はり師とはどんな資格?きゅう師との違いや難易度、合格率をまとめた

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by tamaoka

更新日:2018.09.06

公開日:2018.09.06

はり師難易度

経穴というツボを針で刺して刺激することで身体の健康促進を行うはり師というお仕事。お灸を行うきゅう師もまた似たようなお仕事ですが、違いはあるのでしょうか?きゅう師との違いや、はり師の年収、資格取得のための難易度、合格率をご紹介します。


こんにちは!
皆さんははり師という職業をご存知でしょうか?
身体のツボにはりを刺して健康を促進してもらうという素晴らしい職業です!
しっかりとしたはり師さんに治療してもらえば痛くないし、むしろ気持ち良いですよね。

今回はそんなはり師について、資格取得の難易度や合格率、年収などなど…深く掘り下げてお話ししていきたいと思います。
はり師になりたい人はもちろん、はり師のお仕事に興味のある方も、ぜひご覧くださいませ。

はり師とはどんなお仕事?

はり師年収

はり師とは、鍼(はり)と呼ばれるステンレス製の細い針のようなものを身体のツボ(経穴)に刺して刺激し、健康の促進を促すお仕事です。
はり師のはりって、”鍼”って書くんですね。筆者はてっきり”針”だと思っていました!

鍼術は古代中国に由来する治療法で、発生当初は尖った石の先端などで腫れた部分を切ったり、突っついたりしていたらしいです。
後々陶器や動物の骨が使われるようになり、文化の発展とともに金属製のものが用いられるようになったと言います。
非常に歴史の深い治療法だということがわかりますね!

そんな鍼術ですが、今までは鍼治療による効能に関して科学的な根拠が乏しかったため、歴史的な裏付けはありながらも「なんとなくよくなった気がする」というような経験則で語ることができませんでした。
しかしながら嬉しいことに、近年は鍼治療の研究が進み、科学的な裏付けのもと、内分泌系、神経系、免疫系などに作用し、内臓機能の調整、血流改善、免疫力の向上鎮痛作用などに効果があることが分かっています。

副作用が少ない治療法として様々な場面で活かされており、幼児から高齢者、妊婦さんやアスリートなど、多種多様な患者を治療することができるのも特徴です。
最近は美容の観点からも効果が見られるようです!

はり師ときゅう師の違い

はり師が身体のツボに針を用いて治療を行うのに対し、お灸を用いて治療を行うのがきゅう師です。
非常にシンプルな違いですね!

きゅう師の使うお灸には、よもぎ団子や草餅で有名な“よもぎ”から作られるもぐさが使われています。
よもぎは非常に生命力の高い植物で、春には道路やアスファルトの下からニョキニョキと芽を覗かせます。
その凄まじい生命力が人間にも効いているのでしょうか?

きゅう治療の研究も医学の進歩とともに近年ようやく解明されてきた医術です。
機器を駆使し、灸の代わりに赤外線や極超短波、紫外線などで治療を行うこともあるようです。

ここまで違いを説明してまいりましたが、実際、はり師ときゅう師の資格は両方とも取得することが多いようです。
はり師ときゅう師、両方の資格を取得した人のことを“鍼灸師”と呼びます。

はり師になるには資格が必要?

きゅう師の国家試験に合格すると免許を取得することができます。試験の受験資格を得るには、高校卒業後に文部科学大臣か、もしくは厚生労働大臣が認定した大学・短大・専門学校など、専門の教育機関で3年以上学び、必要な知識と技能を修得する必要があります。

一年次には、鍼など施術に必要な道具を扱うのに慣れることから始まり、医療を行う上で必要な基本的な知識を学んでいきます。

二年次には、古くより伝わる治療の基礎を学び、ベースを作るとともに、経穴と呼ばれるツボを実際にどう活用するかを学んでいきます。

三年次には、臨床実習に参加し、実際に生身の患者さんを相手に施術を行なっていきます。

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はり師の資格の合格率と難易度

はり師難易度

試験の難易度としては、それほど高い難易度ではないと言えるでしょう。
というのも、はり師試験の合格率は毎年70%をキープしており、例年5000人の受験者のうち4000人近くが受かっているためです。

なかなかの合格率ですが、これでも年々合格率は低下しているようです。
この理由としては、試験の難易度が上昇傾向にあるということが挙げられます。

ですが、専門の教育機関で学んだことをしっかりと自分の中で消化して勉強していれば、そうそう難易度が高いとは感じないのではないでしょうか。
そしてたとえ試験の難易度が上がっていたとしても、難易度を度外視するだけの実力があれば、大きな問題ではないはずです!

試験は全て筆記形式で、解剖学や東洋医学概論、はり理論などの問題が出題されます。
きゅう師の試験を同時に受ける人は、きゅう理論以外の科目がはり師試験と共通の科目となっているため、どちらかで免除されるそうです。

はり師の雇用形態や年収はどのくらい

街の治療院にスタッフとして所属し治療を行う人もいれば、独立して自分の治療院を開業する人もおり、それぞれ自分にあった雇用の携帯で活躍しています。

治療院のスタッフとして働く場合の年収はおよそ350万~400万円くらいが相場だといえます。

基本的には固定給を採用している治療院が多く、毎月決まったお給料をもらうことになります。
その一方、歩合制を採用している治療院で働く場合、指名の量や実力次第でお給料も変わってきます。

治療士としての腕を磨くことが何よりも大事なことかもしれませんね。

ですが実のところ、はり師やきゅう師単体としての求人はあまり多くありません。
「柔道整復師」「あん摩マッサージ指圧師」などの資格と併せて持っている人に需要が多いようです。
ですがやはりこちらも国家資格ですので、併せて取ろうとするとまた難易度は高くなるのではないでしょうか。

お金をたくさん稼ぐはり師になるために、独立は一つの近道かもしれません。
独立開業して有名になり、常連のお客さんが増えたり、TVに出演したりするようになると、年収も大幅に変わってきます。
中には年収1000万円を超えるはり師の方もいるそうで、非常に夢のある職業だなと思いました。

ですが、独立して開業し、治療院を運営していくためには、当然経営の勉強も併せて行う必要があるため、難易度は高いと言えるでしょう。
また、並行して独立の資金を貯めるのも、個人での開業の難易度を高める理由のうちの一つです。
はじめのうちは治療院のいちスタッフとして働きながら、独立のプランを綿密に立てるのが良いのではないでしょうか。

また、チェーン展開している鍼灸院で働き、ゆくゆく店長になるという人生設計もありますね。
そうした場合、年収は800万~900万円前後になると思われます。

上を目指すもよし、コツコツ働くもよし。
はり師になる前に、自分にあった働き方を一度想像してみるのはどうでしょうか!


はり師とはどんなお仕事?まとめ

筆者は実際に鍼もお灸もやってもらったことがありますが、やはりとても気持ちが良いものです。
またちょっとしたワクワク感もあり、リラックスしつつもつい笑顔がこぼれてしまいます。
人に安らぎを提供することのできるはり師という職業、とても素晴らしいなと思います!

実際に施術を受けて、はり師に興味を持つ方も、やはり多いのではないかと思います。
そしてそんな方達がこのサイトを訪れているのではないでしょうか?

ここでの情報が、少しでも何かのお役に立てていたら幸いです!
ここまでのご精読ありがとうございました!

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