行医療情報技師と診療情報管理士の違いとは?就職の難易度もご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-03-19

公開日:2019-03-13

医療

今回は医療情報技師と診療情報管理士の違いについてまとめました。また、双方の主な仕事内容や給料、就職の難易度についても紹介しているので将来就職を考えている方は参考にしてください。


あまり聞き慣れない言葉ですが、医療情報技師と診療情報管理士という職業があります。

いずれも医療の現場で活躍する職業ですが双方は似て非なるものです。

今回は双方の違いや給料、就職の難易度や主な仕事内容について紹介します。

医療の現場に必要不可欠な医療情報技師と診療情報管理士

医療

病院などの各医療機関において、一番大きな責任を担っている職業は言うまでもなく医師免許を持っている医者です。

しかし、いかなる状況においても医療の現場で行われる業務を医者が全て行うことは不可能であるため、医師以外にも看護師や薬剤師など他の職業の人間がいて医療が機能します。

その医療の現場に携わるものとして他にも医療情報技師、診療情報管理士と言う職業があります。

素人の方にとっては聞き慣れない職業ですが双方とも医療の現場に置いて必要不可欠な存在です。

医療情報技師とは?

医療情報技師とは、医療分野に特化したシステムエンジニアで医療分野の情報システムの開発・運用を担当します。

医療の現場において医者のように直接患者の治療に関わる職業ではありませんが、医師が診察・治療した患者の情報やカルテをデータベース上で管理し今後の治療に活用していくために必要不可欠な業務を行います。

医療情報技師の主な仕事内容

医療情報技師の主な仕事内容は、患者の電子カルテの作成及び管理や運用、また患者や治療に関するデータベースの管理、その他トラブルの解決です。

かかりつけ医などの小さな病院では今でも紙媒体によるカルテが使用されていますが、大学病院など大きな病院では患者の情報をしっかりと管理するために電子カルテの使用が一般的になっています。

医療情報技師はその電子カルテのシステムの作成や管理、保護に努めます。

その他にも患者や治療に関する情報をデータベース上で管理し、いつでも使えるようにその保護や管理を行います。

このようにカルテやその他患者や治療に関する膨大な情報は電子データ上で管理、運用されることが一般的になりつつありますが、同時にそれに伴ったトラブルも発生します。

万が一それらのデータベース情報がサイバー攻撃などを受けてしまうと患者の治療や診察ができなくなってしまいます。

そのため、それらを未然に防ぐためにもセキュリティ保護をするのも医療譲歩技師の重要な役割の一つになります。

医療情報技師になるには・難易度

近年ではIT技術の進歩によって通院が難しいお年寄りなどを対象とした「遠隔医療」という技術が生まれました。

それに伴いオンライン上での治療などが可能になったため医療情報技師の需要もこれからますます高まります。

医療情報技師になるには医療情報技師能力検定に合格する必要があります。

医療情報技師としての仕事に就くためには医療に関する最低限の知識はもちろんのこと、電子カルテのシステムを作成したり、データベースの活用をするためのプログラミングやシステムメンテナンスなどの情報技術や知識が必要不可欠となるため、検定試験の難易度は高めになります。

実際に医療情報技師を目指すのであれば、各専門学校や大学等で情報技術に関する学部を履修して知識とスキルを身につける、もしくは通信講座やEラーニングを利用して検定試験合格を目指すのが一般的な方法です。

医療情報技師の給料

医療情報技師の気になる給料ですが、務める病院の規模や地域によって異なるため一概には言えませんが給料の相場は20万円前後、年収が300万円前後と言われています。

キャリアや実績によって昇格もあり、また医療情報技師の需要は決してなくならないため安定した職業と言えます。

診療情報管理士とは?

医療

診療情報管理士とは、健康や患者に関するあらゆる情報を国際統計分類等に基づき、収集・管理・運用を行う職業です。

通称HIM(Health Information Manager)と呼ばれ、各医療現場でのスムーズな治療や診療に貢献します。

各医療機関での事務職とは異なり、時には直接医者と一緒に業務を行うことがあるため最低限の医療に関する知識も必要となります。

診療情報管理士の仕事内容

診療情報管理士の主な仕事内容は患者のカルテの保管や運用、病面のコーディング、データベース上での情報の打ち込みになります。

それらの業務を行う際には国際基準である診療分類別包括支払制度、通称DPCやがん登録推進法、医療事故調査制度など非常に専門性の制度の理解が求められるため、基本的なパソコン操作に加えてこれらの知識が必要となります。

診療情報管理士の仕事はこのように事務方の仕事がメインとなりますが、医者が患者のカルテや情報に基づいた適切な治療を行うため、また医療の質を保つためにも診療情報管理士の業務は必要不可欠となり、重要な責任を担っているのです。

診療情報管理士になるには・難易度

診療情報管理士になるためには、一般社団法人日本病院会が実施している通信講座を修了するか当病院会が指定する専門学校もしくは大学で専門学部を履修する必要があります。

大学を卒業する場合、時間とお金を費やすことになりますが、実際に就職してからの賃金面での待遇がよいというメリットがあります。

いずれにしても指定のカリキュラムを修了すれば診療情報管理士として働くため就職の難易度はそれほど高くありません。

しかしやはり医療に関する最低限の知識は業務の上で必要不可欠となるためカリキュラムを履修する際にしっかり身につけましょう。

診療情報管理士の給料

診療情報管理士の気になる給料ですが、学歴や務める病院によって異なるため一概には言えませんが新卒初任給の相場は約15〜18万円、年収が300万円前後と言われております。

診療情報管理士は医療機関が勤め先となるため、各種手当や福利厚生がしっかりと整っているケースがほとんどです。


医療診療技師と診療情報管理士の違いまとめ

今回は医療診療技師と診療情報管理士の違いやそれぞれの仕事内容、給料について紹介しました。

双方とも業務内容において似通った点がいくつかありますが、医療診療技師はデータベースや電子カルテ等の作成及びセキュリティ管理に精通しており、一方診療情報管理士はそれらの作成や運用、活用に特化した職業と言えます。

いずれにしても医療の現場において必要不可欠な職業です。

将来就職を考えているかたは以上で紹介したことを是非参考にしてください。

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