DCプランナー1級2級の難易度や合格率・試験日・勉強時間について

アバター

by 資格広場編集部

更新日:2019-08-07

公開日:2018-05-21

DCプランナーになるためにはどうすればいいのかをご紹介します。資格取得の難易度や合格率など資格取得の難しさの説明から、DCプランナー資格の試験日とおよその勉強時間、DCプランナーの1級と2級の違いについてもまとめてみました。

       

DCプランナー認定試験は幅広い年齢層の男女が目指せる、ビジネス能力を高められる資格です。

DCプランナー認定試験資格取得者は他にも企業年金総合プランナーと呼ばれております。

今後の需要に大きく期待されている資格なので、DCプランナーについて基本情報から資格を活かせる職業までご紹介します。

DCプランナー認定試験の資格は「民間資格」です。

DCプランナー認定試験ってどんな仕事?


DCとは、確定拠出年金のことです。DCプランナーとはDCだけに特化している専門家ではなく、年金制度全般の専門知識を持ち、投資やライフプランなどの幅広い知識を持ち合わせた企業年金総合プランナーのことを言います。

確定拠出年金制度などの新しい企業年金制度を使う際に年金全般の専門知識が必要とされるので、年金の法律的知識だけでなく、投資や制度利用者のライフプランのフォローをできる知識を持っていることを証明してくれる資格になっています。

また、年金教育の専門として、年金制度の知識の普及や啓発、新しい年金制度の運営・管理する役割を担っています。

DCプランナーの主な仕事は幅広い知識を持った上で、DC加入者に制度の仕組みや資産の運用方法などを提案、アドバイスすることです。

社会保険労務士の難易度は?仕事内容・報酬相場を徹底分析
社会保険労務士とは企業の3要素のひとつである人に関するエキスパートです。企業に対して労務管理や社会保険、年金に関する相談や指導を行うことを生業とし企業内で働いたり独立開業する方も多くおられます。8士業のひとつで難関資格の国家資格となっております。
生命保険・金融のプロ、「MDRT」の入会基準や年収をご紹介
今回は世界規模の生命保険・金融のプロが集う組織MDRTに関して、そもそもMDRTとはどんな組織なのか、またその入会基準などについて紹介します。MDRT会員の気になる年収や業務内容についても詳しく取り上げているので是非参考にして下さい。

DCプランナー認定試験に向いている人

企業で年金管理者や金融機関の資産運用担当者もしくは退職給付コンサルタントなどを行っている人に向いている資格です。

年金や福利厚生について詳しい知識を学べるので、金融業界などで取得しておくと就職や転職が有利になりえます。DCプランナーは、経済面で人生設計に関わる仕事なので、責任感が強く、公正な視点で見られる人に向いている仕事だと言えます。

DCプランナー認定試験になるために必要な知識

確定拠出年金だけでなく、年金制度や投資、ライフプランの設計など法律や制度を元に幅広い知識が求められます。

2級の試験は基礎知識を問われる問題なので、基礎をしっかり理解しておくことが必要とされます。

1級の試験はより詳しい内容と2級試験の応用問題が出され、記述式でも出題されるのでしっかりと内容を理解しておくことが大切です。

DCプランナー認定試験の資格は日本商工会議所、金融財政事情研究会が運営管理を行っております。

日本商工会議所、金融財政事情研究会とは

東京商工会議所は、東京23区内の商工業者の会員で作られた民間の総合経済団体で、1878年に設立されました。

経営支援活動・政策活動・地域振興活動など商工業の発達と社会の福祉の増進を主な目的としており、経営における資格の運営を行っています。

金融財政事情研究会は、1950年頃に金融財政政策および金融機関経営に関する情報の収集や発信、調査研究と経済金融知識の普及・啓発を目的として発足しました。

雑誌を出版したり、金融に関しての定例会・教育・研修をしたりと幅広く知識の普及に努めています。


DCプランナー認定試験になるために必要な受験資格

どんな資格にも資格の認定試験に受験するには条件がありますが、それはDCプランナー認定試験にも受験資格の条件があります。

DCプランナーの2級の受験資格は特にはありませんのでどなたでもDCプランナー2級は受験する事が出来ますが、DCプランナー1級の認定試験はDCプランナー2級の資格を取得していないと受験する事が出来ないのです。

