医薬情報担当者(MR)とは?資格取得の方法や年収についてご紹介

masman

by MATSUZAWA

更新日:2018.10.29

公開日:2018.10.29

医薬情報担当者

今回は医薬情報担当者(MR)について、そもそも医薬情報担当者って何?どんな仕事をしているの?このような疑問に答えて行きたいと思います。また資格取得方法や年収についても取り上げているので是非参考にして下さい。


医薬情報担当者(MR)という職業を初めて聞いた方もいると思いますが、通常表立った仕事をしていないため我々民間人が知らないのは当然です。

しかし医療の発展や私たちが安心して医療機関や医薬品を利用できるのも彼らの努力のおかげです。

今回はそんな医薬情報担当者に焦点を当て、主な業務内容や資格取得方法、また気になる年収についてまとめました。

医薬情報担当者(MR)とは?

医薬情報担当者

医薬情報担当者、通称Medical Representativeとは、主に製薬会社や医療関連企業の営業部門に勤める医薬品のプロフェッショナルで、自社の新薬を始めとする様々な医薬品を通して、製薬会社と医療機関をつなげる仕事をしています。

私たち民間人が直接医薬情報担当者と接触する機会は日常にはあまりありませんが、病気やケガをした際に病院や薬局から処方される医薬品を安心して使うためにも必要不可欠な存在です。

また製薬会社で開発された新薬を世間に普及させ私たちが安全に正しく使うために、医療機関と連携をしながら調査や情報提供を行い実用化に向けて努力しています。

医薬情報担当者(MR)の仕事や役割は?

医薬情報担当者とはどのような職業なのか分かったところで、実際の業務内容や役割について詳しく見ていきましょう。

普段あまり馴染みのない医薬情報担当者の仕事について知ることで、私たちが日頃病気やケガをした際に使っている医薬品がどのようにして実用化されているのか、またどれだけ医療の発展に貢献しているのか知ることができます。

医薬情報担当者(MR)の主な業務内容

医薬情報担当者には主に3つの重要な業務があります。

1つ目は自社、もしくは派遣社員として勤めている製薬会社の商品、つまり医療法薬品を実際に使ってもらうために医師や薬剤師などの医療従事者に提供します。
その際に効能や副作用、詳しい用途について説明します。

2つ目の業務は、実際に商品を提供し使用してもらった医療機関から、その医薬品に関する情報収集を行います。
その医薬品の安全性や効き目、またどのような副作用があったかなど、これらの観点から情報を集めます。

製薬会社は新薬を開発し実際に市場に出回った後、原則で6年間はこの市場調査が法律で義務付けられています。

というのも新薬というのは実際に使用されてからではないと正確な効能や副作用について知ることは難しく、安全性が確立されるまでには時間がかかるからです。

そして3つ目の業務はこの市場調査を自身が勤めている製薬会社に持ち帰り、情報データを正確にまとめて医療機関にフィードバックを行います。

これら3つの業務が医薬情報担当者の主な役割になりますが、この他に医療医薬品に関して医療従事者から用途や効能、また他商品との類似点や相違点について相談された際のコンサルティングを行うこともあります。

患者の「命」を預かる仕事だから責任も重い

医薬情報担当者が直接病気やケガを抱えている患者の治療を行うことはありませんが、薬の提供という形で患者の命に携わるわけですから業務責任は大変重くなります。

そのため高度な専門スキルの取得、また医者や薬剤師から医薬品に関して相談された際にしっかり説明を行うための知識が伴うため業界内でも大変ハードな仕事であると言われています。

そのような激務が原因で離職率の高い職業とも言われていますが、医療の発展や安心して誰でも薬が使える社会づくりに貢献できる大変やりがいのある仕事です。

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医薬情報担当者(MR)になるには?

医薬情報担当者

将来医療関係の仕事に就職を考えている方の中には、医薬情報担当者になることを志している方もいると思います。

それでは実際に医薬情報担当者になるにはどうしたらよいのか、また取っておきたい資格について紹介します。

「MR認定資格」の取得がオススメ

通常、薬剤師や医者になるには特別な資格や免許、学歴が必要不可欠となりますが、医薬情報担当者になるための特別な条件はありません。

製薬会社に就職しMRの部署に配属されることで仕事に従事できるため文系出身者の医薬情報担当者も存在します。

しかし先程も述べたように患者の命を扱う責任のある業務のため、公益財団法人MR認定センターが行っている「MR認定資格」を取得することによって専門スキルや知識を身に着けましょう。

MR認定資格取得までの流れや試験概要

MR認定資格を取得するためにはMR認定センターが行っている認定試験に合格する必要があります。

認定試験を受験するためにはまず受験資格が必要になります。

MR認定センター登録企業(製薬会社)に勤めている方は各企業にて導入教育を受講し修了認定を受けることで受験資格が得られます。

そうでない方はセンター指定の教育研修施設にて、計300時間のカリキュラムを修了する必要があります。

認定試験は年に1回、東京と大阪で開催されます。

医薬品情報、疾病と治療、MR総論の3つの分野から毎回出題され、医師や薬剤師、歯科医師は最初の2つの分野が免除されます。

医薬情報担当者の気になる年収は?

医薬情報担当者の気になる年収ですが、勤めている製薬会社や提携する医療機関によってその額は変動しますが、一般的には500万円〜800万円前後と言われています。

医師や看護師同様に不規則かつ大変ハードな業務内容になるため離職率が高い職業ではありますが、大きな大学病院の担当もしくは外資系製薬会社に勤めている方は1000万円〜稼げる高収入の見込める職業といって良いでしょう。


医薬情報担当者(MR)とは?まとめ

医薬情報担当者(MR)の役割や認定資格の取得方法、また年収について以上で紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

医薬情報担当者(MR)は患者の命を預かるため重い責任がのしかかる仕事であることに加え、医療従事者でることから大変不規則な業務になります。

その激務に耐えきれず離職する人や関連業種に転職する人も少なくありません。

しかし日本が医療先進国と言われるほど発展したのは医薬情報担当者を含んだ医療に携わる全ての人の努力があってのことです。

更なる医療の発展に貢献できる医薬情報担当者を将来目指している方は今回紹介したことを是非参考にし、資格取得に挑戦してみて下さい。

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