スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの違い・資格取得・やりがいは?徹底分析

masman

by risakamata

更新日:2019-05-02

公開日:2018-11-19

スクールソーシャルワーカー

スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの違いは?お仕事内容の違いや資格取得方法、通信でも取得できるのか。気になるお給料の比較も。それぞれのやりがい、将来性についても徹底分析。教育業界目指す人は必見です。


近年のいじめ・不登校児童生徒の増加問題により校内でのカウンセリングの需要が増え、スクールカウンセラーの全公立学校の配置化、スクールソーシャルワーカ―の必要性が高まってきました。

スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの違い、お仕事内容はそもそも何でしょうか?資格はどうやって取れるの?それぞれのやりがいは?
そんな疑問にお答えします。

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スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの違いって?

スクールソーシャルワーカー

いじめ問題、不登校問題、非行等の教育問題が複雑化しており、学校や教員だけで対処しきれません。
そのような教育問題を解決するために、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーという仕事が始まりました。

スクールカウンセラーのお仕事

スクールカウンセラーは、生徒の心の問題に耳を傾けて解決するお仕事です。

児童生徒の心の問題、悩みに対して、臨床心理の専門的知識から対処をするお仕事であり、スクールカウンセラーという仕事を持つ人の8割以上が臨床心理士という資格を持っています。

〇主な仕事内容


児童生徒への相談・助言
教職員への助言・相談・協議
保護者や関係機関との連携
研修やストレスマネジメント等予防的対応

スクールカウンセラーは非常勤として週2日ほど学校に駐在し、いじめに遭っている生徒や不登校生徒などの心の闇に向かい合います。
問題解決のために教員や保護者、関係機関との連携しつつ子どもの悩みを解決します。

スクールソーシャルワーカーのお仕事

スクールソーシャルワーカーは悩みを抱えている生徒の取り巻く周りの環境を整える役割を担っています。

学校や教育事務所を中心として、児童相談所や医療機関、行政など協力して生徒の問題を解決する福祉専門職でもあります。

〇主な仕事内容

家庭環境についてのヒアリング
保護者に経済状況・社会保障・生活保護などの相談
教職員や関係機関との連携

例えば、学校に来ておらず不登校気味になっている生徒がいます。もしかしたら両親が働けない状況にあるから、学校にも行けないかもしれません。
貧困家庭であれば生活保護を勧める等、スクールソーシャルワーカーは社会的に環境を整備することを手助けをすることが出来ます。

それぞれのお仕事の連携はあるの?

スクールカウンセラーや教員などから、家庭的に環境の面で問題を抱えている生徒の相談を受け、学校に派遣される形でスクールソーシャルワーカーが解決の手立てをします。
それぞれの仕事の役割を分かった上で、生徒の問題を心理的・環境的な面でアプローチするのがお互いの役割になります。

スクールソーシャルワーカーの資格取得

スクールソーシャルワーカーとしての資格があるわけではありません。
スクールソーシャルワーカーは主に社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持っている方が多いです。
では、社会福祉士にはなるには?を見ていきましょう。

スクールカウンセラーになるには?はこちらから→資格広場

また、通信講座などで心理カウンセラーの講座を受講するという方法もあります。

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スクールソーシャルワーカーの代表的な資格:社会福祉士

ソーシャルワーカー

出典:一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟

福祉系の4年生の大学や専門学校もしくは養成施設などで社会福祉士として必要な知識を学び、社会福祉士の国家試験を合格した後、日本ソーシャル教育学校連盟が認定するスクールソーシャルワーク教育課程を修了します。
社会福祉士やスクールソーシャルワーカーは、知識も必要ですが現場での実務の経験も必要になります。

社会福祉士の国家試験の合格率は例年30%弱。1年に1回2月上旬実施。

スクールソーシャルワーカーの代表的な資格:精神保健福祉士

スクールソーシャルワーカー

出典:Benesseマナビジョン

精神保健福祉士になるには、福祉系の4年制大学や専門学校で国家試験に必要な指定科目を学び、国家試験に合格するということが一般的なようです。

精神保健福祉士の国家試験の合格率は約60%前後。1年に1回2月上旬実施。

通信でもスクールソーシャルワーカーになれるの?

スクールソーシャルワーカーになる社会福祉士や精神保健福祉士は通信過程で必要科目を学ぶことが出来ます。
1年以上必要科目を学んだあと、それぞれの国家試験を受験することが出来ます。

スクールソーシャルワーカーの就職先、求人情報はどこに?

スクールソーシャルワーカーの就職先は、それぞれの自治体になります。
求人は各自治体のホームページや、日本ソーシャルワーク教育学校連盟のホームページから参照すると良いでしょう。

勤務形態は非常勤が多いですが、これからの予算措置や人材育成によっては常勤の自治体の嘱託社員も期待できるでしょう。

スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーのお給料の違い

どちらとも非常勤という雇用形態が多いですが、気になるそれぞれの給料をまとめました。
給料は自治体によって異なりますので、求人は各自治体のホームページでご覧ください。

スクールカウンセラーのお給料

時給3000円~5000円

1日4時間勤務 週2回もしくは
1日8時間勤務 週1回 非常勤勤務
時として、複数の学校を受け持つこともあるそうです。

スクールソーシャルワーカーのお給料

時給2500~5000円
1日7時間勤務 週1回または週2回 非常勤勤務

月給約20万円
1日7時間勤務 週4回 自治体からの嘱託職員として

それぞれの将来性・やりがい

スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーのお仕事はそれぞれ違いますが、どちらとも「子どもの成長のために」というのは違いありません。
それぞれのやりがい、将来性についてまとめました。

現状・将来性

スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは雇用形態としては非常勤勤務で1年契約が多く、一つの仕事で生計を立てるにはなかなか大変ではあります。
仕事を掛け持ちをしていたり、勤務校を掛け持ちしていたりするようです。

ですが、文部科学省は全公立中学校にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを配置する方針を掲げ、予算の整備も徐々に整ってきているようです。

現状の深刻化している教育問題を解決するには、重要な職業であります。

やりがい

スクールカウンセラーは子どもの心の問題を解決するために、スクールソーシャルワーカーは子どもの取り巻く環境の問題を解決するために、尽力するお仕事であります。

「子どもたちの話を直接聞き、子どもたちの側で支える。」
様々な悩みを抱えた子どもたちにとっても、話をちゃんと聞いてくれる専門的な知識を持った大人がいることで、安心することが出来ますし、笑顔を取り戻すことも出来るでしょう。
子どもたちの成長を共に応援することが出来るのはこれらのお仕事のやりがいでもあります。

まとめ

スクールソーシャルワーカー

近年、教育問題が深刻化・複雑化してきています。また教員が多忙のなか、子どもたちの悩みに耳を傾けるのは大変なことでしょう。

ですがスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは、専門的な知識を持ってその子どもたちの悩みに耳を傾け、対処することが出来るお仕事であります。

「子どもたちの成長のために働きたい。」そのように考えている人は向いていると思います。

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