DCプランナー1級の資格を目指す場合には、まずDCプランナー2級の合格を目指して勉強する必要がありますのでしっかりと基礎から勉強していく事が大切です。

DCプランナー認定試験資格取得の為の勉強法と範囲

DCプランナーの勉強範囲

1級は基礎知識をしっかりと学ばなければいけません。

1級の出題形式としてはマークシート式の正誤問題です。

最初の勉強方法として、DCプランナーの基礎知識をまとめた参考書を読み込むことから始めると専門用語も理解でき、取り掛かりやすいでしょう。その後に過去問題を解いてみてください。分野ごとに分けて勉強することで、頭の中でごちゃごちゃにならず理解をより深めることができるでしょう。

1級は2級の問題より格段に難しくなり記述式の問題も増えますが、DCプランナー認定試験の参考書やテキストが充実していないのが難点です。

DCプランナー2級の参考書を参考にしながら過去問題を解いていき1つ1つの理解をより深めるようにして下さい。

DCプランナーの試験範囲

DCプランナーの試験内容は一体どういう問題が出るのでしょうか?

  • 年金制度・退職給付制度
  • 確定拠出年金制度
  • 投資に関する知識
  • ライフプランニングとリタイアメントプランニング

主にこの4つの分野に関する問題がDCプランナーの試験範囲となりますので、2級では基礎を固めて1級ではより深く応用を学ぶ必要があります。

DCプランナーの有効な勉強方法と勉強時間

DCプランナーの勉強方法で有効なのは暗記です。

試験問題は暗記系の問題が多いので、勉強時間を掛けて問題集や過去問の流れと答えをひたすら記憶していく方法が有効です。

過去問を見ると分かりますが、DCプランナーの問題はあまり捻った問題は出ないので繰り返し過去問と問題集を勉強をして記憶しましょう。

勉強時間と合格率は比例しますので、問題集と過去問を解いて答えを覚えましょう。

DCプランナー2級に求められる事と試験内容

DCプランナーの試験内容と求められる物

DCプランナー2級の資格を取ることで社会においてどのような事が求められるかをご紹介します。

何を求められているかを把握すれば、どんな勉強をすればいいのかも見えてきますので一度確認してみましょう。

DCプランナーの資格試験の内容についてもご紹介します。

DCプランナー2級に求められる事

DCプランナー2級の資格ではどのような事が求められるでしょうか?

  • 確定拠出年金やその他の年金制度全般に関する基本的事項を理解している事
  • 金融商品や投資等に関する一般的な知識
  • 確定拠出年金の加入者・受給者と確定拠出年金制度を実施する企業の福利厚生担当者などに対し説明できるレベル

2級では確定拠出年金や年金の制度に関しての基本的な知識とルールを理解した上で、扱う金融商品と投資などを踏まえたものを他人に説明できるレベルが求められます。

DCプランナー2級の試験内容

DCプランナー2級の試験内容は主に2つです。

DCプランナー2級の試験内容
  • 四答択一式問題を45問程
  • 記述式の文章問題

四答択一式問題もマークシート形式となっているため、勉強時間を確保して問題集や過去問をしっかり把握し基礎を固めれば合格に近づきます。

DCプランナー1級に求められる事と試験内容

DCプランナー1級に求められる事

続いてDCプランナー1級に求められる事と試験の内容について紹介します。

2級とはどう違うのかを意識する事で、1級合格に向けて勉強するポイントが分かります。

また試験の内容もDCプランナー2級試験に比べて問題のバリエーションも多くなりますので、どのような形式で出題されるのか抑えておきましょう。

DCプランナー1級に求められる事

DCプランナー1級の資格を取る際に、DCプランナー1級の資格を得る人にはどのような事が求められるのでしょうか。

  • 確定拠出年金やその他の年金制度全般の知識
  • 金融関係の商品と投資などに関する専門的な知識
  • 企業に対して現行退職給付制度の特徴と問題点
  • 確定拠出年金を軸とした適切な対策が立てられる
  • 加入者等に確定拠出年金の加入者の教育と老後を見据えた生活設計を提案できる

