慌てで宅建士資格保有者を求人募集します。

また、宅建士が足りないという状況になる前にも募集をかけている事務所が多いので、宅建士資格を持っている人からすれば転職状況は非常に良く、実際求人の量は潤っています

未経験者は採用されづらい?

宅建士未経験

一方で、未経験だと採用されづらいのでは?という意見もあります。求人が潤っていて募集はたくさん。転職状況は良いはずなのに採用されづらいとは一体どういうことなのでしょうか?

実は宅建業界では未経験者が採用されづらい理由と、未経験者が採用される理由どちらもごもっともな理由があり、それは募集している事務所によって違います。

まずは実務未経験の宅建士が採用されづらい理由の方から見ていきましょう。

素早く戦力になって欲しい事務所では…

宅建士試験を無事クリアし、必要な手続きも済ませて宅建士を名乗れるようになったばかりの業界未経験な宅建士では、退職してしまった前任者のやっていた業務を素早く引き継いで即戦力になってもらいたいと思って募集をかけている事務所には採用されづらいのです。

こればかりは、実務経験がない状態では仕方のない事です。どこかでなんとかして実務経験を積むということが重要となります。

未経験者のみを募集している事務所もある?

このままでは、未経験では採用されづらいのにどこで実務経験を積むのか?と言いたくなってしまいますね。

しかし大丈夫です。幸いにも、前職でのやり方を今働いている事務所まで持ち込まないでほしいという考え方の事務所もあります。

そういう場所はあえて未経験の人材を欲しがりますので、あえて未経験者のみを求めている企業だったり、未経験でも教育するつもりのある未経験者歓迎という募集もあります。

求人募集にくまなく目を通せば、そのような募集を見つけて経験を積むというチャンスは意外とたくさん転がっているので安心でしょう。

不動産系会社の宅建士の転職状況の注目点

宅建士不動産

宅建士の転職状況と言っても、その部署・職種は色々あります。その中でも特に求人募集が多くなるのはやはり営業職です。

宅建業を営む事務所からすると、宅建士の人数割合を満たすことももちろん重要なのですが、それ以上に営業人員が不足しやすい傾向にあります。

理由はやはり営業成績が振るわない人が離職していくからでしょう。

ここで、不動産系の会社の募集を詳しく見ていくと少し面白いことが分かります。

営業職は宅建士資格がなくても入れることもある?

先の通り、営業職の人員は辞めていく人も多いために人員不足になりやすいです。

最初から宅建士資格を持った人を採用してもすぐ辞めてしまう可能性もあるわけです。

なら、資格の有無よりも営業力が高そうかどうか?という点に注目して採用不採用を決めるのもナシではありませんよね?

なので、求人募集の内容を見てみると「宅建士資格があると望ましい」や、「宅建士資格保持者は優遇」などと書かれてはいても、必須とはなっていない募集がちらほらあるんです。

営業以外では資格が必須?

仕入部署など、外回りでの営業ではなく事務所の中でやる仕事や、物件調査、査定、下見、契約などの業務内容をこなす部署の求人は「宅建士資格が必須」と書かれている求人が一気に多くなります。

これは、宅建士の資格がないと出来ない仕事や宅建士の資格が無い人に任せるには不安な仕事が多くなるからです。

天性のコミュニケーション能力があり、一生営業成績を最上位キープできるほど売り込みが上手なら宅建士の資格を取らずともずっと不動産屋の営業マンを続ける事ができます。

他の業種への転職状況も悪くない

宅建士建築業

宅建士資格は不動産業界だけでしか使えない訳ではありません。

実は宅建士の不動産業界から他業界への転職状況も悪くはなく、むしろ良いです

宅建士試験の合格者を見ると、不動産業に従事しているのはおよそ3分の1。次いで多いのは学生の受験者で、学業を修了後に不動産の道へ進む人もこの中には居るかもしれませんがひとまず置いておきましょう。

そして不動産業従事者と学生を除くと、建設業や金融業の人が多くなっているのです。少数ではありますが、外食産業や小売業のチェーン店本部での仕事にも宅建士が役立つ局面があります。

建設業での宅建士

建設業では、建設免許は当然の事ですが、宅建業の免許も取得しているという会社も多くあります

自分達で建てた建物を、自分達の会社で売ることができるようになるのです。

ゼネコン(=総合建設業者)と呼ばれる会社はほとんどの会社が宅建業と建設業の免許を持っています。

金融業での宅建士

金融業では、不動産を担保にした融資や住宅ローンなどを扱っています。不動産の価値がいくらぐらいになるのかを査定するのは宅建士のお得意とするところです。

不動産業で、下見や調査、見積もりなどを繰り返してきた実務経験は金融業への転職の際にも役に立ち、有利にはたらきます。

チェーン店本部の宅建士

小売り業や外食産業では、どんな場所に新しい店舗を構えれば売り上げがあがるのかということを考えるのが新店OPENの際に超重要な事項になります。

こういう時には宅建士の出番で、不動産や土地に関する知識が大切になります。

宅建士として不動産業で働いていたという経験があれば店舗販売業への転職状況も非常に良くなるでしょう。

宅建士の転職状況は良好?まとめ

宅建士の転職状況についてまとめてみましたがいかがでしょうか?

すぐに前職者の仕事を引き継いで戦力となって欲しい事務所からすると、未経験者は募集しづらいという面がありながら、逆に自分の事務所でのやり方を覚えて欲しい場合や、新人育成をする余裕がある事務所ではあえて未経験者を積極採用している所や、未経験者可としている所もありました。

経験を積んでしまえば経験者のみ募集の事務所への転職もできるようになりますから、まずは未経験でも入れる所を探してみましょう。

宅建士は不動産業界以外への転職状況も良好なので、一度資格を取ってしまえば幅広い業界に挑戦できるでしょう

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