精神保健福祉士の受験資格とは?実習免除になる試験や実務はあるのか

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by ari_na

更新日:2019-10-14

公開日:2019-10-14

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”精神保健福祉士”はソーシャルワーカーとして国家資格を取得しなくてはなりませんが、試験や実務によっては実習免除となることもあるのでしょうか?また、受験資格についてはどのような項目があるのかなど、分かりやすくご紹介します!!

       

”精神保健福祉士”とは、ソーシャルワーカーとして精神上に悩みを抱えている人やその家族の相談に乗るという業務に携わっています。
この仕事をするためには国家資格を取得しなくてはなりませんが、受験資格などはあるのでしょうか?

さらに、精神保健福祉士の試験や実務によっては実習免除となることもあるのかについてご紹介します!

精神保健福祉士という職業

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”精神保健福祉士”という職業は、『PSW(Psychiatric Social Worker:精神医学ソーシャルワーカー)』という名称が用いられることもありまあす。

就職先は、「医療機関」であれば病院の精神科やメンタルクリニックに、「行政機関」であれば保健所や精神保健福祉センターに、「精神障害者施設」であれば精神障害者福祉ホームや精神障害者復帰施設などが主な勤務先となっています。

では、精神保健福祉士とはどのような仕事を行なっているのでしょうか?

援助や入院のサポートを行う

精神保健福祉士の仕事は、大きくまとめると「精神上に悩みを抱えている方や、その家族の相談に乗ること」です。

さらに悩みを抱えている方が日常生活訓練をする施設の紹介就職に対するアドバイスをし、生活しやすい状態になるように援助をします。

他にも医療機関に勤めている精神保健福祉士だと、入院サポートも大切な業務となります。
精神科病院は一般的な医療機関(内科や外科)などとは異なる入院形態があるので、それぞれの患者さんに適している方法でサポートをしなくてはなりません。

心の悩みが深い方は、接し方や言動にとくに注意が必要です。
その日の気分でまったくの別人に見えるほど豹変してしまうこともありますが、一人一人に最適な対応を心がけることが精神保健福祉士には求められます。

受験資格はあるの?

精神保健福祉士として働くためには、まず国家資格を取得しなくてはなりません。

国家資格を受験する際には受験資格がありますが、大きく分けると大体次の4つに分類することができます。

受験資格その①福祉系の大学を卒業する

受験資格を得るために必要なことその①は「福祉系の4年制大学で所定の課程を修了すること」です。
これが精神保健福祉士となるには最短のルートであり、必要な知識をしっかりと身につけて、卒業と同時に受験資格を得ることが可能となります。

ちなみに、学校で学ぶだけで受験資格が得られるのはこの方法のみとなっています。

さらに、精神障害者の保険福祉に関する内容の「指定科目」を履修することにより、実務の経験などがなくても試験に挑めます。

受験資格その②短大へ卒業し、実務経験を積む

受験資格を得るために必要なことその②は「福祉系の短期大学を卒業し、実務経験を1〜2年ほど積むこと」です。

福祉系の大学と同じように大切な知識を得ることはできますが、受験資格を得るためには1〜2年ほどの実務経験も必要となってきます。

受験資格その③一般の大学を卒業し、一般養成施設に通学する

受験資格を得るために必要なことその③は「一般の4年制大学を卒業し、一般養成施設に1年以上通学すること」です。

大学は別の分野を専攻していたとしても、福祉系に興味を抱くことももちろんあることと思います。しかし、勉強してこなかったから精神保健福祉士にはなれないだろうと諦めることはありません。

福祉系の短期大学を卒業した人と同様に、一般養成施設に1年以上通学することで受験資格を得ることができます。

受験資格その④一般の短大を卒業し、実務経験を積んで一般養成施設にも通う

受験資格を得るために必要なことその④は「一般の短大を卒業し、実務経験を1〜2年積み、一般養成施設にも1年以上通学すること」です。

福祉系の短期大学ではない場合、実務経験に加えて一般の養成施設にも通うことになるので、精神保健福祉士への道は少々長く感じるかもしれませんね。

ちなみに”社会福祉士”の資格を取得している人は、試験の内容が一部免除となります。
精神保健福祉士を目指す方の中には、こうしたことから社会福祉士の勉強をする人もいます。

実習免除となるには?

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続いては、精神保健福祉士の実習免除となる職種などについて見ていきましょう。

実習免除となるのは、「精神障害者の社会復帰に関する相談援助を行なっている方」が対象となっています。
これは心に悩みを抱えている方の相談に乗る、助言や指導を行う、日常生活への適応のための必要な訓練などです。

食事や入浴の介助は実務経験として認められないため、注意が必要です。業務に携わっている年数としては、1年以上となります。

病院や保健所

「精神科病院」に勤務している方で実習免除となるのは、『精神科ソーシャルワーカー』『医療ソーシャルワーカー』です。

「精神保健福祉センター」では、『精神保健福祉相談員』『社会福祉士』『精神科ソーシャルワーカー』『心理判定員』となります。

児童に関わる施設

「乳児院」に勤務している場合は『児童指導員』、「児童養護施設」は『保育士』が対象です。

「児童相談所」では『児童福祉司』『受付相談員』『相談員』『電話相談員』『児童心理司』『児童指導員』『保育士』

「母子生活支援施設」では『母子支援員』『少年を指導する職員』

「障害児相談支援事業を行う施設」では『相談支援専門員』、「児童自立支援施設」では『児童自立支援専門員』『児童生活支援員』

「児童家庭支援センター」では『職員』が対象となっています。

ごく一部の実習免除の職種を紹介させていただきましたが、他にも数多くの職種や施設が対象となっているので、事前にチェックしておくと良いですね。

精神保健福祉士の受験資格についてのまとめ

”精神保健福祉士”は国家資格であり、試験を受けるには受験資格が必要となってきます。

最短ルートを目指す場合は、福祉系の4年制大学を卒業すると、卒業と同時に受験資格が得られます。
実務経験を積んだり、一般の養成施設などに通うことなく受験資格が得られるのはこの方法とのみとなっています。

また、大学や短期大学がまったく福祉系でなかったとしても、実務経験を1〜2年積んだり、一般の養成施設にも1年以上通うなどすることで受験資格が得られ、試験も受けられるようになります。
「自分は精神保健福祉士を目指したい!」と思ったら、時間はかかってもチャレンジすることができる点が有難いですね。

さらに、実習免除となる職種もありますが、「精神障害者の社会復帰に関する相談援助を行なっている方」が対象となっているので、自分の携わっている職種がそれに該当するのかを必ずチェックしておく必要があります。

精神保健福祉士を目指している皆さん、頑張ってください!!

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