2級にはない高いレベルでの知識と技術をDCプランナー1級の資格取得には求められますので、難易度も2級に比べると非常に高いといえます。

DCプランナー1級の試験内容

DCプランナー2級の試験範囲は同じですが2級の時とは違い、さらにDCプランナーについて深く知る必要があります。

DCプランナー1級の試験内容
  • マークシート形式の問題
  • 四答択一式50問
  • 記述式の文章問題
  • 穴埋め問題
  • 計算問題

マークシート形式だけでなく、4択問題を50問、記述式の文章問題や穴埋めや計算問題など様々な応用問題が出題されるため、2級の問題に比べると難しい試験内容となります。

問題内容の深い理解と問題の流れの記憶が1級合格に繋がります。

実録!みんな持ってる人気の資格ランキング│2019年
人気のおすすめの資格は数あれど、実際にみんなが持っている資格はどういったものなのでしょうか?この記事では、男女402人にアンケートを実施し、みんなが実際に持っている人気の資格ランキング2019を作成しました!
税理士資格の難易度ランキング!合格率や勉強時間、平均年収は?
税理士は国税局が管轄する国家資格です。税の専門家として企業や個人における申告納税の推進を行い、納税代理や企業コンサル等も行います。難関資格として有名で、公認会計士や司法試験に比類するほどの難易度を誇ります。そんな税理士になるための勉強方法や平均の...

DCプランナー認定試験の試験料・難易度・合格率について

DCプランナーの合格率

DCプランナーの試験を受ける上で必ず必要となるのが受験料です。

受験料は1級と2級とでは値段が違いますし、資格を得る時に別途の料金が発生しますので詳しくご紹介します。

またDCプランナーの試験日と合格率から見る試験の難易度も併せて見ていきます。

DCプランナー認定試験の資格試験料

DCプランナーの受験料は2級認定試験が6,480円、1級認定試験が10,800円とそれぞれ分かれています。

また試験に合格した後に資格の登録料として、どちらも11,000円の料金が掛かります。

DCプランナー2級に合格して、資格を登録する際には17,480円が掛かります。

受験料金と登録料金
料金
1級 10,800円
2級 6,480円
1級,2級の資格登録料 11,000円

DCプランナー認定試験の年間試験回数と試験日

DCプランナーの試験はそれぞれ年に1回行われます。

試験日は2級は9月頃、1級は1月頃に実施されています。

DCプランナー2級の試験日が9月頃で合格発表は大体1ヶ月過ぎなのでDCプランナー2級に合格して連続で1級の試験を受ける場合にも、DCプランナー1級の試験日には間に合うようになっております。

試験日は毎年違うので、商工会議所の公式サイトで試験日の確認を必ず行いましょう。

DCプランナー認定試験資格の難易度

比較的新しい資格で、難易度もそれほど高くないとされています。

しかし、まだあまり知られていない資格なので参考書や講座などが充実しておらず、独学で勉強しなければいけないのが難点の1つです。

基礎知識を十分に理解しておけば取得できる資格なので、独学でも50%程度の合格率を保っていますので、しっかり勉強時間を確保すれば合格できる試験だと言えます。

DCプランナー認定試験資格の合格率

DCプランナー認定試験の合格率は2級は100点満点中70点以上、1級は200点満点中140点以上で合格となります。

合格基準
合格点 合格率
1級 140/200 30~40%
2級 70/100 55~65%

2級の合格率は55~65%程度と半数以上が合格できる試験になっていますので、1ヶ月以上勉強時間を確保すればそこまでの難易度はありません。

1級の合格率も30~40%程度となっていてそれほど難しくないようにみえますが、2級合格者のみが受験資格を得られて専門知識がないと合格は難しいので2級に比べると難易度は比較的高いです。

