臨床心理士資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

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by 資格広場編集部

更新日:2018.09.06

公開日:2018.05.21

臨床心理士の資格は毎年実施されています。受験資格が厳しく定められているので、まずは受験資格をクリアする必要があります。世間での需要は高まっていますが、まだ民間資格で確立されていません。しかし需要とともに将来性が期待できる資格となっています。


臨床心理士は幅広い年齢層の男女が目指せる、重要性や需要性も高まっていく資格です。
臨床心理士資格取得者は他にも心理カウンセラー・サイコセラピスト・心理士・心理相談員と呼ばれております。
臨床心理士の資格は「民間資格」です。

資格広場は、臨床心理士になるには?臨床心理士なるためには?臨床心理士になりたいを応援しております。

臨床心理士になるために必要な知識・受験資格

臨床心理士の受験資格を取得するための大学院では、臨床心理学だけでなく、発達心理学・教育心理学・社会心理学・神経心理学などのより深い専門分野の単位も幅広く講義を受け、学ばなければいけません。講義に加えて、半年から1年程度の臨床実習もあり、実際の現場に出て多くのことを学ぶ機会があります。臨床心理士の1次試験、2次試験でも、1次試験では講義で学ぶような基礎知識が求められ、2次試験では実際に自分が臨床心理士の立場になって面接を受けるので、現場での経験が活かされます。

臨床心理士の資格は「一般社団法人日本臨床心理会」が運営管理を行っております。

一般社団法人日本臨床心理会とは:
日本臨床心理士会は、平成元年11月に財団法人日本臨床心理士資格認定協会の認定する臨床心理士の資格取得者の全国職能団体として発足しました。その後、平成21年4月から一般社団法人日本臨床心理士会として新しくスタートしました。臨床心理士の資格取得だけでなく、資格取得者の資質と技術向上を目指しています。

臨床心理士

臨床心理士ってどんな仕事?(仕事内容など)

最近は、社会の中でも心理的な問題を抱える方が増えていて、専門職の援助を必要としています。そんなときに臨床心理士は、面接等を行い本人との対話を通して現在抱えている問題や課題を専門的な視点で、心理検査などによって明らかにし、その方に応じた臨床心理学的方法を用いて、心理的な問題を克服したり、困難の緩和に向けての援助を支援しています。診療心理士の活動の場は様々で、学校や病院、福祉施設など幅広い分野で活躍しています。また、市民の心の健康維持・増進のために、相談会や講習会も開かれています。活動の場を限定することなく誰にでも気軽に相談してもらえる場を提供しています。

臨床心理士資格取得の為の勉強法

臨床心理士の試験の一次試験はマークシート式と論述問題で、二次試験が面接試験す。過去問を徹底的に解き、わからい所は問題を解きながら内容を理解していくことが大切になります。過去5~15年分は遡って繰り返し解いていくといいでしょう。言い回しが違った似たような問題があるので、理解をして解くようにして下さい。

臨床心理士の専門学校や通信講座について

準備中です。


臨床心理士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

臨床心理士の資格試験料

受験資料の請求は1セット1500円で、これは試験申し込みの際に必要になります。その後、資格審査料(試験料)として、30000円かかります。

臨床心理士試験・検定の年間試験回数

毎年年に1度、10月に筆記試験が行われます。その後、合格者のみ2次試験は11月に実施されます。

臨床心理士試験科目等の内容

一次試験でマークシート式による多岐選択方式試験と、1001~1200文字以内で記述する論文記述試験の2種類を1日かけて行います。それから1か月後くらいに2名の面接官による口述面接試験が行われます。2次試験は多岐選択方式試験で一定点数を取られている方だけ受けられます。

