陸上無線技術士1級の合格率や試験の難易度についてご紹介

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by MATSUZAWA

更新日:2019-06-17

公開日:2019-06-17

陸上無線技術士

今回は陸上無線技術士について、1級の試験の合格率や試験の難易度についてまとめました。そもそも陸上無線技術士とはどんな職業なのか、また将来なることを目指している方は必見です。

       

皆さんは陸上無線技術士という職業を知っていますか?

普段あまり耳にしませんが、陸上無線技術士はテレビ局やラジオ局、その他電波法に定められている放送局において、無線設備の操作やメンテナンスを行う職業です。

そこで、陸上無線技術士1級の資格試験の概要や難易度、合格率について紹介します。

ぜひ参考にしてください。

陸上無線技術士とは?

陸上無線技術士

陸上無線技術士とは、あらゆる職種において必要となる無線通信の操作のプロフェッショナルです。

私達の生活に非常な身近な無線通信の例としては、インターネットや通話、テレビやラジオ、スマホなどが挙げられますが、それらを実際に使用するためには通信機器の周波数や電波というものを適性な数値に合わせたり管理を行う必要があるのです。

普段私達一般人は普段から当たり前のよう通信機器や通信サービスを利用していますが、何不自由なく快適にそれらが使えるのは陸上無線技術士のおかげなのです。

陸上無線技術士の主な職場はテレビ局やラジオ局、通信会社など電波法に定められている通信関連会社の他にも、気象庁や航空会社、警視庁などが挙げられます。

陸上無線技術士の仕事内容

陸上無線技術士の主な仕事内容はテレビ局やラジオ局など各勤務先における無線通信時の通信機材や設備、通信機器の操作です。

また、それらの通信機材を常に正常に使用するための調整や維持、メンテナンスなどを行うこともあります。

これらの通信機器を扱っている会社や組織は必ず一定数の陸上無線技術士を雇うことを義務付けられていることから、非常に需要がある職業であり活躍できる場もたくさんあります。

陸上無線技術士の階級

陸上無線技術士には2級・1級という2つの階級があり、階級によって扱える機器や業務の内容が異なります。

2級の場合、空中線電力2kW以下の無線設備、無線航行局の無線設備で960MOSHz以上の周波数の電波を使用するものを扱うことになります。

一方1級では、無線設備全般の技術操作、第四級アマチュア無線技士の操作の範囲に属する操作となります。

素人にとっては理解が難しいですが、簡単に言うと、2級では周波数や電波など一定制限のある通信機器を扱うことになりますが、1級では基本的に制限なしで通信機器全般の操作を行います。

陸上無線技術士になるには?1級・2級試験の難易度や合格率

陸上無線技術士とはどんな職業なのか、また陸上無線技術士1級・陸上無線技術士2級それぞれの役割について理解して頂けたでしょうか。

皆さんの中には将来実際に陸上無線技術士を目指している方もいると思います。

それでは、陸上無線技術士になるための具体的な方法や試験の難易度、合格率について一緒に見ていきましょう。

陸上無線技術士になるには国家資格の取得が必須!

陸上無線技術士になるには日本無線協会が実施している国家試験に合格する必要があります。

国家試験は1級・2級いずれも年に2回、それぞれ2日間のスケジュールで行われ、全国の主要都市で受験することができます。

受験資格は特に設けられていないため、学歴、年齢問わず興味のある方なら誰でも受験可能です。

実際の試験は、① 無線工学の基礎、② 法規、③ 無線工学A、④ 無線工学Bの4科目から出題され、2級の場合は高卒・短大卒レベル、1級の場合は大卒レベルとなっております。

各科目の試験時間はそれぞれ2時間半となっているため、非常に長丁場となる試験です。

陸上無線技術士国家試験の合格率や難易度

陸上無線技術士国家試験の合格基準は各科目において6〜7割以上取得しつつ、総得点の7割以上程度で合格となります。

試験の合格率は陸上無線技術士1級で25.4%、陸上無線技術士2級で25.4%程となっているため、他の国家試験に比べるとそれほど難易度の高い試験ではありません。

そのため、専門学校や資格学校に通わなくても独学で目指せる資格となっており、実際に独学で資格試験に合格した人も多数存在します。

しかし、各科目2時間半ある試験において非常に幅広い専門知識が問われることから、時間を意識しつつ着実に問題を解いていく力も合格には必要とされます。

陸上無線技術士の適性や仕事の苦労、やりがい

陸上無線技術士

それでは、実際に陸上無線技術者として働く上で必要な適性や仕事の苦労、やりがいについて見ていきましょう。

一歩間違えば大混乱を巻き起こすことも

社会のあらゆるサービスや技術というのは無線通信によって支えられており、普段私達がインターネットや通話、テレビなどを利用できるのも安定した無線通信があるからです。

そのため、陸上無線通信技術士が業務において少しでも操作ミスをしてしまうと、通信機器等が使えなくなることによってあらゆる公共サービスがストップしてしまい社会全体が大混乱になってしまう恐れがあります。

つまり、陸上無線技術者として働く上では専門的なスキルや知識は当然のこと、大変大きな責任を担っているという自覚を保つ必要があるのです。

自然災害等によって業務が多忙化することがある

公共の通信サービスをストップさせてしまう要因は人為的なものの他に自然災害も可能性としてあり得ます。

例えば、台風や地震などの自然災害によって電波を受信するためのアンテナや通信機器が損傷を受けると、インターネットや電気、といったインフラが一時的にストップしてしまいます。

その際には、たとえ業務時間外であっても陸上無線技術士が復興に当たるため、その点において苦労を感じることもあります。

また一方で、陸上無線技術士は決して表立った仕事は行いませんが、私達が快適に通信サービスを利用するための貢献を行う職業であるということに誇りを感じることができ、それが仕事に対するやりがいにつながります。

陸上無線技術士1級の合格率や難易度まとめ

陸上無線技術士はテレビ局やラジオ局、その他通信関連組織において通信機器の操作や管理を行う非常に専門性の高い職業となっています。

国家試験の難易度は決してハイレベルなものではありませんが、1級に関しては特に専門性の高い知識が問われるため、取得を目指している方は十分に対策を行い試験に臨みましょう。

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