高卒認定は大学に行く時に不利なのか?奨学金や就職の詳細も

masman

by ari_na

更新日:2019-08-29

公開日:2019-08-29

勉強

高校中退や家庭の事情で中学校を卒業と同時に働き始めた人など、様々な理由で中卒の人がいます。もしも高卒以上が受験資格の専門学校や大学に進学したい場合、高卒認定を受けてみましょう!何か不利なことがあるのか、就職や奨学金についても見てみましょう!

       

中学校を卒業後、すぐさま社会に出て働き始めた人や、高校に進学したものの中退してしまった人など、様々な理由で最終学歴が中卒の方が多くいます。
そのような方がもしも大学などを受験したくなった場合、”高卒認定”を受けることをオススメします!

この高卒認定の資格を取得するにあたり、大学受験で不利になるようなことはあるのでしょうか?奨学金や、就職についてもご紹介します!

高卒認定で大学へ行こう!

大学

中学校を卒業後、全員が全員、高校へ進学するわけではありません。
家庭の事情により、すぐさま社会に出て働きはじめる人もいれば、進学したものの中退してしまう人もいます。

このように最終学歴が中卒のままだったとしても、何らかのきっかけにより「大学へ行きたい!」「専門学校などに進学したい!」との夢や目標を抱いている人は大勢いるはずです。

今回は、大学に行きたい時にどうすれば良いのか、どうすることがオススメなのかをご紹介します!

高卒認定とは?

そこでご紹介したいのが、”高卒認定”を受けるという方法です。
高卒認定とは、正式名称を『高等学校卒業程度認定試験』といい、国家資格の一つに分類されます。

高卒認定は、高校に通って取得する”高校卒業資格”と混同されがちですが、まったくの別物です。

高卒認定は「高等学校を卒業した者と同等以上の学力がある」ことを証明するための試験なので、学力勝負です。
仕事をしながら高卒認定を取得したい方にもピッタリで、国家資格でありながら難易度もそれほど高くありません。

高卒認定試験はどんなことをする?

それでは、実際に高卒認定試験はどのようなことをするのでしょうか?

高卒認定は16歳以上であれば誰でも受験することができ、1年に2回開催され、8月と11月に行われます。
結果はおよそ1ヶ月後に通知が発送されます。

8科目に合格する

高卒認定試験は、4つの解答の中から正解を選ぶマークシート方式が基本的な出題の形式となっています。

一度に8つの科目を受験すると言われると、プレッシャーを感じたり、仕事などの都合上どうしても難しいという方もいらっしゃることでしょう。
ですが、高卒認定は一度に8科目のすべてに合格しなくてもOKなのです!

合格した科目は「科目合格」となり、次の試験からは免除されます。
試験を8月と11月に分けて受験することもできますし、別の年度になってから受験することも可能です。これなら無理なく勉強ができますね。

高卒認定は大学受験や就職の時に不利なのか?

図書館

高卒認定の資格を取得するにあたり、子どもの将来を心配する保護者の方の中には、大学受験や就職の際に「不利になるのでは」と心配されている方も多いようです。

すべての物事にはメリットとデメリットがあり、100%良いことだけがあるとは限らないものです。
ですが、高卒認定で何らかの不利な状況に遭遇する可能性がある場合、知っておいて損はありません。

どう判断するかは自分次第ですが、主に次のような点は注意が必要となります。

高校を卒業したことにはならない

前述した「高校卒業資格とは別物」と重なる部分ですが、高卒認定の資格を持っていても「高等学校を卒業した」ことにはなりません。
意外に感じるかもしれませんが、あくまでも高校を卒業した人と同じくらいの学力があることを証明しているだけであって、実際に高校には通っていないので最終学歴は中学卒業となります。

ですが、高卒認定を取得して大学に進学し、無事に卒業できた場合は最終学歴が「大学卒業」になります。

どうしても「高校を卒業したという資格が欲しい」場合は、高卒認定ではなく「高校卒業資格」を取得することをオススメします。

大学の判断

ちなみに大学を受験する場合、大学側が高卒認定をどう判断するかは学校によっても違います。

面接の時に履歴書を見た面接官から、「なぜ高校には進学しなかったのか(or中退したのか)」「これまでどのようなことをしてきたのか」「なぜ高卒認定を取得したのか」など根掘り葉掘り聞かれる可能性は十分にあります。
もちろん、これは嫌味や好奇心で聞いているわけではなく、高卒認定を取得して大学受験を目指すに至った経緯や理由を聞き、しっかりと答えられるかを見るためです。

聞かれても別に困らない人は良いですが、正直言って「そんなこと聞かないでくれよ…」と思うこともあるでしょうし、答えたくないこともあるでしょう。
無理に本当のことを全部話すのではなく、答えられるものは答え、あとは「自分はこういう目標を持って大学に進学したいと思った」「大学に入学できたら、こういう勉強に打ち込んで将来はこうなりたい」と明確に答えられるようにしておくと良いですね。

学生のこれまでの経歴を気にしない大学だったり、面接がなく学力試験のみの大学であればさほど問題はありません。
大学を受験する場合、絶対に高卒認定が不利だとは言い切れませんが、少なくともなぜ高校を卒業していないのかは聞かれる可能性が高いということは覚えておきましょう。

企業の判断

続いて、就職する場合です。

こちらも大学と同様に、必ずしも高卒認定が不利になるとは言い切れません。
ですが、学歴や経歴を重視するタイプの会社だった場合は多少の誤解や偏見がある可能性は捨てきれません。

上記は中卒だった場合の話ですが、高卒認定を受けて大学まで卒業している人は最終学歴が大卒になるため、就職先も多く選べ、面接などでも大学でどのようなことに励んできたかなどを中心に聞かれるでしょう。

奨学金は受け取れるのか?

家庭の経済事情により、進学することが困難な学生のためにあるのが”奨学金”です。

高卒認定を受けた人が専門学校や大学への進学を希望する場合、奨学金をもらうことはできるのでしょうか?

奨学金は申請できる

高卒認定の資格を取得している人は、手続きをしたうえで奨学金を受け取ることが可能です。

奨学金には返済不要のものと、返済するものの2パターンがありますが、まずは審査を受けてみるところからスタートしてみましょう。

例え審査に落ちてしまったとしても、国公立の大学は授業料の割引があったり、学校独自の奨学金や、UターンやIターンで就職することを条件に奨学金を支給する都道府県や地方自治体もあるので、ぜひチェックしておくことをオススメします。

高卒認定と大学についてのまとめ

高校を卒業していなくとも、高卒認定を受けて専門学校や大学へ進学することは可能です。
審査に通れば奨学金を受け取ることもできるので、中卒だからといって嘆く必要は一切ありません。

ただし、大学受験や就職する際は、面接において「なぜ高校を卒業していないのか」「なぜ高卒認定を取ったのか」などを質問される可能性はあります。
本人の学歴や経歴を気にしない大学や企業もありますが、聞かれた場合に備えてしっかりと答えられるように準備しておきましょう。

皆さんのたくさんの夢や目標が、高卒認定を取得することによって広がりますように!!

コメントを残す

*

*