DCプランナー認定試験試験の合格発表と案内

DCプランナー認定試験の合否は、試験日から1ヶ月程度で発表されます。

1級、2級ともに一般社団法人 金融財政事情研究会の公式サイトで、合格発表日の午前10時から1ヶ月間掲載されます。

郵送でも合否通知が届きますので、必ず確認しましょう。

また、合格認定書等と共に資格登録に関する案内書も一緒に届くので、資格登録を希望する方は郵送での申し込みかインターネットでの登録申し込みを合格発表から90日以内に行う必要があります。

DCプランナー認定試験資格取得後の就職先・年収・将来性

DCプランナー認定試験

DCプランナーの給料や資格を活かせる職業をご紹介します。

また、DCプランナーを活かせる職業での給料や年収など金銭面もまとめます。

DCプランナーの現状と将来性についても併せて見ていきましょう。

DCプランナー認定試験所持者の職業例

DCプランナーの資格を活かせる職業の一部をご紹介します。

  • 金融機関職員
  • 企業経営者
  • 福利厚生担当者
  • 社会保険労務士
  • 税理士
  • ファイナンシャルプランナー

金融系や経営などや、保険や福利厚生など金銭を扱う職業で強く活かされる職業となっております。

DCプランナー認定試験の年収・給料相場

DCプランナー認定試験に合格し、金融系の職業に就職した場合年収は平均年収で900万円以上の年収が見込めます。

またDCプランナーの資格を強く活かせる保険系の職業に就いた場合平均年収で600~700万円の年収が見込めます。

年収は企業によって様々ですが、他の金融系や保険の資格と組み合わせる事でスキルアップや年収アップに繋げる事が出来る資格です。

DCプランナー認定試験の現状と将来性

DCプランナーは今のところマイナー資格と言われています。

しかし年金制度の複雑化される中で、年金制度全般はもちろんその他投資やライフプランなどの幅広い視点で見ることから、今後の活躍に期待が高まる資格になっています。

将来的に年金はDC制度へ移ると言われており、今後DCプランナーの需要は高まると言われています。

DCプランナーだけの資格に限らず、ファイナンシャルプランナーや公認会計士など金融系の資格と一緒に取得しておくことでキャリアアップにつながり、今後の活躍が期待される資格になっています。

DCプランナー認定試験の独立について

人事や総務、労務系の担当として一般企業への就職やステップアップには有利な資格になっています。

他の関連資格と取得しておくことでさらに有利になります。

しかし、独立となるとコンサルタントという形での独立となりますが、この資格を持っているだけでの独立は困難を極めます。

他の関連資格の取得と絡めて初めて強みが出てきますので、DCプランナーの資格だけでの独立は難しいのが現状です。

税理士と公認会計士の違いとは?気になる年収や難易度もご紹介
今回は税理士と公認会計士に関して、違いやそれぞれの仕事内容についてまとめました。また、気になる年収や就職の難易度についても紹介しているので是非参考にしてください。
ファイナンシャル・プランニング技能検定の難易度は?試験情報・...
ファイナンシャルプランナーは個人が生活していくうえで経済面の補助をする役目や資金繰りの計画を手助けする仕事です。ファイナンシャル・プランニング技能検定ではファイナンシャルプランで必要な知識や実技能力が問われます。この資格は資産運用に関する国家資格...

DCプランナー1級2級の難易度や合格率・試験日・勉強時間まとめ

いかがでしたでしょうか?

DCプランナーの基本情報から1級2級の難易度の違い、認定試験の試験日と合格率や資格を活かせる職業までご紹介してきました。

DCプランナーの資格は今後需要がどんどん高まっていくとされる資格ですので、今のうちに資格を取得しておくといざというときにステップアップに繋がる資格です。

資格取得の難易度も勉強時間が早い方では1ヶ月の勉強時間で2級の資格を取る方もいますので、比較的挑戦しやすい資格です。

コメントを残す

*

*