第一種衛生管理者免許を取得後の業務は?年収や手当は幾ら?

masman

by ari_na

更新日:2019-03-01

公開日:2019-03-01

第一種衛生管理者

仕事の幅や転職のことを考えると、免許を取った方が有利だとされている第一種衛生管理者の資格。免許を取得すると、どのような業務を行なうのでしょうか?気になる手当や年収についてもご紹介します!


様々な企業から、取得することを望まれる衛生管理者の免許。労働者が50人を超える職場において、必ず決まった人数を配置しなければなりません。

衛生管理者には2つの職種がありますが、仕事の幅や転職のことを考えると”第一種衛生管理者”の免許を取った方が有利だとされています。

では、第一種衛生管理者の免許を取得すると、どのような業務を行なうのでしょうか?さらに、気になる手当や年収についてもご紹介します!

第一種衛生管理者はどういう立場?

第一種衛生管理者

”第一種衛生管理者”と聞いて、どんな業務に携わっているのかすぐにピンとくる人はどのくらいいるでしょうか。

まず、第一種衛生管理者は国家資格です。この免許を持っている人は、50以上の人が働く職場に必要な存在となっています。

そもそも、衛生管理者とは働く環境において衛生状態の改善、皆の病気の予防、職場の衛生など全般を管理する立場にあります。

例えば、ともに働く人の健康管理をすることも大事な役割ですが、健康診断を受けていない人に、検診を促すことも仕事のひとつです。

健康な体でなければ、働き続けることは難しいですね。

日頃の業務に追われて、なかなか健康診断を受けられないという従業員の日程を調整し、受診しやすい環境にしていく必要があります。

第一種衛生管理者の免許を取得するには?

それでは、第一種衛生管理者の免許を取得するためにはどうすればよいのでしょうか。

必要な受験資格と、試験内容を見ていきましょう。

第一種衛生管理者に必要な受験資格は?

第一種衛生管理者の免許を取得するためには、かなり細かな受験資格があります。

例えば、高等専門学校や省庁大学校や短大を含む大学が最終学歴という人は、労働衛生実務の経験が1年以上あれば第一種衛生管理者試験を受験することができます。

さらに、高等学校や中学校の卒業が最終学歴であっても、労働衛生の実務経験が3年以上あればOKです。

そして、学歴を問わず実務経験が10年以上あるという人も受験できます。

他にも提出しなければならない書類があり、学歴と労働衛生の実務経験を確認するため、卒業証明書や事業者証明書が必要になってくるので事前に準備しておきましょう。

第一種衛生管理者の試験とは?

第一種衛生管理者の試験は、月に数回の割合で全国各地の7会場で開催されます。

遅くても試験が行なわれる2週間前までに受験の申し込みをしておきましょう。合格すると、無事に資格を取得できます。

ちなみに、合格した後に免許証の申請が必要となってきます。

第一種衛生管理者の免許には有効期限がないため、一度取ってしまえば一生有効という有難い資格となっています。

第一種衛生管理者の業務について

めでたく免許を取得できたら、いよいよ第一種衛生管理者としての業務がスタートします。

大勢の働く人を守る立場にある第一種衛生管理者は、どんな仕事をしているのでしょうか?

作業する場所や設備を良くしよう

第一種衛生管理者は、働く人が作業する場所やその施設などが衛生面で問題がないかを調査し、気になるところがあれば改善を行います。

会社の利益ばかりに目を向けるのではなく、労働者が気持ちよく働けるようにすることで、業務の効率や生産性がアップすることも十分あります。

さらに、近年では”喫煙”に関する意識を大きく変えた会社もだいぶ増えてきましたね。

たばこを吸わない、若しくは吸えない人にとっては休憩室が喫煙できる状況だと、どうでしょうか。居心地も悪く、十分な休憩を取れなくなってしまいますね。

もちろん喫煙者が悪いというわけではありませんが、現在は休憩室を禁煙化し、代わりに別な場所に喫煙コーナーを設けるなどしている会社も増えています。

このように、第一種衛生管理者の業務には直接関係ないと思われがちな部分にも注目し、職場をより良い環境にしていきましょう。

万が一に備えて、救急用具などを整備・点検する

どれほどケガや病気をしないように気をつけていても、思わぬアクシデントに見舞われることもあります。

働いている最中、急に具合が悪くなった人が出た場合に備えて労働衛生保護具や救急用具がいつでも使えるよう、日頃から点検・整備をしておきましょう。

労働衛生保護具というのは、保護めがねや呼吸用保護具、化学防護服、化学防護手袋のことを指します。

これらの道具は、普段から使い方なども把握しておかなければいざという時にあたふたするだけで上手く使いこなせません。

「これがあるから安心」と油断せず、定期的に不具合がないかもチェックしてください。

相談に乗ったり、統計を作成する

働く人への衛生教育や、健康に関する相談に乗ることもあります。第一種衛生管理者の免許を活かしての、専門的な知識を含んだアドバイスができるのはとても心強いものです。

さらに、絶対にあってはならないことですが、働く人が病気になったりケガをしたり、死亡した場合なども含めて統計の作成をすることも衛生管理者の業務に含まれます。

衛生日誌をつける

”衛生日誌”に何を綴るのかというと、働く人の健康や安全、衛生に関わる出来事に関しての内容です。日記と考えても大丈夫です。

病欠者が出たら、氏名や人数、理由などを記す他、健康診断に関することなども記録します。

日誌を書くことで、職場が抱える問題が見えてきたり、解決方法を発見しやすくなることもあります。衛生日誌を綴っていて気になる箇所があれば、衛生委員会での審議にかけてみると、周りの人から何らかの情報を得られるかもしれません。

第一種衛生管理者の資格手当はいくら?

お金

第一種衛生管理者の免許を持っている場合、会社から”資格手当”が支給される場合があります。

これは会社によって金額がバラバラです
が、数千円というところが多く、わりと多めに支払われる会社でも1万円くらいのようです。また、手当が支給されない会社もあるようなので、事前に会社に確認しておくと良いでしょう。

第一種衛生管理者の年収は

さて、最も気になる部分である年収についてです。

第一種衛生管理者の免許を取得すると、安定した職に就くことができます。ですが、年収については伸びしろが少ないとされているようです。

大手の企業であっても、年収は300〜400万円ほどとされています。高収入を目指すのであれば別ですが、決して生活が苦しくなるような額ではないことは確かです。

あくまでも上記の額は一例ですので、求人情報をしっかりと確認しておきましょう。


第一種衛生管理者の免許についてのまとめ

大勢の人が働く会社で、どのようにしたら皆が気持ち良く働くことができ、病気やケガを未然に防げるのかを考える第一種衛生管理者。

働く人の健康や労働に関する相談に乗ることもあるので、心を砕く仕事ともいえます。

しかし、それも第一種衛生管理者の免許を持っているからこそできる業務です。

免許を活かし、皆が生き生きと働ける職場づくりを目指してください!

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