歌手が自費出版する費用とは?インディーズもプロになれるのか

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by ari_na

更新日:2019-09-30

公開日:2019-09-05

CD

歌手を目指している人の数はとても多いですが、全員が全員、望んだ形でデビューすることはできないのが現実です。そこでCDを自費出版する歌手もいますが、費用はいくらくらいなのでしょうか?インディーズの歌手がプロになる道についても見ていきましょう!

       

毎年数多くの歌手がメジャーデビューを果たし、たくさんのヒット曲が生まれています。
しかし、歌手志望の人は多いものの、全員がプロとしてデビューできるわけではなく、中には自らが作ったCDを自費出版する人もいるのです。その場合、費用はいくらほどかかるのでしょうか?

また、インディーズと呼ばれる歌手は、プロなのかもご紹介します!

歌手としてCDを出すには

CD

毎年数多くのヒット曲が誕生する一方で、大勢の新人歌手もデビューを飾ります。
デビュー後、売れるか売れないかは本人次第ではありますが、夢が叶った高揚感と今後への不安など、様々な気持ちが入り混じっていると思われます。

現在はCDが売れない時代だと言われていますが、それでも人気の歌手のものは売れており、新曲も続々とリリースされていきます。

ただ、歌手になることを夢見ている人が多い一方で、全員の夢が叶わないことも現実としてあります。
ですが、プロとしてデビューできなくても、CDを自ら制作することは可能です。

自費出版する

CDをリリースするためには、レコード会社と契約して歌手になることが一般的な道です。
しかし、しょっちゅう開催されるオーディションでも合格するのはほんの一握りであり、なりたいからといってなれる職業ではないことはよく知られています。

そこで、どうしても歌手活動を諦めきれない人や、趣味として歌っていきたいという人には”自費出版”という方法があります。

今回は、CDを自費出版する費用などについてご紹介します!

CDを自費出版するということ

本来、レコード会社からCDをリリースする歌手であれば、制作から宣伝など何から何まで会社が対応してくれます。
しかし、同人音楽としての活動や、プロではない場合、CDを自費出版するという形を取る歌手もいます。

1枚のCDを作るにあたり、いくらほどの費用がかかるのでしょうか?

レコーディングやMix、マスタリングの費用

自費出版をするにあたって初めに行うことは、「レコーディング」です。
これは曲を何曲レコーディングするのかどのようなやり方で行うのか誰に録音してもらうのかによっても金額が変わってきます

歌手自身が一回のレコーディングで納得のいくものが録れるならば、費用はそれほどかからないといえるでしょう。
しかし、せっかく大切なCDに録音する曲ならば一曲一曲を大事に歌いたいですし、納得いくまで録音したいと思うはずです。

録音をゼロから行い、一曲が完成するまでに5〜6時間は必要だと話すプロもいます。

費用の目安として、録音してもらうことは1時間で4,000円から5,000円ほどかかり、1日がかり(8時間から10時間程度)だと40,000円から50,000円ほどが大まかな金額だとされています。

Mixとマスタリングはセットで、一曲あたり25,000円くらいからが費用の目安です。
マスタリングのみの場合は、一曲3,000円から5,000円くらいが相場だとされています。

これらすべてを誰かにお願いするのか、自分でできることはあるのかで、費用はだいぶ変わってくると言えます。

CDのブックレットをデザインする費用

続いては、CDのブックレットをデザインするための費用についてです。
ブックレットとは小冊子のことで、CDの中に入っている厚紙1枚ほどの歌詞カードよりも、さらに豪華なものを指す傾向にあります。

このブックレットをデザインしてもらうと、2ページから4ページほどで40,000円前後の費用がかかります。
プラスで色の本校正などを行なってもらう場合は、追加で15,000円ほどかかるとされており、デザイナーによってはもっと高額になる可能性もあります。

ですが、安価で作業してくれる企業もあるので、こちらも自分が自費出版にかけられる費用と照らし合わせて依頼してみると良いですね。

プレス(ケースや印刷)の費用

これは、CDを何枚制作するかによって当然金額は変わってきます。ただ、枚数が多くなるほど割安になったりもします。

例えば100枚のCDを作るのが55,000円だとしたら、500枚作ると95,000円くらいになります。
ちなみに、実際に安い価格でプレスしてもらった経験がある人の中には「100枚中、1枚は曲が聴けないものが混じっている時がある」と警告する人もいます。

レコード会社が制作したCDも当然100%安心とは言えませんが、自費出版のCDを買ってくれたお客様への信頼にも関わる問題なので、ある程度譲れない部分はしっかりとした価格で行うのが良いでしょう。

このように自費出版でCDを制作するということは、とてもお金と時間と労力がかかります。
自分でできる作業は自分で行なったり、同業の友人が安価で行ってくれるなど安心できる人にお願いできる場合は、そうすることも良いと思います。

インディーズについて

歌手

最後に、インディーズとメジャーの歌手の違いについて見ていきましょう。

一般的に、大きなレコード会社に所属している歌手やバンドは「メジャーデビューしている」とみなされ、インディーズはプロではないアマチュアの人が音楽活動をしていると思われがちです。

ですが、メジャーとインディーズには次のような違いがあるのです。

「所属レーベルが異なる」だけ

実際は、メジャーデビューしている歌手もインディーズの歌手も、どちらもプロなのです。

メジャーの歌手とは、日本レコード協会に入会しているレーベル(メジャーレーベル)に所属しているアーティストのことを指し、インディーズの歌手とは、日本レコード協会に入会していないレーベル(インディーズレーベル)に所属、または自主活動しているアーティストのことを指しています。

レーベルとはCDの製作や販売、流通やプロモーション(広告・宣伝活動)を行ってくれるところです。

自費出版で成功する?

ごく僅かですが、歌手がCDを自費出版して成功した例もあります。

2001年末より同人音楽サークルとして活動を開始した『Sound Horizon(サウンドホライズン)』は、コミックマーケットでCDを発売したことで徐々に知名度を上げ、2004年にメジャーデビューを果たし、大人気となりました。

デビューのチャンスや、売れるきっかけはどこに転がっているか分かりません。
もしも自費出版でCDを制作しようか迷っている人は、少し貯金をすればチャレンジできるような金額なので、思い切って作ってみるのも良いかもしれませんね!

歌手の自費出版についてのまとめ

歌手活動の一つとして、自身の曲が収録されたCDを自費出版するという方法があります。

レコード会社の所属ではないため、レコーディングから宣伝まで自ら行わなくてはならず、より良いものを作ろうと思うほどお金がかかります。
しかし、CDの自費出版がきっかけでプロデビューしたアーティストもいるため、やってみる価値は大きいでしょう。

安価で制作を引き受けてくれる業者もいるので、自分の資金や考え方に合うところでCDを作ることをオススメします。
もしかしたら、あなたの作った一枚のCDで、人生が変わるほど感動する人が出てくるかもしれませんよ。

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