臨床心理士資格の難易度

合格率は6割程度と高く、試験内容はあまり難しくないと言われていますが、受験資格が厳しく、5年に1度の更新制度があります。1度取得したからと言って永久に持てる資格ではないので、講習を受けるなどして日々勉強が必要です。試験も1次試験、2次試験とあり、学科試験と面接練習の2つを並行してしていかなければいけません。1次試験の筆記は選択問題と論述試験があるので、細かな知識がひつようとなっていきます。2次試験では、実際に臨床心理面接の形式での面接となるので、幅広い知識が必要になってきます。

臨床心理士資格の合格率

合格率は毎年60%前後で、平成27年度は61.8%でした。6割の合格率と聞くと安心してしまいがちですが、ほとんどの受験生が大学院などで専門的知識を学んだ方なので、油断は大敵です。

臨床心理士試験の合格発表

一次試験終了後、3週間程度で合否通知は自宅に郵送されていきます。合格であれば、2次試験の面接の案内と一緒に封筒の中に入っています。2次試験の面接を受けた後に、最終的な合否通知が再度郵送されてきます。

国家資格バナー

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臨床心理士

臨床心理士資格取得後の就職先・年収・報酬相場

臨床心理士所持者の職業例

臨床心理士、スクールカウンセラー、産業カウンセラー、プロファイラー、精神保健福祉相談員、心理判定員、相談員

臨床心理士に向いている人

精神的に悩みを持つクライアントと対話しながら、感情をくみ取っていかなければいけないので、コミュニケーションにたけている人が向いていると言えます。コミュニケーション能力だけでなく、人の心理に寄り添いながら、心の変化を読み取れる観察力も必要とされます。また、クライアントの秘めた悩みを聞き、困難なケースに当たることもありますが、臨床心理士には守秘義務があるので、自分自身で処理しなければなりません。なので、メンタル面が強い方が向いていると言えます。臨床心理士は5年の更新制なので、資格を得た後も講習などで勉強に励まなければいけませんので、常に向上心を持ち学んでいく姿勢が必要とされます。

臨床心理士と同じ分野の他の資格

認定心理士、心理療法士、精神保健福祉士、産業カウンセラー、音楽療法士、教育カウンセラー、学校心理士、児童心理士、メンタルケア心理士、心理判定員、心理相談員

臨床心理士の年収・給料相場

臨床心理士の就職は非常勤の雇用が多く、給料が安いと言われています。年収は200万から、個人開業では1000万円など幅が広く、経験年数や職場環境によって違いがあるようです。平均年収は400万程度と言われています。時給換算すると、非常勤でも1000円~1万円程度で、勤務日数によっても給料に変動があるようです。

臨床心理士の現状

様々な場面で臨床心理士の役割は必要とされ、活動の場も広がってきているのでチャンスは広がってきていると言えます。しかし一方で国家資格ではないため、臨床心理士の資格を取得していてもすぐに就職できるわけではありません。また、就職先も臨時での雇用が多く、正社員での雇用となるとさらに難しくなっています。

臨床心理士の将来性

現在臨床心理士の資格は民間資格となっており、統一されたものがありません。しかし、急速に進む高齢化問題や社会の複雑化によって精神に何かしらの問題を抱える人の急増により、臨床心理士の需要は高まってきており、国家資格化を進めています。心理職の活躍の場も増えてきており、個人開業の臨床心理士も増えてきています。今以上に将来需要が高まってくることが考えられます。

臨床心理士の独立について

精神的に悩みを抱えるクライアントをカウンセリングしながら、より良い方向に導いていくスキルが必要とされますので、ある程度の経験が必要とされます。また、臨床心理士の活躍の場は、学校や福祉施設、介護施設、会社などと多岐にわたります。独立と言ってもどの分野のクライアントを集めるのかをまず考えなければいけません。さらに初対面の方からどのように信頼を獲得して、クライアントを得ていくかが難しくなります。現状問題として、臨床心理士で独立した方の経営モデルが確立していないので、独立の様々な面で考えて、自分で切り開いていく必要があります。

臨床心理士資格を所有している主な著名人

植木理恵・越智啓太・香山リカ・長谷川博・和田秀樹

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